概念
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- ストレージ アレイ内のボリューム
ボリュームは、ストレージ アレイ上のストレージ スペースを管理および編成するデータ コンテナです。ボリュームは、ストレージ アレイで使用可能なストレージ容量から作成されます。ボリュームを使用すると、システムのリソースを簡単に編成して使用することができます。この概念は、コンピュータ上のフォルダ / ディレクトリを使用して、すばやく簡単にファイルにアクセスできるようにする方法に似ています。 - ボリュームに関する用語
ストレージ アレイに関連するボリュームの用語を次に示します。 - ボリュームを作成するためのワークフロー
ThinkSystem System Managerでは、次の手順でボリュームを作成します。 - ボリュームのデータ整合性とデータ セキュリティ
ボリュームでData Assurance(DA)機能とドライブ セキュリティ機能を有効にして使用することができます。System Managerでは、これらの機能はプールおよびボリューム グループのレベルで提供されます。 - SSDキャッシュとボリューム
読み取り専用のパフォーマンスを向上する1つの方法として、SSDキャッシュにボリュームを追加できます。SSDキャッシュは、ストレージ アレイに論理的にグループ化した一連のソリッド ステート ディスク(SSD)ドライブで構成されます。 - アプリケーション固有のワークロード
ワークロードは、アプリケーションをサポートするストレージ オブジェクトです。アプリケーションごとにワークロード(インスタンス)を1つ以上定義できます。一部のアプリケーションについては、特性が似たボリュームで構成されるようにSystem Managerによってワークロードが設定されます。これらのボリューム特性は、ワークロードがサポートするアプリケーションのタイプに基づいて最適化されます。たとえば、Microsoft SQL Serverアプリケーションをサポートするワークロードを作成し、そのワークロード用のボリュームを作成すると、Microsoft SQL Serverをサポートするようにボリューム特性が最適化されます。 - ボリュームで実行できる操作
ボリュームに対しては、容量の追加、削除、コピー、初期化、再配置、所有権の変更、キャッシュ設定の変更、メディア スキャン設定の変更など、さまざまな処理を実行できます。 - ボリュームの容量
ストレージ アレイ内のドライブは、データに対して物理ストレージ容量を提供します。データの格納を開始する前に、プールまたはボリューム グループと呼ばれる論理コンポーネントに割り当て容量を設定する必要があります。これらのストレージ オブジェクトを使用して、ストレージ アレイのデータを設定、格納、メンテナンス、保持できます。 - シン ボリュームの監視
シン ボリュームのスペースを監視して適切なアラートを生成し、容量不足が発生するのを回避できます。 - シック ボリュームとシン ボリュームの比較
シック ボリュームは常にフルプロビジョニングされます。つまり、ボリューム作成時にすべての容量が割り当てられます。シン ボリュームは常にシンプロビジョニングされます。つまり、ボリュームにデータが書き込まれるときに容量が割り当てられます。 - ボリューム コピー機能
ボリューム コピー機能では、同じストレージ アレイに2つのボリューム(ソース ボリュームとターゲット ボリューム)を作成することで、ボリュームのポイントインタイム コピーを作成できます。ターゲット ボリュームのデータがソース ボリュームのデータと同じになるように、ソース ボリュームからターゲット ボリュームに1バイトずつデータがコピーされます。 - ボリューム コピー処理のタイプ
オフラインとオンラインのどちらかのボリューム コピー処理を実行できます。オフライン処理では、ソース ボリュームからデータを読み取ってターゲット ボリュームにコピーします。オンライン処理では、Snapshotボリュームをソースとして使用して、そのデータをターゲット ボリュームにコピーします。
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