内部パワー・サプライ・ユニット (AC PMB) の取り付け

内部パワー・サプライ・ユニット (AC PMB) を取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

S001

危険

危険

電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電流は危険です。

感電を防ぐために次の事項を守ってください。

• すべての電源コードは、正しく配線され接地された電源コンセントまたは電源に接続してください。
• ご使用の製品に接続するすべての装置は、正しく配線されたコンセントまたは電源に接続してください。
• 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
• 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電源もオンにしないでください。
• デバイスに複数の電源コードが使用されている場合があるので、デバイスから完全に電気を取り除くため、すべての電源コードが電源から切り離されていることを確認してください。

S002

注意

装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。

S033

注意

危険な電力が存在します。金属とショートさせると熱を発生し、金属の飛散、やけど、またはその両方を引き起こす可能性のある危険な電力の電圧です。

このタスクについて

重要

• 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

• コンポーネントが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属面に接触させてから、コンポーネントをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。

手順

1. 前面オペレーター・パネルと背面オペレーター・パネルの間の信号ケーブルは、必ずシャーシの外側に配置してください。
   図 1. 信号ケーブルの配置
   
   
2. 固定パワー・サプライ・ユニットを取り付けます。
   1. PMB LED ケーブルを内部パワー・サプライ・ユニットに接続します。
   2. PIB モジュールからの電源ケーブルを内部パワー・サプライ・ユニットに接続します。
   3. 内部パワー・サプライ・ユニットをシステム・ボード上のバスバーの位置に合わせます。次に、内部パワー・サプライ・ユニットをしっかり固定されるまで下げます。
   重要

   図に示されているように、バスバーが内部パワー・サプライ・ユニットの穴に固定されていることを確認します。必要に応じて、図に示されているように青いタッチ・ポイントを押します。

   図 2. 内部パワー・サプライ・ユニットの取り付け
   
   

   注

   • プル・テープが曲がったり覆われたりしないようにしてください。プル・テープが内部パワー・サプライ・ユニットの上側にあることを確認します。

3. 内部パワー・サプライ・ユニットの前面にある 2 本のねじを締めます。
   図 3. ねじを締める
   
   
4. PIB モジュールの接地用ケーブルを接続します。
   1. 接地用ケーブル 1 を 1 本のねじでシャーシに固定します。
      注

      接地用ケーブルをシャーシに接続するときは、必ず接地用ケーブルをオペレーター・パネルの信号ケーブルの上に配置してください。
   2. 接地用ケーブル 2 を 1 本のねじで内部パワー・サプライに固定します。
   図 4. 接地用ケーブルの接続