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環境仕様

サーバーの環境仕様の要約です。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。

音響放出ノイズ
このサーバーの公称音響放出ノイズは次のとおりです。
  • 音響出力レベル (LWAd)
    • アイドリング:
      • 最小: 5.5 ベル
      • GPU リッチ: 5.5 ベル
      • ストレージ・リッチ: 5.8 ベル
    • オペレーティング・プロファイル 1:
      • 最小: 5.5 ベル
      • GPU リッチ: 5.5 ベル
      • ストレージ・リッチ: 5.8 ベル
    • オペレーティング・プロファイル 2:
      • 最小: 5.5 ベル
      • GPU リッチ: 7.4 ベル
      • ストレージ・リッチ: 6.0 ベル
  • 音圧レベル (LpAm):
    • アイドリング:
      • 最小: 39.0 dBA
      • GPU リッチ: 39.0 dBA
      • ストレージ・リッチ: 42.8 dBA
    • オペレーティング・プロファイル 1:
      • 最小: 39.0 dBA
      • GPU リッチ: 39.0 dBA
      • ストレージ・リッチ: 42.8 dBA
    • オペレーティング・プロファイル 2:
      • 最小: 39.0 dBA
      • GPU リッチ: 58.2 dBA
      • ストレージ・リッチ: 44.6 dBA
  • これら音響レベルは、管理された音響環境のもとで、ISO 7779 の規定の手順に従って測定されたもので、ISO 9296 に従って報告されています。オペレーティング・プロファイル 1 は 50% CPU TDP で表されます。オペレーティング・プロファイル 2 は、100% CPU TDP または 70%/30% ストレージ書き込み/読み取りまたは 100% GPU で表されます。
  • 検証された音響サウンド・レベルは、指定された構成に基づいているため、構成と状況によって変化する場合があります。
    • 最小: 1x AMD EPYC 8024P (8 コア、90W) CPU、1x 2U ヒートシンク、4x ThinkSystem 32GB TruDDR5 4800MHz (2Rx8) RDIMM、1x ThinkSystem Intel X710-T2L 10GBASE-T 2 ポート OCP イーサネット・アダプター、2x 5400 Pro 2280 M.2 SATA SSD 960GB ブート・ドライブ (1x M.2 RAID 用 ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb アダプター付き)、4x ThinkSystem 2.5 型 5400 MAX 3.84TB 混合使用 SATA 6Gb HS SSD データ・ドライブ (1x SATA RAID 用 ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb アダプター付き)、2x AC PSU 1100W
    • GPU リッチ: 1x AMD EPYC 8224P (24 コア、160W) CPU、1x 2U ヒートシンク、4x ThinkSystem 32GB TruDDR5 4800MHz (2Rx8) RDIMM、1x ThinkSystem Intel X710-T2L 10GBASE-T 2 ポート OCP イーサネット・アダプター、2x 5400 Pro 2280 M.2 SATA SSD 960GB ブート・ドライブ (1x M.2 RAID 用 ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb アダプター付き)、4x ThinkSystem 2.5 型 5400 MAX 3.84TB 混合使用 SATA 6Gb HS SSD データ・ドライブ (1x SATA RAID 用 ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb アダプター)、4x ThinkSystem NVIDIA L4 24GB PCIe Gen4 パッシブ GPU、2x AC PSU 1100W
    • ストレージ・リッチ: 1x AMD EPYC 8124P (16 コア、125W) CPU、1x 2U ヒートシンク、4x ThinkSystem 32GB TruDDR5 4800MHz (2Rx8) RDIMM、1x ThinkSystem Intel X710-T2L 10GBASE-T 2 ポート PCIe イーサネット・アダプター、2x 5400 Pro 2280 M.2 SATA SSD 960GB ブート・ドライブ (M.2 RAID 用 M.2 RAID B540i-2i アダプター)、8x ThinkSystem 2.5 型 5400 PRO 7.68TB Read Intensive SATA 6Gb HS SSD、2x AC PSU 1100W
  • 政府の規制 (OSHA または European Community Directives で規定されているものなど) は、職場での騒音レベルの公開を管理し、ユーザーとサーバーの取り付けに適用される場合があります。インストールで計測される実際の音圧レベルは、さまざまな要因によって異なります。この要因には、インストール内のラックの台数、部屋の大きさ、素材および構成、他の装置からのノイズ・レベル、部屋の周辺温度および従業員と装置の位置関係が含まれます。さらに、そのような政府の規制の順守は、従業員の暴露期間や従業員が防音保護具を着用しているかなどのさまざまな追加的要因によって異なります。Lenovo は、この分野で認定されている専門家と相談して、適用法に遵守しているかを判断することをお勧めします。
音響モードと周囲温度
選択した音響モードに応じて、パフォーマンスの低下を防ぐため、特定のコンポーネントの周囲温度を適切に設定する必要があります。
  • ThinkEdge SE455 V3 は、音響パフォーマンスの異なる 3 つの音響モードをサポートします。

