低速システム応答診断の実行
診断を実行すると、システムによる応答時間の低下の原因を特定できます。
- ストレージ・システム・プロンプトで、LOADER プロンプトに切り替えます (halt)。
- LOADER プロンプトで、次のコマンドを入力します。boot_diags 注システム・レベル診断が正しく機能するには、このコマンドを
LOADER プロンプトで実行する必要があります。boot_diags コマンドは、システム・レベル診断に合わせて特別に設計された特殊なドライバーを起動します。 - 次のコマンドを入力し、すべてのデバイスで診断を実行します。sldiag device run
- 次のコマンドを入力してテストのステータスを表示します。sldiag device statusテストがまだ実行されている間、ストレージ・システムに以下の出力が表示されますすべてのテストの完了後に、デフォルトでは以下の応答が表示されます:
There are still test(s) being processed.
*> <SLDIAG:_ALL_TESTS_COMPLETED>
- 次のコマンドを入力して、システムの応答時間の低下原因を特定します: sldiag device status -long -state failed
例
次の例は、適切なハードウェアなしで実行されてたテストでエラーのフル・ステータスがどのように表示されるかを示しています。
*> sldiag device status -long -state failed
TEST START ------------------------------------------
DEVTYPE: nvram_ib
NAME: external loopback test
START DATE: Sat Jan 3 23:10:55 GMT 2009
STATUS: Completed
ib3a: could not set loopback mode, test failed
END DATE: Sat Jan 3 23:11:04 GMT 2009
LOOP: 1/1
TEST END --------------------------------------------
TEST START ------------------------------------------
DEVTYPE: fcal
NAME: Fcal Loopback Test
START DATE: Sat Jan 3 23:10:56 GMT 2009
STATUS: Completed
Starting test on Fcal Adapter: 0b
Started gathering adapter info.
Adapter get adapter info OK
Adapter fc_data_link_rate: 1Gib
Adapter name: QLogic 2532
Adapter firmware rev: 4.5.2
Adapter hardware rev: 2
Started adapter get WWN string test.
Adapter get WWN string OK wwn_str: 5:00a:098300:035309
Started adapter interrupt test
Adapter interrupt test OK
Started adapter reset test.
Adapter reset OK
Started Adapter Get Connection State Test.
Connection State: 5
Loop on FC Adapter 0b is OPEN
Started adapter Retry LIP test
Adapter Retry LIP OK
ERROR: failed to init adaptor port for IOCTL call
ioctl_status.class_type = 0x1
ioctl_status.subclass = 0x3
ioctl_status.info = 0x0
Started INTERNAL LOOPBACK:
INTERNAL LOOPBACK OK
Error Count: 2 Run Time: 70 secs
>>>>> ERROR, please ensure the port has a shelf or plug.
END DATE: Sat Jan 3 23:12:07 GMT 2009
LOOP: 1/1
TEST END --------------------------------------------システム・レベル診断テストの結果 操作 エラーなしで完了した ハードウェアの問題はないため、ストレージ・システムはプロンプトに戻ります。 - 次のコマンドを入力して、ステータス・ログをクリアします。 sldiag device clearstatus
次のコマンドを入力して、ログがクリアされたことを確認します。 sldiag device status
以下のデフォルトの応答が表示されます。
SLDIAG: No log messages are present.
- 次のコマンドを入力して、保守モードを終了します。halt
- Loader プロンプトに次のコマンドを入力して、ストレージ・システムをブートします。boot_ontap
システム・レベルの診断が完了しました。
いくつかのテストが失敗した 問題の原因を特定します。 - 次のコマンドを入力して、保守モードを終了します。halt
- クリーン・シャットダウンを実行し、パワー・サプライを取り外します。
- システム・レベルの診断を実行するための要件を確認し、ケーブルが正常に接続され、ハードウェア・コンポーネントがストレージ・システムに適切に取り付けられていることを確認します。
- パワー・サプライを再接続し、ストレージ・システムの電源をオンにします。
- システムの応答時間を特定する診断のステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
同じテストが失敗した 問題を特定できるように一部のテストでデフォルト設定を変更するようテクニカル・サポートが推奨することがあります。 次のコマンドを入力して、選択された特定のデバイスの状態、あるいはストレージ・システムのデバイス・タイプを変更します: sldiag device modify [-devdevtype|mb|slotslotnum] [-namedevice] [-selectionenable|disable|default|only]
-selection enable|disable|default|only を使用すると、指定されたデバイス・タイプまたは特定のデバイスのデフォルトの選択を有効化、無効化、承認したり、他のデバイスをすべて無効化してから指定されたデバイスまたは特定のデバイスのみを有効化したりすることができます。
- 次のコマンドを入力して、テスト内容が変更されたことを確認します: sldiag option show
- システムの応答時間を特定する診断のステップ 3 ~ 5 を繰り返します。
- 問題を特定して解決したら、サブステップ 1 と 2 を繰り返してテストを default の状態にリセットします。
- システムの応答時間を特定する診断のステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
完了後
ステップを繰り返しても障害が解決しない場合、ハードウェアを交換する必要があります。
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