Dynamic System Analysis
Dynamic System Analysis (DSA) は、サーバーの問題の診断に役立つシステム情報を収集し、分析します。
- Drive Health 情報
- ServeRAID コントローラーおよびサービス・プロセッサーのイベント・ログ
- ハードウェア・インベントリー情報 (PCI および USB 情報を含む)
- Light path 診断の状況
- ネットワーク・インターフェースおよび設定
- パフォーマンス・データおよび実行中のプロセスの詳細
- RAID コントローラー構成
- サービス・プロセッサー (Integrated Management Module 2.1 (IMM2.1)) の状況および構成
- システム構成
- 重要プロダクト・データおよびファームウェア情報
DSA が生成したメッセージの結果を受けて取るべきアクションについての、システム固有の情報については、DSA 診断テスト結果を参照してください。
DSA を使用して問題が検出できない場合は、未解決問題の解決を参照してサーバーのテストに関する情報を見つけてください。
DSA プレブート
DSA Preboot は、オペレーティング・システムの外部で実行されます。実行するためにはサーバーを再起動する必要があります。DSA Preboot はサーバー上でフラッシュ・メモリーとして提供されるか、Lenovo XClarity Essentials Bootable Media Creator (BoMC) を使用して、CD、DVD、ISO、USB、または PXE などのブート可能メディアを作成することができます。詳細については、BoMC の「ユーザー・ガイド」(Lenovo x86 サーバーの Bootable Media Creator (BoMC) Web サイト) を参照してください。他のエディションの DSA の機能に加えて、DSA Preboot には診断ルーチンが組み込まれているため、オペレーティング・システム環境の内部で実行すると障害が発生する可能性があります (デバイスのリセットやネットワーク接続性の喪失など)。このエディションのグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用して、実行する診断を指定したり、診断とデータ収集の結果を表示することができます。
DSA Preboot は、以下のシステム・コンポーネント (取り付けられている場合) に対する診断を行います。- Emulex ネットワーク・アダプター
- 光ディスク・デバイス (CD または DVD)
- テープ・ドライブ (SCSI、SAS、または SATA)
- メモリー
- マイクロプロセッサー
- チェックポイント・パネル
- I2C バス
- SAS ドライブおよび SATA ドライブ
サーバーを再起動できる場合、または包括的な診断が必要な場合は、DSA Preboot を使用してください。
ユーティリティーの詳しい説明とダウンロードについては、Lenovo Dynamic System Analysis (DSA) Web サイト に進んでください。