    • 無効: サーバーはデフォルトのファン速度で動作します。

    • モード 1: サーバーは、適切な構成の場合、周辺温度 25°C 以下において音圧レベル 45 dBA で作動します。

    • モード 2: サーバーは、適切な構成の場合、周辺温度 25°C 以下において音圧レベル 40 dBA で作動します。

    音響モード 1 およびモード 2 の場合:

    • 2U ヒートシンクが必要です。

    • スロットルが一時的に発生する可能性があります。

  • 音響モードを変更するには、Setup Utility に入り、「システム設定」 > 「動作モード」 > 「音響モード」に移動します。

  • 各種音響モードと周囲温度について詳しくは、対応する表を参照してください。

表 1. 音響モード、無効
コンポーネント最大環境温度
  • この表に掲載されていないコンポーネントは、周囲温度 55°C 未満で稼働させることをお勧めします。

  • 周辺温度が最大周囲温度の場合、パフォーマンスの低下やスロットル・イベントが発生する可能性があります。

プロセッサー 
 AMD EPYC 8124P プロセッサー50°C
 AMD EPYC 8434PN、PCIe ライザー 2 が取り付けられた 8534PN プロセッサー
PCIe ライザー 2 なしの構成では、AMD EPYC 8434PN/8534PN プロセッサーは最大 55°C の周囲温度をサポートします。
50°C
 AMD EPYC 8224P、8324P、8434P、8534P プロセッサー45°C
メモリー・モジュール 
 64 GB50°C
 96 GB45°C
PCIe アダプター 
 
  • ThinkSystem RAID 940-8i 4GB Flash PCIe Gen4 12Gb Adapter

  • ThinkSystem Broadcom 57508 100GbE QSFP56 2-port PCIe 4 Ethernet Adapter

  • ThinkSystem Mellanox ConnectX-6 Dx 100GbE QSFP56 2-port PCIe Ethernet Adapter

  • ThinkSystem Nvidia ConnectX-7 NDR200/HDR QSFP112 2-port PCIe Gen5 x16 InfiniBand Adapter

50°C
 シングル・ワイド GPU アダプターまたはアクセラレーター45°C
 ダブルワイド GPU アダプター40°C
OCP モジュール 
 ThinkSystem Broadcom 57508 100GbE QSFP56 2-Port OCP Ethernet Adapter50°C
前面 NVMe ドライブ 
 
  • U.2 P5520 SSD (3.84 TB 以下)
  • U.2 P5620 SSD (3.2 TB 以下)
  • U.3 7450 PRO SSD (1.92 TB 以下)
  • U.3 7450 MAX SSD (800 GB)
50°C
 
  • U.2 P5520 SSD (7.68 TB 以上)
  • U.2 P5620 SSD (6.4 TB 以上)
45°C
 
  • U.3 7450 PRO SSD (3.84 TB 以上)
  • U.3 7450 MAX SSD (1.6TB 以上)
35°C
内蔵 SATA ドライブ45°C
内蔵 NVMe ドライブ
  • 周囲温度が 30°C を超えた場合、以下の内蔵 NVMe ドライブにスロットルが発生することがあります。

    • U.2 P5520 SSD (7.68 TB)
    • U.2 P5620 SSD (6.4 TB)
  • 以下の特定容量の NVMe ドライブは、内蔵 ドライブとしてサポートされていません。

    • U.2 P5520 SSD (15.36 TB)
    • U.2 P5620 SSD (12.8 TB)
    • U.3 7450 PRO SSD (3.84 TB 以上)
    • U.3 7450 MAX SSD (1.6TB 以上)
35°C
M.2 SATA ドライブ50°C
M.2 NVMe ドライブ45°C
表 2. 音響モード 1

