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Lenovo XClarity Integrator Hardware Management Pack のインストール

以下の手順では、Lenovo XClarity Integrator Hardware Management Pack をインストールする方法について説明します。

始める前に

Lenovo XClarity Integrator Hardware Management Pack をインストールする前に、以下を確認してください。

  • 現在のユーザーが管理者特権を持っている。

  • ファイアウォールは XClarity Integrator サービスのネットワークポートをブロックしない (デフォルト値: 9500)。詳しくは、システムのファイアウォール設定を参照してください。

  • XClarity Integrator サービスを別のシステムにインストールする場合は、システムと Operations Manager が同じドメインにあることを確認してください。

Lenovo XClarity Integrator Hardware Management Pack を正常にインストールするには、Operations Manager の管理パックが次の表に示すバージョン要件を満たしていることを確認してください。

表 1. Operations Manager 管理パックのバージョン要件
管理パック名管理パック ID管理パック
ヘルス・ライブラリーSystem.Health.Library6.0.5000.0 以上
システム・ライブラリーSystem.Library6.0.5000.0 以上
パフォーマンス・ライブラリーSystem.Performance.Library6.0.5000.0 以上
SNMP ライブラリーSystem.Snmp.Library6.0.6278.0 以上
データウェアハウス・ライブラリーMicrosoft.SystemCenter.Datawarehouse.Library6.0.6278.0 以上
System Center コア・ライブラリーMicrosoft.SystemCenter.Library6.0.5000.0 以上
ネットワーク・デバイス・ライブラリーSystem.NetworkManagement.Library7.0.8107.0 以上
Windows コア・ライブラリーMicrosoft.Windows.Library6.0.5000.0 以上

手順

  1. XClarity Integrator download page から Lenovo XClarity Integrator Hardware Management Pack のインストーラーをダウンロードします。
  2. インストーラーをダブルクリックします。初期画面が表示されます。
  3. 使用許諾契約書の条項を読み、「I accept the Lenovo and the non-Lenovo term (Lenovo 条項と非 Lenovo 条項の両方に同意)」チェック・ボックスを選択し、「Next (次へ)」をクリックします。
  4. インストールするコンポーネントの選択:

    • Microsoft SCOM 対応 Lenovo Hardware Management Pack

      このコンポーネントには Management Pack やその他のサポートされているツールが含まれており、作業を行うすべての SCOM サーバーおよびすべての SCOM コンソールにインストールする必要があります。

    • Lenovo XClarity Integrator サービス

      Lenovo XClarity Integrator サービスは、このコンポーネントに含まれています。SCOM サーバーまたは個別の Windows オペレーティング・システムにインストールできます。
      注
      管理グループで必要な XClarity Integrator サービスのインスタンスは 1 つのみです。
  5. インストール・ウィザードの指示に従ってパッケージをインストールします。
  6. ステップ 4 で Hardware Management Pack が選択されている場合はインストールします。
  7. ステップ 4 で XClarity Integrator サービスが選択されている場合はインストールします。XClarity Integrator サービスのパスワードとネットワーク・ポート (デフォルト値: 9500) を設定します。次に、データベースを構成します。

    • SQL サーバー・データベース

      「SQL Server configuration (SQL サーバー構成)」ページで、最初に SQL サーバー名とポートを入力し、Windows 認証または SQL サーバーのログイン・アカウントを指定してから、「Next (次へ)」をクリックします。SQL サーバー名には、コンピューター名または IP アドレスを使用できます。デフォルト・ポートは 1433 です。
      注

      • XClarity Integrator サービスをインストールする前に、SQL サーバーで Windows 認証と SQL サーバー認証を有効にしてください。

      • データベースの構成中、SQL サーバー上のデータベースを管理するために XClarity Integrator サービスを使用してデータベースと新しいログイン・アカウントを作成できるように、Windows 認証または SQL サーバーのログイン・アカウントを必ず指定する必要があります。提供されたアカウントに、SQL サーバーにログインして SQL サーバー上でデータベースとユーザー・アカウントを作成するのに十分な権限があることを確認してください。新しいアカウントのログイン資格情報は、Lenovo XClarity Integrator サービス設定ファイルに保存されます。

      • リモート SQL サーバーに接続するには、XClarity Integrator サービスがインストールされるのと同じローカル サーバーに、 SQL 機能を持つ クライアント・ツールの接続プログラムをインストールします。それ以外の場合は、この機能がインストールされていないことを示すエラー・メッセージが表示されます。この機能は、SQL サーバーのセットアップ・ウィザードの Feature Selection (機能選択) ステップで使用可能です。

    • PostgreSQL データベース

      「PostgreSQL Configuration (PostgreSQL 構成)」ページで、PostgreSQL のユーザー名、パスワード、およびポートを入力します。その後、「Next (次へ)」をクリックします。
      注

      • PostgreSQL データベースを設定する前に、ローカルの PostgreSQL データベースが XClarity Integrator サービスと同じサーバーにインストールされていることを確認します。

      • PostgreSQL データベースを使用しており、同じ Windows オペレーティング・システムの SQL サーバー・データベースに変更する場合、PostgreSQL データベースから SQL サーバー・データベースにデータを移行できます。PostgreSQL データベースから SQL サーバー・データベースへのデータの移行を参照してください。

  8. インストール・ウィザードの指示に従って、管理パックを Operations Manager にインポートします。
    注

    • 管理パックは自動的にアップグレードされます。

    • インポートが失敗した場合は、Operations Manager から古い管理パックを削除し、新しい管理パックを手動でインポートしてください。デフォルトでは、管理パックは %Program Files%\Lenovo \Lenovo Hardware Management Pack\Management Packs フォルダーにインストールされます。

  9. 「Finish (終了)」をクリックします。
  10. セットアップ中に Operations Manager コンソールを開いている場合は、再起動します。