ドライブのステータスと設定の表示
メディア タイプ、インターフェイス タイプ、容量などのドライブのステータスおよび設定を表示できます。
- [ハードウェア]を選択します。
- 図にコントローラーが表示されている場合、「シェルフの前面を表示」をクリックします。図が変化し、コントローラーの代わりにドライブが表示されます。
- ステータスおよび設定を表示するドライブを選択します。ドライブのコンテキスト メニューが開きます。
- [設定の表示]を選択します。[ドライブ設定]ダイアログ ボックスが開きます。
- すべての設定を表示するには、ダイアログ ボックスの右上にある[詳細設定を表示]をクリックします。
表 1. フィールドの詳細 設定 説明 ステータス 最適、オフライン、非重大障害、失敗のいずれかが表示されます。 最適ステータスは良好な稼働状態を示します。
モード 割り当て、未割り当て、ホット スペア スタンバイ、ホット スペア使用中のいずれかが表示されます。 場所 ドライブが装着されているシェルフおよびベイの番号が表示されます。 割り当て先/保護対象/保護 ドライブがプール、ボリューム グループ、またはSSDキャッシュに割り当てられている場合、このフィールドには「割り当て先」と表示されます。値はプール名、ボリューム グループ名、SSDキャッシュ名のいずれかです。 ドライブがスタンバイモードのホット スペアに割り当てられている場合、このフィールドには「保護対象」と表示されます。1つ以上のボリューム グループをホット スペアで保護できる場合は、そのボリューム グループ名が表示されます。ボリューム グループを保護できない場合は、0個のボリューム グループが表示されます。
ドライブが使用中モードのホット スペアに割り当てられている場合、このフィールドには「保護」と表示されます。値は、影響を受けるボリューム グループの名前です。
ドライブが未割り当ての場合、このフィールドは表示されません。
メディア タイプ ドライブが使用する記録メディアのタイプが表示されます。ハード ディスク ドライブ(HDD)またはソリッド ステート ディスク(SSD)のどちらかです。 使用済み寿命の割合(SSDドライブが存在する場合にのみ表示) これまでにドライブに書き込まれたデータ量を理論上の合計書き込み制限値で割った値。 インターフェイス タイプ ドライブが使用するインターフェイスのタイプ(SASなど)が表示されます。 ドライブ パスの冗長性 ドライブとコントローラ間の接続が冗長であるかどうか(「はい」または「いいえ」)が表示されます。 容量 (GiB) ドライブの使用可能容量(設定済みの合計容量)が表示されます。 速度(rpm) 速度がRPM単位で表示されます(SSDの場合は表示されません)。 現在のデータ速度 ドライブとストレージ アレイ間のデータ転送速度が表示されます。 論理セクター サイズ(バイト) ドライブが使用する論理セクター サイズが表示されます。 物理セクター サイズ(バイト) ドライブが使用する物理セクター サイズが表示されます。通常、ハード ディスク ドライブの物理セクター サイズは4096バイトです。 ドライブ ファームウェア バージョン ドライブ ファームウェアのリビジョン レベルが表示されます。 World Wide Identifier ドライブの一意の16進数の識別子が表示されます。 製品 ID メーカーが割り当てた製品の識別子が表示されます。 シリアル番号 ドライブのシリアル番号が表示されます。 メーカー ドライブのベンダーが表示されます。 製造日 ドライブが組み込まれた日付が表示されます。 セキュリティ対応 セキュリティ対応ドライブであるかどうか(「はい」または「いいえ」)が表示されます。セキュリティ対応ドライブには、Full Disk Encryption(FDE)ドライブと連邦情報処理標準(FIPS)ドライブがあります。これらのドライブでは、書き込み時にデータが暗号化され、読み取り時に復号化されます。ドライブ セキュリティ機能を使用したセキュリティの強化に使用できるため、セキュリティ対応ドライブと呼ばれます。これらのドライブで使用されているボリューム・グループとプールに対してドライブ・セキュリティー機能が有効になっている場合、ドライブはセキュア対応になります。 セキュリティ有効 セキュリティ有効ドライブであるかどうか(「はい」または「いいえ」)が表示されます。セキュリティ有効ドライブは、ドライブ セキュリティ機能で使用されます。ドライブ・セキュリティー機能を有効にして、セキュア対応ドライブのプールまたはボリューム・グループにドライブ・セキュリティーを適用すると、ドライブはセキュア対応になります。読み取りおよび書き込みアクセスは、正しいセキュリティー・キーで構成されたコントローラーからしか実行できません。この追加のセキュリティ機能により、ストレージ アレイから物理的に取り外されたドライブ上のデータへの不正アクセスを防止できます。 Data Assurance(DA)対応 Data Assurance(DA)機能が有効かどうか(「はい」または「いいえ」)が表示されます。データ保証 (DA) は、データがコントローラーとドライブの間で送信された場合に発生する可能性があるエラーをチェックして、修正する機能です。プールまたはボリューム・グループ・レベルでデータ保証を有効にすることができます。 読み取り / 書き込みアクセス 読み取り / 書き込みアクセス可能なドライブであるかどうか(「はい」または「いいえ」)が表示されます。 ドライブ セキュリティ キー識別子 セキュリティ有効ドライブのセキュリティ キーが表示されます。ドライブ セキュリティは、Full Disk Encryption(FDE)ドライブまたは連邦情報処理標準(FIPS)ドライブを使用してセキュリティを強化するストレージ アレイの機能です。これらのドライブにドライブ セキュリティ機能を使用すると、データにアクセスする際にセキュリティ キーが要求されるようになります。ドライブをアレイから物理的に取り外した場合、別のアレイに取り付けるまでは動作しなくなり、取り付けたあとも正しいセキュリティ キーが提供されないかぎりセキュリティ ロック状態になります。 - [閉じる]をクリックします。
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