機能および仕様
この情報は、シャーシの機能および仕様の概要を知る上で役に立ちます。
次の情報は、シャーシの機能と仕様の要約です。 ご使用のモデルによっては、一部の機能が使用できなかったり、一部の仕様が適用されない場合があります。
- ノード・ベイ (前面):
シャーシには 12 個のノード・ベイがあります。
- モジュール・ベイ (背面):
- ホット・スワップ・パワー・サプライ・ベイ 6 個
- ホット・スワップ・ファン・ベイ 10 個
- 冷却機構:
10 個のホット・スワップ・ファン・モジュールがサポートされます。
- アップグレード可能なマイクロコード:
修正またはフィーチャーを追加する際に、マイクロコードをアップグレードできます。
- コンピュート・ノードのファームウェア
- パワー・サプライ:
- 6 個のホット・スワップ AC パワー・サプライをサポート
- 900 ワット AC
- 1300 ワット AC
注- シャーシ内のパワー・サプライは、電力定格 (ワット数) が同一でなければなりません。
- GPU トレイがサポートするのは、高回線入力電圧 (AC 200V – 240V) の 1300 ワット・パワー・サプライのみです。
- 6 個のホット・スワップ AC パワー・サプライをサポート
- 電源入力:
- 正弦波入力 (50/60 Hz) が必須
- 低電圧入力
- 最低: 100 V AC
- 最高: 127 V AC
- 高電圧入力レンジ:
- 最低: 200 V AC
- 最高: 240 V AC
- 入力電力 (kVA) (近似値):
- 最小: 0.14 kVA
- 最大: 1.19 kVA
- セキュリティー機能:
- リモート接続用のログイン・パスワード
- リモート管理アクセス用の Secure Sockets Layer (SSL) セキュリティー
- Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)
- 署名付きのトラステッド・ファームウェア
- 障害予知 (PFA) アラート:
- ファン・モジュール
- コンピュート・ノードに依存する機能
- サイズ (6U):
- 高さ: 263.3 mm
- 奥行き: 914.5 mm
- 幅: 447 mm
- 重量:
- 完全構成 (スタンドアロン): 約 112 kg
- 空のシャーシ (ミッドプレーン、FPC、およびケーブルを取り付けた状態): 約 28 kg
- :
- 最小構成: 400 ワット
- 最大構成: 7,200 ワット
- 公称音響パワー・レベル:
- 7.5 ベル
- シャーシ排気量:
すべてのノード、ファン/電源コントローラー、パワー・サプライ、およびファン・モジュールが取り付けられた状態の完全シャーシ構成。
- 最小 - 158 CFM (アイドル状態)
- 公称 - 213 CFM (音響ファン速度)
- 最大 - 614 CFM (ファン・フルスピード)
- 環境:
- System x1200 Enclosure は、ASHRAE クラス A3 の仕様に準拠しています。
- 電源オン時 1:
- 温度: 5°C から 40°C 3
- 湿度 (結露なし): 露点 -12°C、相対湿度 8% から 85% 5、6
- 最大露点: 24°C
- 最大高度: 3048 m
- 最大温度変化率: 5°C/時 4
- 電源オフ 2:
- 温度: 5°C から 45°C
- 相対湿度: 8% から 85%
- 最大露点: 27°C
- 保管時 (非動作時)
- 温度: 1°C から 60°C
- 高度: 3050 m
- 相対湿度: 5% から 80%
- 最大露点: 29°C
- 配送時 (非稼働時) 7:
- 温度: -40°C から 60°C
- 高度: 10,700 m
- 相対湿度: 5% から 100%
- 最大露点: 29°C 8
- 電源オン時 1:
注
- シャーシの電源がオンになっています。
- シャーシがオリジナルの配送用コンテナーから取り出され、設置済みだが、使用されていない状態 (例えば、修理、保守、またはアップグレード時)。
- A3 - 950 m より上では、最大許容温度が 175 m 当たり 1°C 低下します。
- テープ・ドライブを使用するデータ・センターの場合は時間当たり 5°C、ディスク・ドライブを使用するデータ・センターの場合は時間当たり 20°C。
- クラス A3 の最小湿度レベルは、-12 °C 露点と 8% 相対湿度のどちらか高い (湿気が多い) 方です。これらは約 25°Cで交差します。この交点 (25°C) より下では、露点 (-12 °C) が最小湿気レベルを表し、これより上では相対湿度 (8%) が最小です。
- 0.5°C DP より低く、かつ -10 °C DP または相対湿度 8% を下回らない湿度レベルは、データ・センター内の人員と機器における静電気の発生を抑えるために、適切な制御手段が実装されている場合にのみ受け入れられます。 適切な静電気制御システムを介して、すべての人員と可動の備品および機器を接地する必要があります。 最小要件としては、次の項目が考えられます。
- 導電性の材料 (導電性フロア、データ・センターに入室するすべての人員が導電性の履き物を着用、可動の備品および機器はすべて導電性または静電気を散逸させる材料で構成)。
- ハードウェアの保守時に、IT 機器に接触するすべての人員が、正しく機能するリスト・ストラップを着用する必要があります。
- 機器の順応期間は、配送環境から稼働環境への温度変化が 20 °C ごとに 1 時間です。
- 結露は許容できますが、降雨は許容できません。
- 電力消費量と発熱量は、取り付けてあるオプション機構と使用している電源管理オプション機構の数とタイプに応じて変動します。
- 放出ノイズ・レベルは、無作為にサンプルとして抽出されたマシンの公称 (上限) 音響出力レベル (ベル単位) です。 すべての測定は、ISO 7779 に従って実施され、ISO 9296 に準拠して報告されています。特定の場所における実際の音圧レベルは、室内反響およびその他の近隣の騒音源によって、 ここに示した平均値を超える場合があります。 放出ノイズ・レベルは、無作為にサンプルとして抽出されたシステムの公称 (上限) 音響出力レベル (ベル単位) です。
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