メインコンテンツまでスキップ

srcfg コマンド

シリアル・リダイレクト・モードから CLI に入るキー・シーケンスを示すには、このコマンドを使用します。

シリアル・リダイレクト構成を変更するには、オプションと、それに続けて値を入力します。シリアル・リダイレクト構成を変更するには、少なくとも「アダプター・ネットワーキングおよびセキュリティー構成」権限を持っている必要があります。

IMM ハードウェアは、シリアル・ポートからシリアル・ポートのパススルー機能を備えていません。したがって、Remote Supervisor Adapter II の CLI に存在する -passthru オプションと entercliseq オプションはサポートされていません。

オプションを指定せずに srcfg コマンドを実行すると、現行のシリアル・リダイレクトのキー・ストローク・シーケンスが表示されます。次の表は、srcfg -entercliseq コマンド・オプションの引数を示しています。

表 1. srcfg コマンド. 次の表は、オプション、オプションの説明、そのオプションの値の情報で構成される 1 行 3 列の表です。
オプション説明
-entercliseqCLI キー・ストローク・シーケンスに入ります。CLI に入るためのユーザー定義キー・ストローク・シーケンス。
このシーケンスには、1 から 15 個の文字が必要です。このシーケンスでは、脱字記号 (^) には特別な意味があります。これは、Ctrl シーケンスにマップするキー・ストロークの Ctrl を意味しています (たとえば、^[ は Esc キー、^M は復帰)。^ が出現すると、それらはすべて Ctrl シーケンスの一部と解釈されます。すべての Ctrl シーケンスのリストについては、ASCII/キー変換テーブルを参照してください。このフィールドのデフォルト値は ^[( であり、これは Esc の後に ( が付いたものです。
構文:
srcfg [options]
options:
-entercliseq entercli_keyseq
例:
system> srcfg
-entercliseq ^[Q
system>