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IBM NeXtScale n1200 Enclosure Type 5456

IBM® NeXtScale n1200 Enclosure Type 5456シャーシは、統合ファン/電源コントローラーを備えた 6U の次世代サーバー・プラットフォームです。 本製品は、コンパクト、高密度でハイパフォーマンスの、スケーラブルなラック・マウント式サーバー・プラットフォーム・システムです。

IBM NeXtScale n1200 Enclosure Type 5456 シャーシには、最大 12 個の 1 ベイ NeXtScale nx360 M4 コンピュート・ノードをサポートする 12 個のノード・ベイがあります。コンピューター・ノードは、シャーシ内で電力や冷却装置などの共通リソースを共有します。

1 ベイ・コンピュート・ノードは、シャーシ内で 1 つのノード・ベイを占有します。

NeXtScale n1200 Enclosure は、次のコンポーネントをサポートできます。

  • 最大 12 台の 1 ベイ・コンピュート・ノード.
  • 6 個のパワー・サプライ
  • 10 個のファン・モジュール
  • 1 個のファン/電源コントローラー
シャーシ・システムには次の機構が備わっています。
  • コンピュート・ノード 拡張機能

    シャーシに最大 12 台の 1 ベイ・コンピュート・ノードを取り付けることができます。コンピュート・ノードの一部は、追加オプション・デバイス用のコネクターを備え、コンピュート・ノードに機能を追加する場合に使用できます。

  • 高可用性設計
    シャーシ内の次のコンポーネントは、これらのコンポーネントの 1 つに障害が起きても、操作を続行できます。
    • パワー・サプライ
      パワー・サプライは、すべてのシャーシ・コンポーネントに電源を供給する単一電源ドメインをサポートします。パワー・サプライに障害が起こると、他のパワー・サプライが電源供給を継続できます。電源の冗長化のために、追加のパワー・サプライを取り付けることができます。
      シャーシに対して導入した電源管理ポリシーにより、パワー・サプライに障害が起きた場合の結果が決まります。
    • ファン・モジュール

      ファン・モジュールは、シャーシ・コンポーネントすべての冷却を行います。また、パワー・サプライには冷却機能を備えた独自のファンがあります。

    • ファン/電源コントローラー

      ファン/電源コントローラーにより、統合管理モジュールはファンのモニターとファン速度の制御を行うことができます。

  • シャーシ・ミッドプレーン

    シャーシ・ミッドプレーンには次の機構が備わっています。

    • すべてのノードおよびモジュールへの電源配分
    ミッドプレーンは、次のコンポーネント用のホット・スワップ・コネクターを備えています。
    • 12 台の 1 ベイ・コンピュート・ノード
    • 6 個のパワー・サプライ
    • 10 個のファン・モジュール
    • ファン/電源コントローラー

次の表に、NeXtScale n1200 Enclosureの動作に必要な最小構成を示します。

コンポー
ネント
ベイ
1 個のコンピュート・ノードノード・ベイ 1 から 12

NeXtScale n1200 Enclosure に関する情報を次の表に記録してください。この情報は今後の参照のために必要となります。

製品名マシン・タイプ型式番号シリアル番号
NeXtScale n1200 Enclosure5456  

シリアル番号と型式番号は、シャーシの上部、前面、背面に記載されています。次の図は、シャーシ前面にあるラベルの位置を示しています。

図 1. シリアル番号と型式番号の位置
シリアル番号と型式番号の位置を示す図

シャーシに RFID タグが付属している場合は、ベゼルの左上隅に取り付けられています。次の図は、シャーシ前面にある RFID タグの位置を示しています。

図 2. シャーシ RFID タグの位置
シャーシ RFID タグの位置

さらに、サーバーのカバーにあるシステム・サービス・ラベルには、サービス情報にモバイル・アクセスするための QR コードもあります。モバイル・デバイスの QR コード・リーダーとスキャナーを使用して QR コードをスキャンし、IBM Service Information Web サイトにすぐにアクセスすることができます。IBM Service Information Web サイトでは、追加情報として部品の取り付けや交換用のビデオ、およびサーバー・サポートのためのエラー・コードが提供されます。

次の図は QR コードを示しています (http://ibm.co/MX4vcB)。
図 3. QR コード
QR コード