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Nx 回ブート失敗

装置の追加やアダプターのファームウェア更新などの構成変更、およびファームウェアまたはアプリケーションのコードの問題により、サーバーの POST (電源オン・セルフテスト) が失敗することがあります。

これが発生した場合、サーバーは以下のいずれかの方法で応答します。

  • サーバーは自動的に再起動し、POST を再試行します。
  • サーバーは応答しなくなり、ユーザーはサーバーの POST を再試行するために、サーバーを手動で再起動する必要があります。

指定された回数の連続試行 (自動でも手動でも) の後、Nx 回ブート失敗機能により、サーバーはデフォルトの UEFI 構成に復帰し、Setup Utility が開始され、ユーザーが構成に対し必要な修正を加えてサーバーを再起動できるようにします。サーバーがデフォルトの構成で POST を正常に完了できない場合、システム・ボードに問題がある可能性があります。

Nx 回ブート失敗機能をトリガーする連続再始動試行回数を指定するには、Setup Utility で、「System Settings」 > 「Recovery」 > 「POST Attempts」 > 「POST Attempts Limit」をクリックします。選択可能なオプションは、3、6、9、および 255 (Nx 回ブート失敗機能を無効にする) です。