安全について
以下では、本書に記載されている「注意」および「危険」に関する情報を説明します。
本書の「注意」と「危険」の各注意事項には番号が付いています。この番号は、「Safety Information」の英語の Caution と Danger に対応する翻訳文の「注意」と「危険」を相互参照するのに使用します。
たとえば、「Caution」の注意事項に Statement 1 が付いていた場合、Statement 1の「安全情報」を見ればその注意事項に対応した翻訳文が見つかります。
本書で述べられている手順を実行する前に「注意」と「危険」の注意事項をすべてお読みください。もし、システムあるいはオプションに追加の安全情報がある場合はそのデバイスの取り付けを開始する前にお読みください。
安全 1
感電を防ぐために次の事項を守ってください。
- 雷雨中にケーブルの接続および切り離し、本製品の設置、保守、再構成は行わないでください。
- すべての電源コードは正しく配線され接地されたコンセントに接続してください。
- ご使用の製品に接続するすべての装置も正しく配線されたコンセントに接続してください。
- 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
- 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電源もオンにしないでください。
- 取り付けおよび構成手順で特別に指示されている場合を除いて、デバイスのカバーを開く場合はその前に、必ず、接続されている電源コード、通信システム、ネットワーク、およびモデムを切り離してください。
- ご使用の製品または接続されたデバイスの取り付け、移動、またはカバーの取り外しを行う場合には、次の表の説明に従ってケーブルの接続および切り離しを行ってください。
ケーブルの接続手順および切り離し手順を説明する安全 1 の表
ケーブルの接続手順: | ケーブルの切り離し手順: |
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安全 2
- 水に投げ込む、あるいは浸す
- 100°C (212°F) を超える過熱
- 修理または分解
バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください。
安全 3
- カバーを外さないこと。カバーを取り外すと有害なレーザー光を浴びることがあります。このデバイスの内部には保守が可能な部品はありません。
- 本書に記述されていないコントロールや調整を使用したり、本書に記述されていない手順を実行すると、有害な光線を浴びることがあります。
カバーを開くとレーザー光線の照射があります。光線を見つめたり、光学装置を用いて直接見たり、光線を直接浴びることは避けてください。
安全 4
装置を安全に持ち上げる方法を示した 3 つの図。
注意: 装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。 | ||
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≥ 18 kg (39.7 lb) | ≥ 32 kg (70.5 lb) | ≥ 55 kg (121.2 lb) |
安全 5
安全 8
このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してください。
UPS 装置のシャーシまたは他の部品を開かないでください。開くと装置の保証が無効になります。保守が可能な部品が存在する部品のみ交換してください。つまり、UPS 装置の保守は FRU/CRU 交換部品のみに限定されます。
安全 13
安全 33
安全 33 の図およびすべての電源コードを切り離す場合の注意の注記。
安全 34
- この装置は、訓練を受けたサービス技術員が、NEC および IEC 60950-1 First Edition, The Standard for Safety of Information Technology Equipment で定義されたアクセス制限のある場所に設置する必要があります。
- 装置は正しく接地された安全特別低電圧 (SELV) 電源に接続してください。SELV 電源とは、正常時、または単一の障害が発生しても、その出力電圧が安全レベルの 60 V DC を超えないように設計された 2 次側の回路です。
- フィールド配線には市販品で容量が十分な切断機を設置してください。
- 分岐回路の過電流保護のために必要な回路ブレーカーの定格については、製品資料に記載の仕様を参照してください。
- 銅線のみを使用してください。必要なワイヤー・サイズについては、製品資料に記載されている仕様を参照してください。
- 配線端子ねじの締め付けトルクに必要な値については、製品資料に記載の仕様を参照してください。
ラック安全情報、注記 2
- ラック・キャビネットのレベル・パッドは、必ず下げてください。
- ラック・キャビネットには、必ずスタビライザー・ブラケットを取り付けてください。
- 必ず、ラック・キャビネットの最下部からサーバーおよびオプションのデバイスを取り付けます。
- 最も重量のあるデバイスは、必ずラック・キャビネットの下部に搭載してください。
C004
鉛酸バッテリーは、高短絡電流による電気熱傷の危険を生じさせるおそれがあります。金属性の物質とバッテリーを接触させないでください。腕時計、指輪などの金属製の物質を取り外し、絶縁された握りや柄の部分を持ってツールを使用してください。爆発の可能性を避けるために、バッテリーを焼却しないでください。
バッテリーは、Lenovo により推奨されたものとのみ交換してください。バッテリーをリサイクルまたは廃棄する場合は、地方自治体の条例に従ってください。米国では、Lenovo にはこのバッテリーを回収するプロセスがあります。詳しくは、1-800-426-4333 にお問い合わせください。電話を掛ける際には、バッテリー・ユニットの Lenovo 部品番号を手元に用意してください。
無停電電源装置に古いバッテリーと新しいバッテリーを混在させないでください。
無停電電源装置から取り出したバッテリー・パックを開かないでください。
無停電電源装置のバッテリーを交換するときは、保護用の安全メガネを着用してください。(C004)