サーバーの機能および仕様
この情報は、サーバーの機能および仕様の概要を知る上で役に立ちます。
以下は、ご使用のサーバーの機能と仕様を要約したものです。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。
- マイクロプロセッサー (モデルによって異なる):
- マルチコア・マイクロプロセッサーを最大 2 個サポート (1 個は取り付け済み)
- 2 つの最大速度 9.6 GT/秒の QuickPath Interconnect (QPI) リンク
注- マイクロプロセッサーのタイプと速度を確認するには、Setup ユーティリティー・プログラムを使用します。
- サポートされるマイクロプロセッサーのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。
- メモリー:
- 最小: 4 GB
- 最大: 1.5 TB
- 384 GB (registered DIMM (RDIMM) 使用時)
- 1.5 TB (負荷軽減 DIMM (LRDIMM) 使用時)
- タイプ:
- PC4-12800 (DDR4-1600)、PC4-14900 (DDR4-1866)、または PC4-17000 (DDR4-2133)
- single-rank、dual-rank、または quad-rank
- Registered DIMM (RDIMM) または Load Reduced DIMM (LRDIMM)
- スロット: 24 デュアル・インライン
- サポート (モデルによって異なります):
- 4 GB、8 GB および 16 GB registered DIMM
- 32 GB および 64 GB Load Reduction DIMM
- ドライブ:
- SATA:
- DVD-ROM
- マルチバーナー
注最大 2 個のデバイスが取り付け可能です。 - サポートされるハード・ディスク:
- シリアル接続 SCSI (SAS)
- シリアル ATA (SATA)
注外付け SAS のサポートは SPP カードによります。
- SATA:
- 拡張ベイ (モデルによって異なる):
- 最大 32 個の 2.5 型 HDD ベイ
- 最大 12 個の 3.5 型 HDD ベイ重要原則として、512 バイトの標準ドライブと 4 KB の拡張ドライブを同一の RAID アレイで混用しないでください。このような構成にすると、パフォーマンスの問題が生じる可能性があります。
- PCI Express スロット:
- システム・ボードには、7 つの PCI Express スロットがあります。
- スロット 1: PCI Express 3.0 x8 (x8 配線); フルハイト、ハーフサイズ
- スロット 2: PCI Express 3.0 x16 (x8 配線); フルハイト、フルサイズ
- スロット 3: PCI Express 3.0 x16 (x16 配線); フルハイト、フルサイズ
- スロット 4: PCI Express 3.0 x8 (x8 配線); フルハイト、フルサイズ
- スロット 5: PCI Express 3.0 x8 (x8 配線); フルハイト、ハーフサイズ (2 番目のプロセッサーが必要)
- スロット 6: PCI Express 3.0 x16 (x16 配線); フルハイト、フルサイズ (2 番目のプロセッサーが必要)
- スロット 7: PCI Express 3.0 x16 (x16 配線); フルハイト、フルサイズ (2 番目のプロセッサーが必要)
注スロット 3 および 6 はダブル幅の GPU をサポートします。
- システム・ボードには、7 つの PCI Express スロットがあります。
- パワー・サプライ (モデルにより異なる):
- マイクロプロセッサーを 1 つ取り付け済み
- 550 ワット AC
- 最大 16 個の 2.5 型 HDD をサポート
- LRDIMM はサポートされません。
- GPU はサポートされません
- 750 ワット AC
- 最大 16 個の 2.5 型 HDD をサポート
- LRDIMM はサポートされません
- 900 ワット AC
- 制限なし
- 550 ワット AC
- マイクロプロセッサーを 2 つ取り付け済み
- 550 ワット AC
- 最大 90 ワットのプロセッサーをサポート
- 最大 8 個の 2.5 型 HDD をサポート
- LRDIMM はサポートされません
- GPU はサポートされません
- 750 ワット AC
- 最大 16 個の 2.5 型 HDD をサポート
- LRDIMM はサポートされません
- GPU はサポートされません
- 900 ワット AC (GPU が取り付けられていない場合)
- 最大 16 個の 2.5 型 HDD をサポート
- 最大 8 個の LRDIMM をサポート
- GPU はサポートされません
- 900 ワット AC (GPU および LRDIMM が取り付けられていない場合)
- 最大 16 個の 2.5 型 HDD および 6 個の 3.5 型 HDD をサポート
- LRDIMM はサポートされません
- GPU はサポートされません
- 900 ワット AC (GPU が 1 個取り付けられている場合)
- 最大 6 個の 3.5 型 HDD をサポート
- LRDIMM はサポートされません
- 550 ワット AC
注- タイプが異なる PSU を 1 つのシステムで混用することはできません。
- Tifanium PSU を使用している場合は、高電圧 (200 ~ 240V) 電源が必要です。
