ウォーター・ループの取り付け
ウォーター・ループを取り付けるには、この情報を使用します。
ウォーター・ループを取り付ける前に:
安全に作業を行うために、取り付けのガイドライン をお読みください。
すべてのプロセッサーが 4 つのウォーター・ループ冷却プレートすべてに正しく取り付けられていることを確認してください (プロセッサーの取り付けを参照)。
ウォーター・ループ・キャリアのつまみねじを 1 セットだけ緩め、ウォーター・ループを裏返します｡
ウォーター・ループを取り付けるには、次のステップを実行してください。
- ウォーター・ループを取り付けます｡
- クイック接続を上向きにしたウォーター・ループを、最初に取り付けるウォーター・ループの側面に向ます。
- 両手でウォーター・ループを保持したまま、後方に傾けて、クイック接続・チップをトレイ背面の開口部に差し込みます。
- 2 つの M.2 バックプレーン・ガイド・ピンを使用してウォーター・ループを方向付けます。
- ウォーター・ループを静かに置き、システム・ボードにしっかりと固定されていることを確認します。
図 1. ウォーター・ループ・キャリアの取り付け
- ウォーター・ループ・キャリアの両端にある 2 つの拘束つまみねじを緩めます。図 2. 拘束つまみねじを緩める
- ウォーター・ループの反対側を取り付けます。
- ウォーター・ループの上部を慎重に持ち上げ、トレーの反対側に半回転させます。
- 図のように、クイック接続をトレイの開口部に慎重に挿入します。
- ウォーター・ループ・キャリアを M.2 のバックプレーン・プレーンのガイド・ピンの上に下ろして配置します。次に、プロセッサー・ソケットのガイド・ピンがウォーター・ループの冷却プレートの穴に正しく取り付けられていることを確認します。
- ウォーター・ループを静かに下げて、システム・ボードにしっかりと固定されていることを確認します。
図 3. 後半のウォーター・ループの回転と初期配置
- ウォーター・ループ全体を固定し、30 本のシルバー Torx T10 ねじを慎重に差し込んで締めてトレイにすばやく接続します。注次の図に、1 つのノードのねじの位置を示します。ねじの位置は、2 つのノードで同じです。図 4. ウォーター・ループを固定するために使用されるシルバー Torx T10 ねじの場所
- ウォーター・ループ・キャリアのねじを緩めます (20x P2 ねじ)。注次の図に、1 つのノードのねじの位置を示します。ねじの位置は、2 つのノードで同じです。図 5. 拘束 P2 ねじを緩めてウォーター・ループからキャリアを解放する
- それぞれのウォーター・ループ・キャリアを慎重に上に持ち上げ、ウォーター・ループから一度に 1 つずつ離します｡図 6. ウォーター・ループ・キャリアの取り外し
- 冷却プレートのラベルに示されている取り付け順序で、冷却プレートのすべての Torx T30 拘束ファスナー (ウォーター・ループ全体に 16 個の Torx T30 拘束ファスナー) をで完全に締めます。重要コンポーネントの損傷を避けるために、示されたとおりの順序に従って締めてください。注次の図に、1 つのノードのねじの位置を示します。ねじの位置は、2 つのノードで同じです。図 7. Torx T30 拘束ファスナーを締め付ける
- 両方のエアー・バッフルを取り付けます。図 8. エアー・バッフルの取り付け
ウォーター・ループを取り付けた後、以下のステップを実行してください。
両方のノードの 4 つの DIMM カバーと DIMM をすべて再取り付けします (DIMM の取り付けを参照)。
両方のノードの M.2 バックプレーンを再取り付けします (M.2 バックプレーンの取り付けを参照)。
両方のノードのドライブ・ケージ・アセンブリーを再取り付けします (ドライブ・ケージ・アセンブリーの取り付けを参照)。
該当する場合は、両方のノードの PCIe ライザー・アセンブリーを再取り付けします (構成に応じてアダプターの取り付けまたはInternal Faceplate Transition (IFT) アダプターの取り付けを参照)。
以下に示すように、前面と背面のクロス・ブレース (10x P2 ねじ) を取り付けます。
注最後に中央のねじを取り付けます。図 9. クロス・ブレースの取り付け
トレイ・カバーを再び取り付けます (トレイ・カバーの取り付けを参照)。
トレイを再び取り付けます (エンクロージャーへの DWC トレイの取り付けを参照)。
各ノードの電源 LED をチェックし、高速の点滅から低速の点滅に変わり、両方のノードの電源をオンにする準備ができていることを示していることを確認します。
デモ・ビデオ