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メモリー・モジュールの取り外し

以下の情報を使用して、メモリー・モジュールを取り外します。

このタスクについて

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび安全検査のチェックリストをお読みください。

  • サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。

  • サーバーがラックに取り付けられている場合、トップ・カバーにアクセスするためにラック スライド・レールでサーバーをスライドさせるか、ラックからサーバーを取り外します。ラックからのサーバーの取り外しを参照してください。

  • 交換用メモリー・モジュールを同じスロットに取り付けない場合は、メモリー・モジュール・フィラーを用意してください。

  • メモリー・モジュールは静電気放電の影響を受けやすく、特別な取り扱いが必要です。静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いの標準のガイドラインを参照してください。
    • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けの際には、必ず静電放電ストラップを着用してください。静電気放電グローブも使用できます。

    • 2 つ以上のメモリー・モジュールを互いに接触させないでください。保管中にメモリー・モジュールを直接重ねて積み重ねないでください。

    • 金色のメモリー・モジュール・コネクターの接点に触れたり、これらの接点をメモリー・モジュール・コネクターのエンクロージャーの外側に接触させたりしないでください。

    • メモリー・モジュールを慎重に扱ってください。メモリー・モジュールを曲げたり、ねじったり、落としたりしないでください。

    • メモリー・モジュールを取り扱う際に金属製の工具 (治具やクランプなど) を使用しないでください。固い金属によりメモリー・モジュールが傷つく恐れがあります。

    • パッケージまたは受動部品を持ってメモリー・モジュールを挿入しないでください。挿入時に力をかけることでパッケージに亀裂が入ったり受動部品が外れたりする恐れがあります。

  • メモリー・モジュールの取り付けまたは取り外しをした後は、Setup Utility を使用して新構成情報を変更し保存する必要があります。サーバーの電源をオンにすると、メモリー構成が変更されたことを示すメッセージが表示されます。Setup Utility を起動して「設定の保存」を選択し、変更を保存します。(詳細については、ThinkSystem SR670 V2 セットアップ・ガイドを参照してください。)

重要
メモリー・モジュールの取り外しや取り付けは、一度に 1 つのプロセッサーに対して行います。
動画で見る
  • 次のリンクから、この手順を説明した YouTube

手順

  1. サーバーを準備します。
    1. トップ・カバーを取り外します。トップ・カバーの取り外しを参照してください。
    2. エアー・バッフルを取り外します。エアー・バッフルの取り外しを参照してください。
    3. メモリー・モジュール・スロットの位置を確認し、サーバーから取り外すメモリー・モジュールを判別します。システム・ボード・コネクターを参照してください。
  2. ケーブル・ガイドをシャーシから取り外して、メモリー・モジュール・スロットにアクセスします。
    図 1. シャーシからケーブル・ガイドを取り外す
    Removing the cable guide from chassis
  3. メモリー・モジュールをスロットから取り外します。
    1. 共通ツールを慎重に使用して保持クリップを押します。
    2. メモリー・モジュール・スロットの両端で、保持クリップを外側に押します。
    3. メモリー・モジュールの両端をつかみ、慎重に持ち上げてスロットから取り外します。
    重要
    • メモリー・モジュールの取り外しや取り付けは、一度に 1 つのプロセッサーに対して行います。

    • 保持クリップの破損やメモリー・モジュール・スロットの損傷を防止するために、クリップは慎重に取り扱ってください。

    • プロセッサー 1 とプロセッサー 2 の隣接するメモリー・モジュール・スロットの保持クリップは、同時に開くことができません。各プロセッサーのメモリー・モジュールの取り外しや取り付けは一度に 1 つずつ行い、メモリー・モジュールを取り外した後は、保持クリップを閉じてください。

    • スペースの制約のために必要であれば、先のとがったツールを使用して保持クリップを開いてもかまいません。ツールの先端を保持クリップ上部のくぼみに差し込みます。次に、慎重に保持クリップを回転させ、メモリー・モジュール・スロットから外します。ラッチを開くには、しっかりと固定され硬く先端がとがったツールを使用してください。鉛筆などの壊れやすいツールを使用しないでください。

    図 2. メモリー・モジュールの取り外し
    Memory module removal
終了後
  1. メモリー・モジュール・スロットには、メモリー・モジュールまたはメモリー・モジュール・フィラーを取り付ける必要があります。メモリー・モジュールの取り付けを参照してください。

  2. Setup Utility を使用して新構成情報を変更し、保存します。サーバーの電源をオンにすると、メモリー構成が変更されたことを示すメッセージが表示されます。Setup Utility を起動して「設定の保存」を選択し、変更を保存します(詳細については、ThinkSystem SR670 V2 セットアップ・ガイドを参照してください。)

  3. コンポーネントまたはオプション装置を返却するよう指示された場合は、すべての梱包上の指示に従い、提供された配送用の梱包材がある場合はそれを使用してください。