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仕様

以下は、ご使用のサーバーの機能と仕様を要約したものです。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。

表 1. サーバー仕様
仕様説明

セキュリティー・オプション (モデルによって異なる)

  • セキュリティー・バック付きの SE350

    • SE350 の自動データ保護 (侵入検出センサーや動作検出センサーを含む) を有効にできます。

    • 不正のイベントで SED のデータへのアクセスをロックできます。

    • データのロックを解除してアクセスするために、システムを登録してアクティブにする必要があります。

    • ブートおよび完全に機能させるには、アクティベーションが必要です。

  • 標準の SE350 (セキュリティー・パックが無効)

    • SE350 の自動データ保護 (侵入検出センサーや動作検出センサーを含む) は無効になっています。

    • データへのアクセスはロックされません。SED の管理は無効になっています。不正の設定は無効になっています。

    • アクティベーションは不要です。

    • システムの登録は任意です。登録には、セキュア・アクティベーション・コードが必要です。

  • セキュリティー・パック付きの SE350 は、2021 年 7 月より前は単に SE350 と呼ばれていました。

  • システムがセキュリティー・パック付きの SE350 か標準の SE350 かは、Lenovo XClarity Controller で確認できます。

寸法

ノード
  • 高さ: 43.2 mm (1.7 インチ)

  • 幅: 209 mm (8.2 インチ)

  • 奥行き: 376.1 mm (14.8 インチ)

E1 エンクロージャー (1U 2-ノード):
  • 高さ: 43 mm (1.69 インチ)

  • 幅: 439.2 mm (17.29 インチ、EIA ブラケットから EIA ブラケットまで)

  • 奥行き: 773.12 mm (30.44 インチ)

  • 重量: 10 kg (1 つのノードと 2 個の電源アダプターを使用)、15 kg (4 個の電源アダプターを使用)

E2 エンクロージャー (2U 2-ノード):
  • 高さ: 86.9 mm (3.42 インチ)

  • 幅: 439.2 mm (17.29 インチ、EIA ブラケットから EIA ブラケットまで)

  • 奥行き: 476.12 mm (18.74 インチ)

  • 重量: 10 kg (1 つのノードと 2 個の電源アダプターを使用)、15 kg (4 個の電源アダプターを使用)

重量

ノード
  • 最大: 3.6 kg (7.9 ポンド)

プロセッサー (モデルによって異なる)

Intel® Xeon® プロセッサー D-2100 製品ファミリー x1
  1. ノード内のプロセッサーのタイプと速度を判別するには、Setup Utility プログラムを使用します。
  2. サポートされるプロセッサーのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

メモリー

メモリーの構成およびセットアップについて詳しくは、メモリー・モジュールの取り付けの規則および順序を参照してください。

  • スロット: DIMM スロット 4 個

  • 最小: 8 GB (1 x 8GB RDIMM)

  • 最大: 256 GB (4 x 64GB LRDIMM)

  • タイプ:
    • TruDDR4 2666 MHz RDIMM: 8GB (1Rx8)、16GB (2Rx8)、32GB (2Rx4)、64GB (4Rx4)
    • TruDDR4 3200 MHz RDIMM: 16GB (2Rx8)、32GB (2Rx4)
サポートされているメモリー・モジュールのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

M.2 ドライブ

M.2 ブート・アダプター
  • 最大 2 台の同一 M.2 SATA ドライブをサポート

  • M.2 ドライブの 3 種類の物理サイズをサポートします:
    • 42 mm (2242)

    • 60 mm (2260)

    • 80 mm (2280)

M.2 データ・アダプター
  • PCIe および M.2 ライザー・アセンブリー:

    • 最大 4 台の M.2 SATA/NVMe ドライブをサポート

  • M.2 ライザー・アセンブリー

    • 最大 8 台の M.2 NVMe ドライブをサポート

    • 最大 4 台の NVMe および 4 台の SATA ドライブをサポート

  • M.2 ドライブの 4 種類の物理サイズをサポートします:
    • 42 mm (2242)

    • 60 mm (2260)

    • 80 mm (2280)

    • 110 mm (22110)

  • ブート・アダプターとデータ・アダプターに取り付けられた M.2 ドライブは、交換できません。

  • M.2 コネクター・タイプ: ソケット 3 (M キー)

  • 同じ M.2 SATA/NVMe 4 ベイ・データ・アダプターでの SATA ドライブと NVMe ドライブの混在はサポートされていません。

PCIe ライザー・アセンブリー

PCIe および M.2 ライザー・アセンブリー:

  • スロット 6: PCI Express 3.0 x16 (75W 未満、ロー・プロファイル、ハーフハイト、ハーフサイズ PCIe アダプターをサポート)

WLAN

  • WLAN: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac

  • MIMO: 2x2 MIMO

  • インターフェース: WLAN: PCIe x1

  • アンテナ構成: 2xIPEX (MHF4) コネクター

  • フォーム・ファクター: M.2 2230

  • 同時ユーザー接続の最大数 (AP モード): 8

  • セキュリティー:
    • AP モードは WPA2 パーソナルをサポート

    • ステーション・モードは WPA2 エンタープライズおよび WPA2 パーソナルの両方をサポート

  • 動作バンド:
    • AP モード: 2.4 GHz

    • ステーション・モード: 2.4 GHz/5 GHz

  • WLAN のパフォーマンスは、構成や環境によって異なります。

  • ラックやキャビネットに取り付けると、無線信号の品質に影響する場合があります。

LTE

  • 3GPP リリース 11

  • カテゴリー: Cat9

  • リージョン: グローバル

  • オペレーティング・モード: FDD/TDD

  • データ転送: 最大 450Mbps DL/50Mbps UL

  • 機能インターフェース: USB 3.0

  • アンテナ構成: 2xIPEX (MHF4) コネクター

  • フォーム・ファクター: M.2 3042

  • LTE のパフォーマンスは、構成や環境によって異なります。

  • ラックやキャビネットに取り付けると、無線信号の品質に影響する場合があります。

内蔵機能

  • Lenovo XClarity Controller。サービス・プロセッサーの制御および監視機能、ビデオ・コントローラー、およびリモート・キーボード、ビデオ、マウス、ならびにリモート・ハードディスク・ドライブ機能を提供します。

