ServeRAID M5120 SAS/SATA コントローラー (System x 用) の交換

ServeRAID M5120 SAS/SATA コントローラーの交換方法については、以下の情報を参照してください。

注

• アダプターの取り付けの詳細および注意事項については、アダプターの取り付けを参照してください。
• アダプターおよびドライブ・バックプレーンへの SAS 信号ケーブルの接続に関する一般規則に従い、アダプターのポート 0 からドライブ・バックプレーンのポート 0、アダプターのポート 1 からドライブ・バックプレーンのポート 1 (サーバーに取り付けたドライブ・バックプレーンのタイプによって異なります) に接続します。
• このアダプターには RAID キャッシュ・カードが付属しています。キャッシュ・カードにはフラッシュ電源モジュールが付属しており、ストレージ・ブックの下部にあるスロットに取り付ける必要があります (詳細については、ストレージ・ブックへの RAID アダプターのフラッシュ電源モジュールの取り付けを参照)。
• このアダプターは外部 RAID 用で、サーバーに外部ストレージ拡張ユニットが接続されている場合に使用することができます。

オプションの ServeRAID M5120 SAS/SATA コントローラー (System x 用) を購入することができます。ServeRAID M5120 アダプターは、ベース RAID レベル 0、1、および 10 のサポートを提供します。詳細については、サポートされる RAID アダプター を参照してください。構成情報については、ServeRAID 資料 (Lenovo Support Portal) を参照してください。

重要

一部のクラスター・ソリューションには、特定のコード・レベルまたは調整されたコード更新が必要です。デバイスがクラスター・ソリューションの一部である場合は、コードを更新する前に、コードの最新レベルがクラスター・ソリューションでサポートされていることを確認してください。

ServeRAID M5120 SAS/SATA アダプターを取り付けるには、以下のステップを実行します。

注

可能な場合はアダプターを交換する前に RAID 構成情報をバックアップまたは記録します。詳しい手順については、ご使用の RAID アダプターの資料を参照してください。ServeRAID アダプターの資料は Lenovo Support Portalからダウンロードできます。

1. 新しい ServeRAID M5120 SAS/SATA アダプターの入った帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。その後で、アダプターの上端または上部の隅をつかんで、アダプターをパッケージから取り出します。
2. RAID キャッシュ・カードを以前に取り外した場合は、それを再び取り付けます (RAID キャッシュ・カードの交換を参照)。
3. 切り欠きがI/O ブックのボード上のコネクターの位置に正しく合うように、ServeRAID M5120 アダプターの位置を合わせます。
4. アダプターをコネクターに挿入します。その際、アダプター上のエッジ・コネクターをI/O ブックのボード上のコネクターの位置に合わせます。アダプター上のコネクターの端をコネクターにしっかり 押し込みます。アダプターが I/O ブックのボード上のコネクターにカチッと音を立ててしっかり収まったか確認してください。

   注意: サーバーの電源を入れる前に、アダプターがコネクターに正しく取り付けられていることを確認します。アダプターを正しく取り付けないと、I/O ブックのボードまたはアダプターが損傷するおそれがあります。

5. PCIe 保持レバーを閉じます。
6. ケーブルをアダプターおよび RAID キャッシュ・カードに再接続します。
7. アダプターを交換した PCIe I/O ブックを交換する手順を実行します。
8. 取り外した電源コードおよびすべてのケーブルを再接続します。
9. 周辺デバイスとサーバーの電源をオンにします。
10. 外部構成として交換用 ServeRAID アダプターに RAID 構成をインポートします。手順については、ServeRAID-M ソフトウェア・ユーザー・ガイドを参照してください。