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前面図

このセクションでは、サーバー前面のコントロール、LED、およびコネクターに関する情報が記載されています。

図 1. 前面図

表 1. 前面図のコンポーネント
1 PCIe ライザー 17 USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) Type-A コネクター
2 PCIe ライザー 28 XCC システム管理ポート
3 前面ドライブ・ベイ9 USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) Type-C コネクター (ディスプレイ・サポート付き)
4 パワー・サプライ・ユニット・ベイ10 外部診断ハンドセット・コネクター
5 接地ポイント11 OCP 3.0 モジュール
6 Lenovo XClarity Controller 管理付き USB 2.0 Type-A コネクター12システム・ボタンと LED

1/2 PCIe ライザー・アセンブリー​

PCIe アダプターをライザー・アセンブリーに取り付けます。PCIe ライザー・アセンブリーに対応する PCIe スロットについては、次の表を参照してください。

注
x16 PCIe アダプターが x8 レーン PCIe スロットに取り付けられている場合は、パフォーマンスが低下する場合があります。
表 2. PCIe ライザー・アセンブリーおよび対応するスロット
PCIe ライザー・アセンブリーPCIe スロット (上から下)
1 PCIe ライザー 1

  • スロット 3: x16 (Gen5 x16 レーン)

  • スロット 4: x16 (Gen4 x8 レーン)

  • スロット 5: x16 (Gen4 x8 レーン)

注
  • シリアル・ポート・モジュールが取り付け済みである場合、スロット 5 はサポートされません。
  • ダブル・ワイド GPU がスロット 3 に取り付け済みである場合、スロット 4 はサポートされません。
2 PCIe ライザー 2
注
PCIe ライザー 2 はオプションです。PCIe ライザー 2 がないモデルには、ライザー・ブランク・フィラーが付いています。

  • スロット 6: x16 (Gen4 x8 レーン)

  • スロット 7: x16 (Gen5 x16 レーン)

  • スロット 8: x16 (Gen4 x8 レーン)

注
  • スロット 6 およびスロット 8 は、以下の構成ではサポートされません。
    • システム・ボードに接続する前面 SATA ドライブ・バックプレーンおよび内部 NVMe ドライブ・バックプレーン
    • システム・ボードに接続する前面 NVMe ドライブ・バックプレーンおよび内部 NVMe ドライブ・バックプレーン
  • ダブル・ワイド GPU がスロット 7 に取り付け済みである場合、スロット 6 はサポートされません。

3 前面ドライブ・ベイ (ベイ 0 ～ 3)​

これらのベイに 2.5 型ドライブを取り付けます。詳細については、前面ホット・スワップ・ドライブの取り付けを参照してください。

4パワー・サプライ・ユニット・ベイ (PSU 1 ～ 2)​

パワー・サプライ・ユニットをこれらのベイに取り付け、電源コードをパワー・サプライ・ユニットに接続します。電源コードが正しく接続されていることを確認します。SE455 V3 は、以下のタイプのパワー・サプライをサポートします。

  • 1800 ワット・プラチナ、入力電源 230 VAC

  • 1100 ワット・チタン、入力電源 230 VAC

  • 1100 ワット・プラチナ、入力電源 115 ～ 230 VAC

  • 1100 ワット - 48V DC 電源パワー・サプライ・ユニット

パワー・サプライ LED の詳細については、パワー・サプライ LED を参照してください。

5 接地ポイント​

ねじ付きスタッドに接地ワイヤーを接続します。

6 Lenovo XClarity Controller 管理付き USB 2.0 Type-A コネクター​

Lenovo XClarity Controller への接続は、主に Lenovo XClarity Controller モバイル・アプリを実行する、モバイルデバイスのユーザー向けに意図されています。モバイル・デバイスがこの USB ポートに接続されると、デバイスおよび Lenovo XClarity Controller 上で実行されているモバイル・アプリケーションとの間に USB を介したイーサネット接続が確立されます。

1 つのモードのみサポートされます。

  • BMC 専用モード

    このモードでは、USB ポートは常に Lenovo XClarity Controller にのみ接続されます。

7 USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) Type-A コネクター (USB ポート 1 ～ 2)​

マウス、キーボード、その他のデバイスなどの USB デバイスは、これらのコネクターのいずれかに接続されます。

8 XCC システム管理ポート (1GbE RJ-45)​

サーバーには、Lenovo XClarity Controller (XCC) 機能専用の 1GbE RJ-45 コネクターがあります。システム管理ポートを介して、イーサネット・ケーブルを使用してラップトップを管理ポートに接続し、Lenovo XClarity Controllerに直接アクセスできます。サーバーのデフォルト設定と同じネットワークになるように、ラップトップの IP 設定を変更してください。専用の管理ネットワークは、管理ネットワーク・トラフィックを実動ネットワークから物理的に分離することによってセキュリティーを強化します。

詳しくは、以下を参照してください。
注
標準の 1000 Mbps データ転送速度に加えて、XCC システム管理ポートは、10 Mbps、100 Mbps の速度もサポートします。

9 USB 3.2 Gen 1 (5 Gbps) Type-C コネクター (ディスプレイ・サポート付き) (USB ポート 3)​

マウス、キーボード、モニター、その他のデバイスなどの USB デバイスは、このコネクターのいずれかに接続されます。このコネクターはディスプレイをサポートします。

10 外部診断ハンドセット・コネクター​

外部診断ハンドセットをこのコネクターに接続します。詳細については、外部診断ハンドセットを参照してください。

11 OCP 3.0 モジュール (スロット 9)​

スロット 9 は NC-SI サポート付きです。

システムは、ネットワーク接続用に 2 ポートまたは 4 ポート OCP モジュールをサポートすることができます。ポート番号は以下の図に示されています。
図 2. ポート番号 — 2 ポート OCP モジュール
Port numbering — 2-port OCP 3.0 Ethernet adapter
図 3. ポート番号 — 4 ポート OCP 3.0 モジュール
Port numbering — 4-port OCP 3.0 Ethernet adapter

12 システム・ボタンと LED​

ボタンと LED には、コントロールとシステム・ステータスが備わっています。この領域には、以下のボタンと LED があります。

  • 電源状況 LED (緑色) 付き電源ボタン

  • セキュリティー LED (緑色)

  • NMI ボタン

    このボタンを押すと、プロセッサーにマスク不能割り込みを強制します。ボタンを押すには、ペンまたは真っすぐに伸ばしたペーパー・クリップの先を使用することが必要な場合があります。このボタンを使用して、ブルー・スクリーン・メモリー・ダンプを強制することも可能です。このボタンは、Lenovo サポートから指示があった場合にのみ使用してください。

  • ネットワーク活動 LED (緑色)

  • システム ID ボタンとシステム ID LED (青色)

  • システム・エラー LED (黄色)

詳細については、前面 LED を参照してください。

前面 I/O フィラー​

コネクターが使用されていない場合は、I/O フィラーを取り付けます。フィラーを適切に保護しないと、コネクターが破損する場合があります。

図 4. 前面 I/O フィラー

1 セキュリティー・ベゼル・スロット・フィラー (x2)4 RJ-45 フィラー (x1)
2 外部診断ハンドセット・コネクター・フィラー (x1)5 USB Type-A フィラー (x3)
3 USB Type-C フィラー (x1)