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TPM ファームウェアの更新

必要に応じて、Lenovo XClarity Essentials OneCLIを使用して TPM ファームウェアを更新にできます。

TPM ファームウェア更新は不可逆的です。更新後、TPM ファームウェアを以前のバージョンにダウングレードすることはできません。

TPM ファームウェア・バージョン

TPM ファームウェアのバージョンを確認するには、以下の手順に従います。

Lenovo XClarity Provisioning Manager から
  1. サーバーを起動し、画面の指示で指定されたキーを押して Lenovo XClarity Provisioning Manager インターフェースを表示します(詳しくは、Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページ にあるご使用のサーバーと互換性のある LXPM 資料のスタートアップセクションを参照してください)。

  2. 始動管理者パスワードが必要な場合は、パスワードを入力します。

  3. UEFI セットアップのページから、「システム設定」 > 「セキュリティー」 > 「Trusted Platform Module」 > 「TPM 2.0」 > 「TPM ファームウェア・バージョン」をクリックします。

TPM ファームウェアの更新

TPM ファームウェアを更新するには、以下を行います。
  1. Lenovo XClarity Essentials OneCLI をダウンロードしてインストールします。

    Lenovo XClarity Essentials OneCLI をダウンロードするには、次のサイトにアクセスします。

    XClarity Essentials OneCLI Web サイト

  2. 以下のコマンドを実行します。

    OneCli.exe config set TrustedComputingGroup.DeviceOperation "Update to TPM 2.0 firmware version <x.x.x.x>" --bmc <userid>:<password>@<ip_address>
    ここで、それぞれ以下の意味があります。
    • <x.x.x.x> は、ターゲット TPM バージョンです。

      例: TPM 2.0 (7.2.1.0) -> TPM 2.0 (7.2.2.0):

      OneCli.exe config set TrustedComputingGroup.DeviceOperation "Update to TPM 2.0 firmware version 7.2.2.0" --bmc <userid>:<password>@<ip_address>
    • <userid>:<password> はサーバーの BMC (Lenovo XClarity Controller インターフェース) にアクセスするために使用する資格情報です。デフォルトのユーザー ID は USERID、デフォルトのパスワードは PASSW0RD (大文字の o ではなくゼロ) です。

    • <ip_address> は BMC の IP アドレスです。