ボリュームの管理
ボリュームの管理作業として、レポート容量の拡大、ボリュームの初期化、ボリュームの再配置、ボリュームの削除が可能です。ボリュームの設定、所有権、キャッシュ設定、メディア スキャン設定を変更することもできます。
- ボリュームの容量の拡張
プールまたはボリューム グループ内の利用可能な空き容量を使用して、ボリュームのレポート容量(ホストに報告される容量)を拡張できます。 - ボリュームの設定の変更
ボリュームの名前や、ホストの割り当て、セグメント サイズ、修正の優先順位、キャッシュなど、ボリュームの設定を変更できます。 - ボリュームの初期化
ボリュームは、最初に作成するときに自動的に初期化されます。ただし、一定の障害状況からリカバリするために、ボリュームを手動で初期化するようRecovery Guruから指示される場合があります。このオプションを使用する場合は、必ずテクニカル サポートの指示に従ってください。初期化するボリュームは1つ以上選択できます。 - Redistribute volumes
ボリュームを再分配し、ボリュームを優先コントローラー所有者に戻します。通常、マルチパス・ドライバーは、ホストとストレージ・アレイの間のデータ・パスで問題が発生した場合、優先コントローラー所有者からボリュームを移動します。 - ボリュームのコントローラ所有権の変更
ボリュームの優先コントローラ所有権を変更し、ホスト アプリケーションのI/Oが新しいパス経由で転送されるようにすることができます。 - ボリュームのキャッシュ設定の変更
読み取り / 書き込みキャッシュ設定を変更して、ボリュームの全体的なI/Oパフォーマンスを調整することができます。 - ボリュームのメディア スキャン設定の変更
メディア スキャンは、ボリューム内のすべてのデータと冗長性情報をスキャンするバックグラウンド処理です。このオプションを使用して、1つ以上のボリュームのメディア スキャン設定を有効または無効にしたり、スキャン期間を変更したりすることができます。 - ボリュームの削除
通常、ボリュームが間違ったパラメーターまたは容量で作成された場合、ストレージ構成のニーズを満たさなくなった場合、またはバックアップやアプリケーションのテストに必要なくなったスナップショット・イメージである場合にボリュームを削除します。ボリュームを削除すると、プールまたはボリューム・グループの空き容量が増加します。1つ以上のボリュームを選択して削除することができます。
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