メインコンテンツまでスキップ

機能

ThinkEdge SE350 V2 の設計においては、パフォーマンス、使いやすさ、信頼性、および拡張機能などが重要な考慮事項でした。これらの設計機能を用いることで、現在のニーズに応じてシステム・ハードウェアをカスタマイズしたり、将来に備えて柔軟性の高い機能拡張を準備したりすることができます。

ThinkEdge SE350 V2 は、次の機能とテクノロジーを実装しています。
  • Features on Demand

    サーバーまたはサーバー内に取り付けたオプション・デバイスに Features on Demand 機能が組み込まれている場合、アクティベーション・キーを注文して機能をアクティブ化することができます。Features on Demand の詳細については、以下を参照してください。

    Lenovo Features on Demand Web サイト

  • Lenovo XClarity Controller (XCC)

    Lenovo XClarity Controller は、Lenovo ThinkEdge サーバー・ハードウェア用の共通管理コントローラーです。Lenovo XClarity Controller は、複数の管理機能を、サーバーのシステム・ボードにある単一のチップに統合します。Lenovo XClarity Controller に固有の機能として、パフォーマンスの改善、リモート・ビデオの解像度の向上、およびセキュリティー・オプションの強化が挙げられます。

    ThinkEdge SE350 V2 は、Lenovo XClarity Controller 2 (XCC2) をサポートします。Lenovo XClarity Controller 2 (XCC2) の追加情報については、Lenovo XClarity Controller ポータル・ページ を参照してください。

  • UEFI 準拠のサーバー・ファームウェア

    Lenovo ThinkEdge ファームウェアは、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) に対応しています。UEFI は、BIOS に代わるものであり、オペレーティング・システム、プラットフォーム・ファームウェア、外部デバイス間の標準インターフェースを定義します。

    Lenovo ThinkEdge サーバーは、UEFI 準拠オペレーティング・システム、BIOS ベースのオペレーティング・システム、および BIOS ベースのアダプターのほか、UEFI 準拠アダプターをブートすることができます。

    このサーバーでは、ディスク・オペレーティング・システム (DOS) はサポートされていません。
  • 大容量のシステム・メモリー

    サーバーは、エラー訂正コード (ECC) 付きの SDRAM registered デュアル・インライン・メモリー・モジュール (RDIMM) をサポートします。固有のメモリーのタイプおよび最大容量について詳しくは、技術仕様を参照してください。

  • 内蔵ネットワーク・サポート

    ThinkEdge SE350 V2 は、I/O モジュール・ボードの 2 つのオプションのいずれかを介してネットワークを提供します。
    1. 10/25GbE I/O モジュール・ボード: 4 個の 10/25GbE SFP28 コネクターと 2 個の 2.5GbE RJ-45 コネクター を搭載

    2. 1GbE I/O モジュール・ボード: 4 個の 1GbE RJ-45 コネクターと 2 個の 2.5GbE RJ-45 コネクター を搭載

  • 大規模データ・ストレージ容量およびホット・スワップ機能

    ThinkEdge SE350 V2 は、最大 2 台の 15mm NVMe ホット・スワップ・ドライブ、あるいは 4 台の 7mm SATA または NVMe ホット・スワップ・ドライブをサポートします。ホット・スワップ機能により、サーバーの電源をオフにしなくても、ソリッド・ステート・ドライブの追加、取り外し、交換ができるようになります。

  • Lenovo Service Information Web サイトへのモバイル・アクセス

    ThinkEdge SE350 V2 では、サーバーのカバーにあるシステム・サービス・ラベルに QR コードが記載されています。モバイル・デバイスの QR コード・リーダーとスキャナーを使用してこのコードをスキャンすると、Lenovo Service Information Web サイトにすぐにアクセスすることができます。Lenovo Service Information Web サイトでは、追加情報として部品の取り付けや交換用のビデオ、およびサーバー・サポートのためのエラー・コードが提供されます。

  • Active Energy Manager

    Lenovo XClarity Energy Manager は、データ・センターの電源および温度管理ソリューションで使用するツールです。Lenovo XClarity Energy Manager を使用すると、コンバージド、NeXtScale、System x、および ThinkServer サーバーの電力使用量と温度を監視および管理し、エネルギー効率を向上させることができます。

  • 冗長ネットワーク接続

    Lenovo XClarity Controller を使用すると、適用可能なアプリケーションがインストールされている冗長イーサネット接続にフェイルオーバー機能が提供されます。プライマリー・イーサネット接続に問題が発生すると、このプライマリー接続に関連するすべてのイーサネット・トラフィックは、オプションの冗長イーサネット接続に自動的に切り替えられます。適切なデバイス・ドライバーをインストールすると、この切り替えはデータ損失なく、ユーザーの介入なしで実行されます。

  • リダンダント冷却およびオプションの電源機能

    ThinkEdge SE350 V2 は最大 2 個の 300 ワット・ホット・スワップ電源アダプターまたは直接 DC 電源と 3 個の内蔵ファンをサポートします。これらにより、標準的な構成に対して冗長性が提供されます。サーバー内のファンのリダンダント冷却により、ファンの 1 つに障害が起きても、サーバーの操作を続行できます。

  • ThinkSystem RAID のサポート

    ThinkEdge SE350 V2 は、構成を形成するためのソフトウェア RAID (新磁気ディスク制御機構) を提供します。ソフトウェア RAID コントローラーは、RAID レベル 0、1、5、10 をサポートしています。

  • 内蔵 Trusted Platform Module (TPM)

    この内蔵セキュリティー・チップは、暗号機能を実行し、セキュアな秘密鍵と公開鍵を保管します。これは Trusted Computing Group (TCG) 仕様に対するハードウェア・サポートを提供します。

  • ロータッチ・デプロイメント

    ロータッチ・デプロイメント・ソフトウェアにより、リモート・デプロイメントが可能です。特に、認定外のキャリアによって、認定を受けた担当者が不在のリモート環境にサーバーをトランスポートして、リモート・デプロイメントを行う場合に使用できます。