メインコンテンツまでスキップ

ラックへの 0/1U デバイスの取り付け

0/1U デバイスをラック側に取り付ける方法については、このトピックを参照してください。

このタスクについて

S001
shock hazard
危険
危険
電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電流は危険です。

感電を防ぐために次の事項を守ってください。

  • すべての電源コードは、正しく配線され接地された電源コンセントまたは電源に接続してください。
  • ご使用の製品に接続するすべての装置は、正しく配線されたコンセントまたは電源に接続してください。
  • 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
  • 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電源もオンにしないでください。
  • デバイスに複数の電源コードが使用されている場合があるので、デバイスから完全に電気を取り除くため、すべての電源コードが電源から切り離されていることを確認してください。
S013
shock hazard
危険
危険
分岐回路に過負荷がかかると発火や感電の危険性が生じます。このような危険を避けるためシステムが必要とする電源容量が電源回路の安全容量を超えないことを確認してください。ご使用のデバイスの電気仕様はデバイスに付属のマニュアルに記載されています。
S014
shock hazard
注意
危険な電圧、電流、エネルギー・レベルが存在する可能性があります。ラベルが貼られている場所のカバーを外すことが許されるのはトレーニングを受けたサービス技術員だけです。
R009
Attention
注意
再配置を行う場合、エンタープライズ・ラック・キャビネットの上部にあるコンポーネントから取り外すと、ラックの安定性が向上します。同じ室内または建物内で、装置を取り付けてあるラック・キャビネットを再配置する場合は、以下の一般ガイドラインに従ってください。
  • ラック・キャビネットの最上部から順番に装置を取り外して、ラック・キャビネットの重量を軽減します。可能な場合は、ラック・キャビネットを受け取ったときの構成にラック・キャビネットを復元します。この構成が不明の場合は、以下の手順を実行する必要があります。
    • 32 U およびそれより上の位置にあるデバイスをすべて取り外します。
    • 最も重いデバイスは、ラック・キャビネットの最下部に取り付けてください。
    • ラック・キャビネットの 32 U ポジションより下に取り付けられたデバイス間に空き U ポジションがないことを確認します。
  • 再配置しようとするラック・キャビネットがラック・キャビネットのスイートの一部である場合は、該当のラック・キャビネットをそのスイートから切り離します。
  • 予定している経路を点検して、潜在的な危険を取り除きます。
  • 選択した経路が、装置を取り付けたラック・キャビネットの重量に対応できるかどうかを検査します。装置を取り付けたラック・キャビネットの重量については、ラック・キャビネットに付属の資料を参照してください。
  • すべてのドアの開口部が少なくとも 760 x 2,030 mm (30 x 80 インチ) あることを確認します。
  • すべてのデバイス、シェルフ、ドロワー、ドア、およびケーブルが保護されているか確認します。
  • 4 つのレベル・パッドを一番上の位置に引き上げておいてください。
  • ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットが取り付けられていないことを確認します。
  • 傾斜が 10 度を超えるスロープは使用しないでください。
  • ラック・キャビネットを新しい場所に移動したら、以下の手順を実行します。
    • 4 つのレベル・パッドを下げます。
    • スタビライザー・ブラケットをラック・キャビネットに取り付けます。
    • ラック・キャビネットからデバイスを取り外した場合は、ラック・キャビネットの下部から上部方向へ入れ直していきます。

長距離の再配置が必要な場合は、ラック・キャビネットを納品時のラック・キャビネットの構成に復元します。ラック・キャビネットは元の梱包資材、またはそれと同等のもので梱包してください。また、レベル・パッドを下げて、キャスターをパレットから離れるように持ち上げ、ラック・キャビネットをパレットにボルトで止めます。

このキャビネットは、ラック側に取り付ける 1U デバイスを最大 4 ユニット分サポートします。
各ラック側スペースには、1U ユニット 2 台または 0U ユニット 2 台のみを同時に取り付けることができます。同じラック側で 1U と 0U のデバイスを混在させることはできません。

0U デバイスの取り付け

手順

2つの PDU ペグをラック・キャビネットの側面にある鍵穴スロットに挿入し、PDU を押し下げてラックに固定します。
図 1. 0U PDU の取り付け

0U PDU は、ソケットがラック・キャビネットの背面または中央を向くように取り付けることができます。

ラック側への 1U PDU またはコンソール・スイッチの取り付け

手順

  1. デバイスに付属のマニュアルを参照し、必要に応じて取り付けブラケットを取り付けます。
  2. 取り付けブラケットをラック・フランジの穴に位置合わせし、4 組のねじとナットで固定します。
    図 2. ラック側への 1U デバイスの取り付け

サイド・ポケットへの 1U デバイスの取り付け

手順

  1. デバイスに付属のマニュアルを参照し、必要に応じて取り付けブラケットを取り付けます。
  2. サイド・ポケットの横にあるサイド・カバーを取り外します (サイド・カバーの取り外しを参照)。
  3. デバイスを取り付けます。
    図 3. 1U PDU またはコンソール・スイッチの取り付け

    • 図に示すように、ラック・フランジに 4 つの M6 クリップ・ナットを取り付けます。
    • デバイスをサイド・ポケットの奥までスライドさせます。
    • デバイスを 4 本の M6 ねじで固定します。
  4. デバイスの必要なすべてのケーブル接続とセットアップを完了します。詳細については、デバイスに付属のドキュメントを参照してください。
    警告
    • キャビネットにベイイング・キットを取り付ける前に、必要なケーブル接続とデバイスのセットアップをすべて完了してください。これらの作業は後で操作するのが難しくなります。
    • サイド・カバーを取り付ける前に、デバイスのケーブル接続とセットアップ作業をすべて完了しておくことをお勧めします。

  5. サイド・カバーを元に取り付けます (サイド・カバーの取り付けを参照)。