- 900 ワット PSU を低電圧電源で使用していた場合は、電源コードの定格は 13A より高い必要があります。
表 1. パワー・サプライ情報 (550W、750W および 1500W) パワー・サプライ 550W (A) 550W (B) 750W (A) 750W (B) 1550W 最大プロセッサー
1 2、最大 90W 1 2 2 メモリーの最大値 (相互に排他的)
RDIMM
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
LRDIMM
0 0 0 0 制限なし
ドライブの最大値 (相互に排他的)
3.5 型ドライブのみ
制限なし
6 制限なし
制限なし
制限なし
2.5 型ドライブのみ
16 8 16 16 制限なし
3.5 型ドライブと 2.5 型ドライブの混在
6x 3.5 + 8x 2.5
いいえ
6x 3.5 + 8x 2.5
6x 3.5 + 8x 2.5
制限なし
PCIe アダプター (非 GPU)
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
最大 GPU
0 0 2 (シングル幅アダプターの場合) /1 (ダブル幅アダプターの場合) 0 4 (シングル幅アダプターの場合) /2 (ダブル幅アダプターの場合) 表 2. パワー・サプライ情報 (900W) パワー・サプライ 900W (1A) 900W (2A) 900W (2B) 900W (2C) 900W (2D) 900W (2E) 900W (2F) 最大プロセッサー
1 2 2 2 2、最大 135W 2、最大 90W 2、最大 120W メモリーの最大値 (相互に排他的)
RDIMM
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
12 12 LRDIMM
0 12 0 制限なし
0 0 12 ドライブの最大値 (相互に排他的)
3.5 型ドライブのみ
制限なし
制限なし
6 6 制限なし
6 制限なし
2.5 型ドライブのみ
制限なし
24 8 8 制限なし
8 16 3.5 型ドライブと 2.5 型ドライブの混在
制限なし
制限なし
0 0 制限なし
0 6x 3.5 + 8x 2.5
PCIe アダプター (非 GPU)
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
制限なし
2 4 最大 GPU
2 (シングル幅アダプターの場合) /1 (ダブル幅アダプターの場合) 0 2 (シングル幅アダプターの場合) /1 (ダブル幅アダプターの場合) 0 0 4 (シングル幅アダプターの場合) /2 (ダブル幅アダプターの場合) 1 (シングル幅アダプターの場合) /0 (ダブル幅アダプターの場合) 注GPUs は PCIe スロットを 2 つ使用するため、GPU を取り付ける場合は、GPU 以外のアダプターの取り付け数は 2 個ずつ減少します。- マイクロプロセッサーを 1 つ取り付け済み
- ホット・スワップ・ファン:
- 2 個 (1 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合)
- 4 個 (2 個のマイクロプロセッサーが取り付けられている場合)
- 2 個の追加ファン (オプションの冗長冷却用)
- RAID コントローラー (モデルによって異なる):
- RAID 0、1、および 10 を提供する ServeRAID M1215 SAS/SATA アダプター (オプションの FoD RAID 5/50 および SED (自己暗号化ドライブ) アップグレード付き)。
- RAID 0、1、および 10 を提供する ServeRAID M5210 SAS/SATA アダプター。オプションのアップグレード:
- RAID 5/50 (1 GB キャッシュ) (オプションの FoD RAID 6/60 および SED アップグレード付き)
- RAID 5/50 (1 GB フラッシュ) (オプションの FoD RAID 6/60 および SED アップグレード付き)
- RAID 5/50 (2 GB フラッシュ) (オプションの FoD RAID 6/60 および SED アップグレード付き)
- RAID 5/50 (4 GB フラッシュ) (オプションの FoD RAID 6/60 および SED アップグレード付き)
- FoD RAID 6/60 アップグレード
- FoD ゼロ・キャッシュ/RAID 5/50
- FoD パフォーマンス・アクセラレーター
- FoD SSD キャッシング・イネーブラ
- 内蔵機能:
- Integrated Management Module 2.1 (IMM2.1) (複数の管理機能を単一のチップに統合)
- Broadcom 5719 4 ポート Gigabit Ethernet コントローラー (Wake on LAN サポート付き)
- Serial over LAN (SOL) および Telnet または Secure Shell (SSH) を介したシリアル・リダイレクト
- システム管理専用ネットワークへの接続用に 1 個のシステム管理 1 Gb イーサネット・ポート。このシステム管理コネクターは IMM2.1 機能専用です。
- Light path 診断
- サーバーの前面に 6 個の USB ポート
- 2 個 (USB 2.0) はサーバーの前面
- 2 個 (USB 2.0) はサーバーの背面