音響モード 1 では、サーバーは、適切な構成の場合、周辺温度 25°C 以下において音圧レベル 45 dBA で作動します。

  • 2U ヒートシンクが必要です。

  • スロットルが一時的に発生する可能性があります。

音響モード 1 でサポートされている構成については、以下の情報を参照してください。

「非推奨」と記載されているコンポーネントのいずれかが取り付けられている場合、システム・ファン速度が音響パフォーマンスに影響を与えます。ただし、非推奨コンポーネントが少し取り付けられている場合でも、サーバーを音響モードで実行してシステム・ノイズを軽減できる可能性があります。
プロセッサー
  • AMD EPYC 8024P、8124P プロセッサー
  • AMD EPYC 8024PN、8124PN、8224PN、8324PN プロセッサー
メモリー・モジュール16、32、48GB
PCIe アダプター
  • 最大 2 個のシングル・ワイド GPU アダプターがサポートされます。以下の GPU アダプターがサポートされています。
    • ThinkSystem NVIDIA L4 24GB PCIe Gen4 Passive GPU
    • ThinkSystem NVIDIA A2 16GB PCIe Gen4 Passive GPU
    • ThinkSystem NVIDIA A2 16GB PCIe Gen4 Passive GPU w/o CEC
  • RAID アダプターおよびイーサネット・アダプターがサポートされています。
前面 SATA ドライブサポート
前面 NVMe ドライブ
  • U.2 P5520 SSD (3.84 TB 以下)
  • U.2 P5620 SSD (3.2 TB 以下)
  • U.3 7450 PRO SSD (1.92 TB 以下)
  • U.3 7450 MAX SSD (800 GB)
内蔵 SATA ドライブサポート
内蔵 NVMe ドライブ非推奨
M.2 SATA ドライブサポート
M.2 NVMe ドライブ非推奨
表 3. 音響モード 2

音響モード 2 では、サーバーは、適切な構成の場合、周辺温度 25°C 以下において音圧レベル 40 dBA で作動します。

  • 2U ヒートシンクが必要です。

  • スロットルが一時的に発生する可能性があります。

音響モード 2 でサポートされている構成については、以下の情報を参照してください。

「非推奨」と記載されているコンポーネントのいずれかが取り付けられている場合、システム・ファン速度が音響パフォーマンスに影響を与えます。ただし、非推奨コンポーネントが少し取り付けられている場合でも、サーバーを音響モードで実行してシステム・ノイズを軽減できる可能性があります。
プロセッサー
  • AMD EPYC 8024P プロセッサー
  • AMD EPYC 8024PN、8124PN プロセッサー
メモリー・モジュール16、32、48GB
PCIe アダプター
  • GPU アダプターとアクセラレーターは推奨されません。
  • RAID アダプターとイーサネット・アダプターは、ThinkSystem Nvidia ConnectX-7 NDR200/HDR QSFP112 2-port PCIe Gen5 x16 InfiniBand Adapter を除いてサポートされています。
前面 SATA ドライブサポート
前面 NVMe ドライブ
  • U.2 P5520 SSD (3.84 TB 以下)
  • U.2 P5620 SSD (3.2 TB 以下)
  • U.3 7450 PRO SSD (1.92 TB 以下)
  • U.3 7450 MAX SSD (800 GB)
内蔵 SATA ドライブ非推奨
内蔵 NVMe ドライブ非推奨
M.2 SATA ドライブサポート
M.2 NVMe ドライブ非推奨
環境
ThinkEdge SE455 V3 は、ほとんどの構成で ASHRAE クラス A2 仕様に準拠し、ハードウェア構成に応じて ASHRAE クラス A3 およびクラス A4 仕様にも準拠しています。動作温度が AHSARE A2 規格を外れている場合では、システムのパフォーマンスに影響が出る場合があります。
  • 室温:
    • 作動時
      • ASHARE クラス A2: 10°C ~ 35°C (50°F ~ 95°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 300 m (984 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
      • ASHARE クラス A3: 5°C ~ 40°C (41°F ~ 104°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 175 m (574 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
      • ASHARE クラス A4: 5°C ~ 45°C (41°F ~ 113°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 125 m (410 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。
    • サーバー電源オフ時: 5°C ~ 45°C (41°F ~ 113°F)
    • 出荷時/ストレージ: -40°C ~ 60°C (-40°F ~ 140°F)
    • 拡張動作温度 (限定構成):
      • サーバー電源オン時: 5°C ~ 55°C (41°F ~ 131°F)

      • サーバー電源オフ時: 5°C ~ 55°C (41°F ~ 131°F)

      異なる周囲温度でサポートされるコンポーネントについては、音響モードと周囲温度を参照してください。
  • 最大高度: 3,050 m (10,000 フィート)
  • 相対湿度 (結露なし):
    • 作動時
      • ASHRAE クラス A2: 8% ~ 80%、最大露点: 21°C (70°F)
      • ASHRAE クラス A3: 8% ~ 85%、最大露点: 24°C (75°F)
      • ASHRAE クラス A4: 8% ~ 90%、最大露点: 24°C (75°F)
    • 配送時/保管時: 8% ~ 90%
  • 粒子汚染
    • SE455 V3 は、セキュリティー・ベゼルの内部に取り付けられた防塵フィラーの使用をサポートしています。防塵フィルターは、ASHRAE Standard 52.2-2017 に従って 最小効率評価値 (MERV) が 2 になっています。

    重要
    浮遊微小粒子や反応性ガスは、単独で、あるいは湿気や気温など他の環境要因と組み合わされることで、サーバーにリスクをもたらす可能性があります。微粒子およびガスの制限に関する情報は、粒子汚染を参照してください。