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Integrated Management Module II (IMM2) エラー・メッセージ

ハードウェア・イベントがサーバー上の IMM によって検出されると、IMM はそのイベントをサーバー内のシステム・イベント・ログに記録します。

それぞれのイベント・コードごとに、以下のフィールドが表示されます。
イベント ID
イベントあるいはイベントのクラスを一意的に識別する 16 進数の ID。本書では、イベント ID は 0x で始まり、後に 8 文字が続きます。
イベント記述
イベントについて表示される、ログに記録されたメッセージの文字列です。システム・イベント・ログにイベント文字列が表示されている場合、特定のコンポーネントなどの情報が表示されます。本書では、この追加情報を変数で示します ([arg1]、[arg2] など)。
説明
イベントが発生した原因を説明する追加情報。
重大度
状態の懸念度が示されます。システム・イベント・ログでは、重大度は先頭文字に省略されています。以下の重大度が表示されることがあります。
通知:
イベントは監査目的で記録されたもので、通常はユーザー操作または正常に動作する状態の変更です。
警告:
このイベントは、エラーほど重大ではありませんが、可能であれば、エラーになる前に状態を修正する必要があります。追加の監視や保守が必要な場合もあります。
エラー:
このイベントは、サービスや正常な機能が損なわれる障害状態またはクリティカルな状態です。
アラート・カテゴリー
同類のイベントがカテゴリーごとに分類されます。アラート・カテゴリーは以下の形式になります。

severity - device

重大度は、以下の重大度レベルのいずれかです。
  • クリティカル: サーバー内の主要コンポーネントが機能していません。
  • 警告: イベントがクリティカル・レベルに進行する可能性があります。
  • システム: イベントは、システム・エラーあるいは構成変更の結果です。

デバイスは、イベント生成の原因となったサーバー内の特定のデバイスです。

保守可能
問題を解決するためにユーザー処置が必要かどうかを示します。
CIM 情報
CIM メッセージ・レジストリーが使用するメッセージ ID のプレフィックスおよびシーケンス番号です。
SNMP Trap ID
SNMP アラート管理情報ベース (MIB) にある SNMP trap ID。
自動的にサービスに連絡
このフィールドを「はい」に設定すると、Electronic Service Agent (ESA) が有効になり、イベント生成時には Lenovo サポートに自動的に通知されます。

Lenovo サポートからの連絡を待つ間に、そのイベントに対する推奨処置を実行することができます。

ユーザー応答
イベントを解決するためにユーザーが実行する必要がある操作です。
問題が解決するまで、このセクションの手順を順番に実行してください。このフィールドに説明されている処置をすべて実行した後、まだ問題を解決できない場合には、Lenovo サポートにお問い合わせください。
このリストには、このマシン・タイプおよびモデルに適用されない可能性があるエラー・コードとメッセージも含まれます。

以下に、IMM2 エラー・メッセージおよび検出されたサーバーの問題を修正するための推奨アクションをリストします。IMM2 について詳しくは、「Integrated Management Module II User's Guide」(http://www.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5089484) を参照してください。