プールまたはSSDキャッシュからの容量の削除
ドライブを削除することで、既存のプールまたはSSDキャッシュの容量を減らすことができます。ドライブを削除したあと、プールまたはSSDキャッシュの各ボリューム内のデータは残りのドライブに再配置されます。削除されたドライブは割り当てが解除され、その容量は、ストレージ アレイの合計空き容量に加算されます。
このタスクについて
容量を削除する際のガイドライン
SSDキャッシュ内の最後のドライブを削除するには、まずSSDキャッシュを削除する必要があります。
プール内のドライブの数を11本より少なくすることはできません。
一度に削除できるドライブは最大12本です。12本より多くのドライブを削除する必要がある場合は、この手順を繰り返します。
削除したドライブのデータがプールまたはSSDキャッシュ内の残りのドライブに再配置される際に、プールまたはSSDキャッシュにそのデータを十分に格納できる空き容量がない場合、ドライブは削除できません。
パフォーマンスへの影響
プールまたはSSDキャッシュからドライブを削除すると、ボリュームのパフォーマンスが低下する可能性があります。
プールまたはSSDキャッシュから容量を削除しても、予約済み容量は消費されません。ただし、プールまたはSSDキャッシュ内に残っているドライブの数に基づいて、予約済み容量が減少する可能性があります。
セキュリティ対応ドライブへの影響
セキュリティ対応でない最後のドライブを削除すると、プール内に残るのはすべてセキュリティ対応のドライブになります。そのため、プールのセキュリティを有効にすることができるようになります。
Data Assurance(DA)対応でない最後のドライブを削除すると、プール内に残るのはすべてDA対応のドライブになります。
このプールに作成する新しいボリュームはすべてDA対応になります。既存のボリュームをDA対応にするには、ボリュームを削除してから再作成する必要があります。
プールまたはSSDキャッシュの削減後の新しい容量が、[プールとボリューム グループ]ビューに反映されます。