メインコンテンツまでスキップ

熱交換器への注水

ThinkSystem Rear Door Heat eXchanger V2 に注水する方法については、このトピックを参照してください。

このタスクについて

S038
Use eye protection
注意
この手順では、目を保護する防具を装着する必要があります。
重要
熱交換器に対して空気または窒素の充填、排出、またはパージを行うときはいつでも、安全ゴーグルまたはその他の目の保護具を着用してください。

手順

  1. 内部ホース・アクセス・パネルが取り付けられている場合、持ち上げて熱交換器から取り外します。
    図 1. 内部ホース・アクセス・パネルの取り外し

  2. 外側ホース・アクセス・パネルが取り付けられている場合、パネルを固定しているねじを取り外し (該当する場合)、パネルを持ち上げて熱交換器から取り外します。
    図 2. 外部ホース・アクセス・パネルの取り外し

  3. ホース内に充填された窒素をパージします。
    図 3. 窒素のパージ

    • エアー・パージ・バルブのキャップを緩めて取り外します。
    • エアー・パージ・バルブのつまみを押して、熱交換器から窒素をパージします。圧力がかからなくなるまでバルブのつまみを押し続けてください。
  4. サプライ用ホース・カップリングをサプライ用の多岐管に合わせて押し込み、カチッと音がして所定の位置にロックされるまでカラーを後方に引きます。次に、リターン用ホースと多岐管で同じ手順を繰り返します。
    図 4. サプライおよびリターン用ホースおよび多岐管カップリング

    • サプライ用ホース・アセンブリー (1) をサプライ用の多岐管カップリング (2) に接続します。
    • リターン用ホース・アセンブリー (3) をリターン用の多岐管カップリング (4) に接続します。
  5. 熱交換器への水の流れをオンにし、数分間流し続けます。
  6. エアー・パージ・ツールを熱交換器の上部にあるエアー・パージ・バルブに取り付けます。注水手順中に漏れる水と気泡を受けるために、排水口を 2 リットル (またはそれ以上) の容器に入れます。
    図 5. エアー・パージ・ツールの取り付け

  7. エアー・パージ・ツールから容器に液体が定常的に流れ出たら、ツールを熱交換器から外します。
    重要
    エアー・パージ・ツールを取り外したあと、エアー・パージ・バルブから水が漏れる場合は、バルブを密閉するために、ツールを再接続してもう一度取り外してください。
    図 6. エアー・パージ・ツールの取り外し

  8. バルブ・キャップをエアー・パージ・バルブに取り付け直します。
    図 7. バルブ・キャップの取り付け

  9. 内部ホース・アクセス・パネルのフックを熱交換器の内側にあるスロットに合わせ、パネルを下げて固定します。
    図 8. 内部ホース・アクセス・パネルの取り付け

  10. 外部ホース・アクセス・パネルのスロットを熱交換器の外側にあるフックに合わせ、パネルを下げて熱交換器に取り付けます。必要に応じて、パネルを M4 ねじで固定します。
    図 9. 外部ホース・アクセス・パネルの取り付け