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ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの取り付け

ThinkSystem V3 Firmware and Root of Trust Security Module (ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュール) を取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

このタスクについて

重要

このタスクの実行は、Lenovo Service によって認定済みのトレーニングを受けた技術員が行う必要があります。適切なトレーニングおよび認定を受けずに取り外しまたは取り付けを行わないでください。

(Lenovo のトレーニングを受けた技術員のみ) Firmware and RoT Security Module を交換した後、UEFI ファームウェアを、サーバーがサポートする特定のバージョンに更新します。ファームウェアの更新方法についての詳細情報は、ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの交換のヒント を参照してください。

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび安全検査のチェックリストをお読みください。

  • サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。

  • コンポーネントが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない金属面に接触させます。次に、それをパッケージから取り出し、帯電防止板の上に置きます。

  • サーバーをラックに取り付けている場合は、ラックからサーバーを取り外します。

  • Firmware and RoT Security Module を交換した後、ファームウェアを、サーバーがサポートする特定のバージョンに更新します。必要なファームウェアまたは既存のファームウェアのコピーが手元にあることを確認してから、先に進んでください。

ファームウェアとドライバーのダウンロード: コンポーネントの交換後、ファームウェアまたはドライバーの更新が必要になる場合があります。

手順

  1. PCIe ライザー・アセンブリーを取り外します。PCIe ライザー・アセンブリーの取り外しを参照してください。
  2. コンポーネントが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない金属面に接触させます。次に、それをパッケージから取り出し、帯電防止板の上に置きます。
  3. Firmware and RoT Security Moduleを取り付けます。
    図 1. ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの取り付け
    Firmware and RoT Security Module installation
    1. Firmware and RoT Security Module をシステム・ボードまで下げ、モジュールのコネクターがシステム・ボードのスロットに正しく挿入されていることを確認します。
    2. 2 本のねじを締め付けて、Firmware and RoT Security Module を所定の位置に固定します。

終了後

  1. PCIe ライザー・アセンブリーを取り付けます。PCIe ライザー・アセンブリーの取り付けを参照してください。

  2. トップ・カバーを取り付けます。トップ・カバーの取り付けを参照してください。

  3. 部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。

  4. UEFI、XCC および LXPM ファームウェアを、サーバーがサポートする特定のバージョンに更新します。ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの交換のヒント を参照してください。

  5. OneCLI コマンドを実行して、UEFI 設定をリストアします。構成設定をリストアする OneCLI コマンド を参照してください。

  6. OneCLI コマンドと XCC アクションの両方を実行して、XCC 設定をリストアします。構成設定をリストアする OneCLI コマンド および XCC を使用した BMC 構成のリストア を参照してください。

  7. ソフトウェア (SW) キー (XCC FoD キーなど) がシステムにインストールされている場合、キーが適切に機能するようにキーを再度挿入してください。Using Lenovo Features on Demandを参照してください。
    Firmware and RoT Security Moduleと同時にシステム・ボードを交換する必要がある場合、キーを挿入する前に VPD を更新してください。「重要プロダクト・データ (VPD) の更新」を参照してください。
  8. オプションとして必要に応じて以下を行います。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照