仮想ドライブの表示および構成

仮想ドライブを表示および構成するには、このトピックの情報を使用します。

「サーバー構成」の下で「RAID セットアップ」を選択すると、デフォルトで「アレイ構成」タブが選択され既存の仮想ディスクが表示されます。論理ドライブは、ディスク・アレイおよびコントローラー別にソートされます。仮想ディスクに関する詳細情報 (たとえば仮想ディスクのストリップ・サイズなど) とブート可能情報が表示されます。

RAID 設定を構成するには、「編集モードを有効にする」をクリックします。

編集モードで、コントローラーの操作メニューをクリックして、現行の RAID 仮想ディスクを表示したり、新しい RAID 仮想ディスクを作成したりできます。

「コントローラー操作」メニューでは、以下の操作を実行できます。

RAID 構成のクリア

選択したコントローラーのすべての構成およびデータをクリアします。

外部構成の管理

検出された外部ドライブをインポートします。外部ドライブとは、別の RAID 構成から現行の RAID コントローラーに移動したドライブです

注

外部ドライブがない場合は通知されます。

仮想ディスクの名前をクリックすると、仮想ディスクのプロパティ・ウィンドウが表示されます。

1. ドライブまたはストレージ容量に空きがあるディスク・アレイを選択します
   1. 仮想ディスクを新規ディスク・アレイに作成する場合、RAID レベルを指定する必要があります。選択したドライブが十分ではないまま「次へ」をクリックすると、RAID レベル・フィールドの下にエラー・メッセージが表示されます。

      一部の RAID レベルでは、スパンが必要です。また、スパン内に必要なドライブの最小数があります。

      1. このような場合、Web インターフェースにデフォルトで「スパン 1」と表示されます。
      2. ドライブを選択し、「メンバーを追加」をクリックして「スパン 1」にドライブを追加します。「スパン 1」に十分なドライブがない場合は、「スパンを追加」リンクは無効です。
      3. 「スパンを追加」をクリックして「スパン 2」を追加します。ドライブを選択し、「メンバーを追加」をクリックして「スパン 2」に追加します。
      4. 「メンバーを追加」をクリックして、最後のスパンにドライブを追加します。もう一度「スパン 1」にドライブを追加する場合は、スパン 1 をクリックしてからドライブを選択して「スパン 1」に追加する必要があります。
      5. スパン数が最大容量に達したら、「スパンを追加」リンクが無効になります。

   2. 既存のディスク・アレイに仮想ディスクを作成するには、空き容量があるディスク・アレイを選択する必要があります。

2. 仮想ディスクの作成
   1. デフォルトでは、すべてのストレージ容量を使用する仮想ディスクを作成します。すべてのストレージが使用されると「追加」アイコンは無効になります。鉛筆アイコンをクリックして、容量や他のプロパティを変更できます。
   2. 最初の仮想ディスクがストレージ容量の一部のみを使用するように編集すると、「追加」アイコンが有効になります。アイコンをクリックして「仮想ディスクを追加」ウィンドウを表示します。
   3. 複数の仮想ディスクがある場合、「削除」アイコンが有効になります。このアイコンは仮想ディスクが 1 つしかない場合は表示されません。「削除」アイコンをクリックすると、選択された行は即時削除されます。仮想ディスクがまだ作成されていないため、確認ウィンドウはありません。
   4. 「仮想ディスクの作成を開始」をクリックしてプロセスを開始します。