Lenovo XClarity Controller のネットワーク接続の設定
ネットワーク経由で Lenovo XClarity Controller にアクセスする前に、Lenovo XClarity Controller がネットワークに接続する方法を指定する必要があります。ネットワーク接続の実装方法によっては、静的 IP アドレスも指定する必要がある場合があります。
モニターがサーバーに接続されている場合、 Lenovo XClarity Provisioning Managerを使用してネットワーク接続を設定できます。
Lenovo XClarity Provisioning Manager を使用して Lenovo XClarity Controller をネットワークに接続するには、以下の手順を実行します。サーバーを起動します。
画面の指示に従って指定されたキーを押し、Lenovo XClarity Provisioning Manager インターフェースを表示します。(詳細については、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページにあるご使用のサーバーと互換性のある LXPM 資料の「起動」セクションを参照してください。)
注Lenovo XClarity Provisioning Manager の代わりに、UEFI セットアップ用のテキスト・ベースのインターフェースが開かれている場合、UEFI ページで「グラフィカル・システム・セットアップの起動」を選択して、サーバーをLenovo XClarity Provisioning Manager に接続します。 Lenovo XClarity Controller がネットワークに接続する方法を指定します。
に移動し、静的 IP 接続を選択する場合は、ネットワークで使用できる IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスを指定してください。
DHCP 接続を選択する場合は、サーバーの MAC アドレスが DHCP サーバーで構成されていることを確認します。
「OK」をクリックして設定を適用し、2 分から 3 分待ちます。
IPv4 または IPv6 アドレス使用して、Lenovo XClarity Controllerに接続します。
重要Lenovo XClarity Controller は、最初はユーザー名 USERID とパスワード PASSW0RD (英字の O でなくゼロ) を使用して設定されます。このデフォルトのユーザー設定では、Supervisor アクセス権があります。拡張セキュリティーを使用するには、初期構成時にこのユーザー名とパスワードを変更する必要があります。
- モニターがサーバーに接続されていない場合は、Chassis Management Module 2 管理ネットワーク・コネクターを経由してネットワーク接続を設定できます。
コンピューターのサブネットが CMM 2 と同じ値に設定されていることを確認します (CMM 2 のデフォルトのサブネットは 255.255.255.0)。CMM 2 の IP アドレスも、クライアント・コンピューターと同じローカル・ドメイン内に存在する必要があります。初めて CMM 2 に接続する場合は、クライアント・コンピューターのインターネット・プロトコルのプロパティを変更する必要が生じることがあります。
ラップトップから CMM 2 の管理ポートにイーサネット・ケーブルを接続します。
クライアント・コンピューター上で Web ブラウザーを開き、CMM 2 の IP アドレスを指定します。CMM 2 に初めて接続する場合は、その CMM 2 のデフォルト IP アドレスを使用します。CMM 2 に新しい IP アドレスが割り当ててある場合は、そのアドレスを代わりに使用してください。
注出荷時のデフォルトの静的 IPv4 IP アドレスは 192.168.70.100、デフォルトの IPv4 サブネット・アドレスは 255.255.255.0、デフォルトのホスト名は MMxxxxxxxxxxxx です。ここで、xxxxxxxxxxxx は、組み込み MAC アドレスです。MAC アドレスは、CMM 2 のリセット・ボタンの下のラベルに記載されています (リセット・ボタンの位置については、CMM 2 のコントロールおよびインジケーターを参照)。初期接続で IPv6 アドレス指定を判別する方法については、初期接続での IPv6 アドレス指定を参照してください。CMM 2 にログイン後、 の順にクリックして、計算ノードの IP アドレスを設定します。
モバイル・デバイスから Lenovo XClarity Administrator モバイル・アプリを使用している場合、サーバー前面の USB コネクターを介して Lenovo XClarity Controller に接続できます。Lenovo XClarity Controller USB コネクターの位置については、計算ノードのコントロール、コネクター、および LEDを参照してください。
注Lenovo XClarity Controller USB コネクター・モードは、Lenovo XClarity Controller を管理するように (標準 USB モードではなく) 設定する必要があります。標準モードからLenovo XClarity Controller 管理モードに切り替えるには、サーバーの前面の USB 管理ボタンを、ID LED がゆっくりと (2 秒に 1 回) 点滅するまで、3 秒以上押し続けます。 Lenovo XClarity Administrator モバイル・アプリを使用して接続するには:モバイル・デバイスの USB ケーブルを前面パネルの Lenovo XClarity Administrator USB コネクターに接続します。
モバイル・デバイスで、USB テザリングを有効にします。
モバイル・デバイスで、Lenovo XClarity Administrator モバイル・アプリを起動します。
自動検出が無効になっている場合は、USB 検出ページで「検出」をクリックして Lenovo XClarity Controller に接続します。
Lenovo XClarity Administrator モバイル・アプリの使用法についての詳細は、以下を参照してください。