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取り付け作業上の注意事項

取り付けについて、以下の情報を使用します。

重要
計算ノードの電源が入っているときに、計算ノード内のコンポーネントへ静電気が放出されると、システムが停止して、結果的にデータが失われるおそれがあります。こうした潜在的な問題が起きないよう、ホット・スワップ装置の取り付けまたは取り外しを行うときは、常に静電気放電用のリスト・ストラップを着用するか、またはその他の接地対策を採用してください。
オプションのデバイスを取り付ける前に、以下の情報をお読みください。
  • 安全についておよび 静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いに記載されている安全上の注意をお読みください。この情報は、安全に取り扱うために役立ちます。
  • 取り付けるデバイスがサポートされていることを確認します。計算ノードでサポートされているオプション装置のリストについては、Lenovo ServerProven Web サイトを参照してください。
  • 新規の計算ノードを取り付ける場合は、この機会を利用して最新のファームウェア更新をダウンロードし、適用してください。このステップを行うことにより、既知の問題が対処され、計算ノードが最高レベルのパフォーマンスで機能できるようになります。計算ノードのファームウェア更新をダウンロードするには、IBM Fix Central Web サイトに進みます。
    重要
    一部のクラスター・ソリューションには、特定のコード・レベルまたは調整されたコード更新が必要です。デバイスがクラスター・ソリューションの一部である場合は、コードを更新する前に、コードの最新レベルがクラスター・ソリューションでサポートされていることを確認してください。

    ファームウェアの更新、管理、およびデプロイ用のツールに関する追加情報については、System x および BladeCenter の ToolsCenter (IBM System x および BladeCenter の ToolsCenter インフォメーション・センター) を参照してください。

  • オプションのハードウェアを取り付ける前に、計算ノードが正しく作動していることを確認してください。計算ノードを始動し、オペレーティング・システムがインストール済みの場合はそのオペレーティング・システムが始動することを確認します。または、19990305 エラー・コードが表示されていることを確認します。このエラー・コードは、オペレーティング・システムが検出されていないが、計算ノードが正しく作動していることを示します。計算ノードが正常に作動しない場合は、DSA Preboot 診断プログラムの実行に記載の診断の実行方法についての情報を参照してください。
  • 作業を行う区域の整理整頓を心掛けてください。取り外したカバーやその他の部品は、安全な場所に置いてください。
  • 自分 1 人では重すぎると思われる物体を持ち上げようとしないでください。重い物体を持ち上げる必要がある場合は、以下の予防措置に従ってください。
    • 足元が安全で、滑るおそれがないことを確認します。
    • 足の間でオブジェクトの重量が同量になるよう分散します。
    • ゆっくりと力を入れて持ち上げます。重い物体を持ち上げるときは、決して身体を急に動かしたり、ひねったりしないでください。
    • 背筋を痛めないよう、脚の筋肉を使用して立ち上がるか、押し上げるようにして持ち上げます。
  • 計算ノード、モニター、およびその他の装置用に、適切に接地されたコンセントの数量が十分にあることを確認してください。
  • ディスク・ドライブを変更する場合は重要なデータをすべてバックアップします。
  • 小型のマイナス・ドライバー、小型のプラス・ドライバー、および T8 TORX ドライバー (シャーシ背面で提供) を用意します。
  • システム・ボードおよび内部コンポーネントのエラー LED を表示するには、計算ノードを電源に接続しておく必要があります。
  • ホット・スワップ・パワー・サプライ、ホット・スワップ・ファン、またはホット・プラグ USB デバイスを取り付けたり、交換するのに、計算ノードの電源をオフにする必要はありません。ただし、アダプター・ケーブルの取り外しや取り付けが必要なステップを実行する場合は、前もって計算ノードの電源をオフにする必要があります。また、ライザー・カードの取り外しや取り付けが必要なステップを実行する場合は、前もって計算ノードから電源を切り離しておく必要があります。
  • コンポーネント上の青色の表示はタッチ・ポイントを示しています。コンポーネントを計算ノードから取り外したり、取り付けたりするとき、またはラッチを開閉したりするときなどに、このタッチ・ポイントをつかみます。
  • コンポーネント上のオレンジ色の表示、またはコンポーネント上やその付近にあるオレンジ色のラベルは、そのコンポーネントがホット・スワップ可能であることを示しています。ホット・スワップが可能な場合、計算ノードとオペレーティング・システムがホット・スワップ機能をサポートしていれば、計算ノードの稼働中でもそのコンポーネントの取り外しや取り付けを行うことができます。(オレンジのラベルは、ホット・スワップ・コンポーネントのタッチ・ポイントも示しています。)特定のホット・スワップ・コンポーネントの取り外しまたは取り付けを行う前に、そのコンポーネントの取り外しまたは取り付けに関して行う可能性があるすべての追加指示を参照してください。
  • 計算ノードに対する作業が終了したら、安全用のシールド、ガード、ラベル、および接地ワイヤーをすべて再取り付けします。