- 2 個 (USB 3.0) はサーバーの背面
- 組み込みハイパーバイザー付きのオプションの USB フラッシュ・デバイス用に 1 個の内部 USB ポート
- 1 個の内部 USB テープ・コネクター
- ビデオ・コントローラー (IMM2.1 に内蔵):
- Matrox G200eR2注最大ビデオ解像度は、75 Hz で 1600 x 1200 です。
- SVGA 互換ビデオ・コントローラー
- DDR3 528 MHz SDRAM ビデオ・メモリー・コントローラー
- Avocent デジタル・ビデオ圧縮
- 16 MB のビデオ・メモリー (拡張不可)
- Matrox G200eR2
- サイズ:
- タワー
- 5 U
- 高さ: 440 mm (17.3 インチ)
- 奥行き: 720 mm (28.3 インチ)
- 幅: 217.5 mm (8.6 インチ)
- 質量: 最大構成で約 45.5 kg (100.3 ポンド)、または最小構成で約 30.8 kg (67.9 ポンド)
- ラック
- 5 U
- 高さ: 217.5 mm (8.6 インチ)
- 奥行き: 705.5 mm (27.8 インチ)
- 幅: 422.9 mm (16.6 インチ)
- 質量: 最大構成で約 44.2kg (97.4 ポンド)、または最小構成で約 29.5kg (65.0 ポンド)
- タワー
- 放出音響ノイズ:
- 音響出力、アイドリング時: 6.0 ベル
- 音響出力、動作時: 6.0 ベル
- 環境:
ご使用のサーバーは、ASHRAE クラス A3 に対応し温度と湿度が管理された屋内などの一般的なビジネス環境で稼働するように設計されています。
サーバー電源オン時:- 温度:
- 5°C から 40°C (41°F から 104°F)
- 高度: 0 から 950 m。高度が 175 m 上がるごとに、最大システム温度が 1°C 減少。
- 湿度:
- 結露なし: -12°C (10.4°F) の露点
- 相対湿度: 8% から 85%
- 最大露点: 24°C (75.2°F)
- 最大高度: 3,050 m、5°C から 33°C (41°F から 91.4°F)
- 最大温度変化率:
- テープ・ドライブ: 5°C/時 (41°F/時)
- ハード・ディスク: 20°C/時 (68°F/時)
サーバー電源オフ時:- 温度: 5°C から 45°C (41°F から 113°F)
- 相対湿度: 8% から 85%
- 最大露点: 27°C (80.6°F)
保管時 (非動作時):- 温度: 1°C から 60°C (33.8°F から 140°F)
- 高度: 3,050 m
- 相対湿度: 5% から 80%
- 最大露点: 29°C (84.2°F)
出荷時 (非動作時):- 温度: -40°C から 60°C (-40°F から 140°F)
- 高度: 10,700 m
- 相対湿度: 5% から 100%
- 最大露点: 29°C (84.2°F)
重要サポートが緩和された ASHRAE クラス A3、室温 40°C 以下に対応した設計:- 「冗長キット」が取り付けられている場合、システムは 35°C 以下での冗長ファン機能をサポートします。35°C から 40°C は冗長機能でサポートされていません。
- 35°C/3,000 フィートを超える場合は、システムのパフォーマンスが低下する場合があります。
- どのような環境であっても、最悪のケースのワークロードと構成の組み合わせでも 35°C で仕様を超えることはありません。取り付け済みの冗長ファンは 40°C までをサポートします。ファンが 40°C から 45°C を保てなかった場合は、システムがシャットダウンする可能性があります。
NVIDIA Quadro M6000 24GB グラフィックス・プロセッシング・ユニット (GPU) アクセラレーターが取り付けられている場合、周辺温度が 40°C (104°F) を超えない必要があります。周辺温度が 35°C (95°F) を超えると、温度制限のため冗長ファン機能がサポートされません。
- 温度:
- 発熱量 (消費電力):
概算発熱量:
- 最小構成: 341 Btu/hr (100 ワット)
- 最大構成: 時間当たり 6667 Btu (1945 ワット)
- 電源入力:
- 正弦波入力 (50/60 Hz) が必須
- 550W/750W/900W プラチナ・パワー・サプライの場合:
- 低電圧入力
- 最低: 100 V AC
- 最高: 127 V AC
- 高電圧入力レンジ:
- 最低: 200 V AC
- 最高: 240 V AC
- 低電圧入力
- 750W チタンおよび 1500W プラチナ・パワー・サプライの場合:
- 入力電圧範囲:
- 最低: 200 V AC
- 最高: 240 V AC
- 入力電圧範囲:
- 最大入力電力 (kVA) (近似値):
- 最小: 0.10 kVA
- 最大: 1.967 kVA
注- 電力消費量および発熱量は、取り付けたオプション機構の数とタイプ、 および使用する電源管理オプション機構によって異なります。
- 放出ノイズ・レベルは、無作為にサンプルとして抽出されたマシンの公称 (上限) 音響出力レベル (ベル単位) です。すべての測定は、ISO 7779 に従って実施され、ISO 9296 に準拠して報告されています。特定の場所における実際の音圧レベルは、室内反響およびその他の近隣の騒音源によって、ここに示した平均値を超える場合があります。放出ノイズ・レベルは、無作為にサンプルとして抽出されたシステムの公称 (上限) 音響出力レベル (ベル単位) です。