アラート受信者の構成
メール通知および syslog 通知、または SNMP トラップの受信者を追加および変更するには、このトピックの情報を使用します。
以下は、「アラート受信者」タブで実行できる操作の説明です。
以下は、「メール/Syslog 受信者」セクションで実行できる操作項目です。
- 作成: 追加の新規メール受信者または Syslog 受信者を作成するにはこの操作項目を選択します。最大 12 件のメールおよび Syslog 受信者を構成できます。
- メール受信者を作成: メール受信者を作成するにはこの操作項目を選択します。
- 受信者の名前およびメール・アドレスを入力します。
- 選択してイベント通知を有効または無効にします。無効にすることを選択した場合、アカウントの構成内容はそのまま残りますが、メールは送信されません。
- 受信者に通知されるイベントのタイプを選択します。「クリティカル」、「注意」、「システム」のカテゴリー・ラベルの横にある矢印をクリックすると、そのカテゴリーに属する特定のコンポーネントに関する通知を選択または選択解除できます。
- メール・アラートにイベント・ログの内容を含めるかどうかを選択できます。
- インデックスは、12 個の受信者スロットのどれを割り当てるかを指定します。
- SMTP メール・サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- イベントの転送先のメール・サーバーは、この画面で構成するか、またはセクション上部の「SMTP サーバー」操作をクリックして構成できます。構成の詳細については、以下の「SMTP サーバー」を参照してください。
- Syslog 受信者を作成: syslog 受信者を作成するにはこの操作項目を選択します。
- 受信者の名前を入力します。
- Syslog サーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- 選択してイベント通知を有効または無効にします。無効にすることを選択した場合、アカウントの構成内容はそのまま残りますが、メールは送信されません。
- インデックスは、12 個の受信者スロットのどれを割り当てるかを指定します。
- Syslog サーバーに送信されるイベントのタイプを選択します。「クリティカル」、「注意」、「システム」のカテゴリー・ラベルの横にあるドロップダウン・メニューをクリックすると、カテゴリー内の特定のコンポーネントの通知を選択または選択解除できます。
- メール受信者を作成: メール受信者を作成するにはこの操作項目を選択します。
- SMTP サーバー: SMTP メール・サーバー関連の設定を構成するには、この操作項目を選択します。メール・サーバーは 1 つのみ設定できます。構成済みのメール受信者全員にアラートが送信される際は、同じメール構成が使用されます。XClarity Controller は、メール転送時は一律で StartTLS コマンドを使用して、セキュア接続からポート 587 経由の暗号化接続に自動的に切り替えます (対象のメール・サーバーが対応している場合)。
- メール・サーバーのホスト名または IP アドレスと、ネットワーク・ポート番号を入力します。
- メール・サーバーで認証が必要な場合は、「認証が必要」チェックボックスを選択し、ユーザー名とパスワードを入力します。メール・サーバーで必要な認証タイプを、チャレンジ応答方式 (CRAM-MD5) またはシンプルな資格情報 (ログイン) のいずれかから選択します。
- 一部のネットワークでは、リバース・パス値が意図したものではない場合、発信メールがブロックされることがあります。デフォルトでは、XClarity Controller は alertmgr@domain を使用します。ここで domain は XClarity Controller ネットワーク Web ページの DDNS セクションで指定されたドメイン名です。デフォルトの代わりに独自の送信者情報を指定できます。
- メールの設定が正しく構成されていることを確認するために、メール・サーバーへの接続をテストできます。XClarity Controller に、接続が成功したかどうかを示すメッセージが表示されます。
- 再試行および遅延: 再試行および遅延オプション関連の設定を構成するには、この操作項目を選択します。
- 再試行制限は、最初のアラートの送信が失敗したときに、XClarity Controller が試行を試みる回数を指定します。
- エントリー間の遅延は、XClarity Controller が 1 人の受信者にアラートを送信してから、次の受信者にアラートを送信するまでの待機時間を指定します。
- 試行間の遅延は、XClarity Controller がアラートの送信試行を失敗してから再試行するまでの待機時間を指定します。
- プロトコル: 接続プロトコル関連の設定を構成するには、この操作項目を選択します。
- TCP プロトコルまたは UDP プロトコルのいずれかを選択できます。この設定は、すべての syslog 受信者に適用されることに注意してください。
- メールまたは Syslog の受信者が作成されると、このセクションにリストされます。
- メールまたは Syslog 受信者の設定を編集するには、構成する受信者の次の行の操作ヘッダーの下にある鉛筆のアイコンをクリックします。
- メールまたは Syslog 受信者を削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。
- メールまたは Syslog 受信者にテスト・アラートを送信するには、紙飛行機のアイコンをクリックします。
以下は、「SNMPv3 トラップ・ユーザー」セクションで実行できる操作です。
SNMPv3 ユーザーは、ネットワーク・ページの SNMP セットアップ・カードに移動し、「SNMPv3 トラップの有効化」で作成してください。
- 作成: SNMPv3 トラップ受信者を作成するにはこの操作項目を選択します。
- SNMPv3 トラップに関連付けられるユーザー・アカウントを選択します。このユーザー・アカウントは、12 個のローカル・ユーザー・アカウントの 1 つである必要があります。
- SNMPv3 トラップを受信する SNMPv3 マネージャーのホスト名または IP アドレスを指定します。
- XClarity Controller は、HMAC-SHA ハッシュ・アルゴリズムを使用して SNMPv3 マネージャーで認証を行います。これはサポートされる唯一のアルゴリズムです。
- プライバシー・パスワードは、SNMP データを暗号化するためにプライバシー・プロトコルとともに使用されます。
- 「SNMPv3 共通設定」はすべての SNMPv3 トラップ受信者に適用されます。これらの設定は、SNMPv3 トラップ受信者の作成中、または「SNMPv3」ユーザー・セグメント上部の SNMPv3 設定の操作をクリックして構成できます。
- SNMPv3 トラップを有効にするか無効にするかを選択します。無効の場合、設定の構成は残りますが、SNMPv3 トラップは送信されません。
- BMC の連絡先およびロケーション情報は必須であり、サーバーのプロパティ Web ページで構成されます。詳しくは、ロケーションと連絡先の設定を参照してください。
- SNMPv3 マネージャーに送信される原因トラップであるイベントのタイプを選択します。「クリティカル」、「注意」、「システム」のカテゴリー・ラベルの横にあるドロップダウン・メニューをクリックすると、カテゴリー内の特定のコンポーネントの通知を選択または選択解除できます。
注SNMP クライアントとエージェントの間のデータ転送は、暗号化を使用して保護することができます。プライバシー・プロトコルでサポートされている方式は、CBC-DES、AES、AES192、AES256、AES192C、および AES256C です。 - SNMPv3 トラップ受信者が作成されると、このセクションにリストされます。
- SNMPv3 受信者の設定を編集するには、構成する受信者の次の行の操作ヘッダーの下にある鉛筆のアイコンをクリックします。
- SNMPv3 受信者を削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。
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