  • 前面オペレーター・パネル

  • LOM モジュール・コネクター (サーバー前面):

    • 10G SFP+ LOM パッケージ

      • USB 3.1 Gen 1 コネクター 2 個

      • 1Gb イーサネット・コネクター 2 個

      • Lenovo XClarity Controller ネットワーク・コネクター 2 個

      • 10Gb SFP+ コネクター 2 個

      • VGA コネクター 1 個

    • ワイヤレス対応 LOM パッケージ

      • USB 3.1 Gen 1 コネクター 2 個

      • 1Gb イーサネット・コネクター 2 個

      • Lenovo XClarity Controller ネットワーク・コネクター 1 個

      • 1Gb SFP コネクター 2 個

      • 10Gb SFP+ コネクター 2 個

      • VGA コネクター 1 個

    • 10G BASE-T LOM パッケージ

      • Lenovo XClarity Controller ネットワーク・コネクター 2 個

      • 10Gb BASE-T RJ45 コネクター 2 個

      • 1Gb イーサネット・コネクター 2 個

      • USB 3.1 Gen 1 コネクター 2 個

      • VGA コネクター 1 個

  • 背面 I/O コネクター (サーバー背面):

    • WLAN アンテナ・コネクター 2 個

    • RS-232 ポート (RJ-45) 1 個

    • LTE アンテナ・コネクター 2 個

    • USB 2.0 コネクター 2 個

    • 2 種類の分電モジュール:

      • 2 個の電源コネクターを搭載した 12V 分電モジュール (PDM)

      • 1 個の電源コネクターを搭載した -48V 分電モジュール (PDM)

RAID コントローラー

ソフトウェア RAID: ソフトウェア RAID コントローラーは、システム・ボード上に組み込まれていて、RAID レベル 0、1、5、10 がサポートされます。
  • 標準 Intel SATA ソフトウェア RAID、RSTe をサポート

  • Intel VROC NVMe RAID をサポート
    • VROC Intel-SSD-Only は、Intel NVMe ドライブを搭載した RAID レベル 0、1、5、および 10 をサポートします。

    • VROC プレミアムは、アクティベーション・キーを必要とし、非 Intel NVMe ドライブを搭載した RAID レベル 0、1、5、および 10 をサポートします。アクティベーション・キーの取得とインストールについて詳しくは、Lenovo Features on Demand Web サイトを参照してください。

ハードウェア RAID: M.2 ハードウェア RAID モジュールはハードウェア RAID ストレージに必要で、RAID レベル 0 および 1 がサポートされます。

ビデオ・コントローラー (Lenovo XClarity Controller に内蔵)

Matrox G200
  • ASPEED
  • SVGA 互換ビデオ・コントローラー
  • Avocent デジタル・ビデオ圧縮
  • 16 MB のビデオ・メモリー (拡張不可)
最大ビデオ解像度は 60 Hz で 1920 x 1200 です。

ファン

40 mm システム・ファン x3

電源アダプター

外部電源アダプター:

正弦波入力 (50 ~ 60 Hz) が必須

  • 240W 外部電源アダプター

    100-127 V AC/ 200-240 V AC、3.2/1.6 A

  • 電源アダプターは 12V PDM でのみサポートされています。

    注意
    • ノードへの電源アダプターは、同じブランド、電源定格、ワット数、または効率レベルでなければなりません。

    • 電源アダプターを区別するには、電源アダプターのサイズ、コネクターの位置、およびラベルを確認します。

  • GPU が取り付けられている場合、システムは 2 つの電源アダプターを使用して取り付ける必要があります

EU ErP (エコデザイン) 指令 (2009/125/EC) の実施措置 (2019 年 10 月 1 日付けの委員会規則 (EU) 2019/1782) では、製造業者がエネルギー効率および評価情報を提供する必要があります。Lenovo 製品は、互換性のあるさまざまな充電器で動作するように設計されており、異なる充電器が同梱されている場合があるほか、後で購入していただくこともできます。互換性のある充電器のリストが、EU 適合宣言書 (DoC) に記載されており、こちら (EU 適合宣言書 (DoC)) からご覧いただけます。お使いの充電器のエネルギー効率について情報が必要な方は、以下の Web ページにアクセスし、完全なモデル番号を使用して製品を検索し、該当するユーザー・ガイドまたはパワー・サプライ・データ・シートを選択してください。Lenovo サポート

音響放出ノイズ (ベース構成)

  • 操作時:
    • 最小: 5.3 ベル

    • 標準: 5.4 ベル

    • 最大: 5.7 ベル

  • アイドル
    • 最小: 4.9 ベル

    • 標準: 5.0 ベル

    • 最大: 5.4 ベル

  1. 音響出力レベルは、管理された音響環境のもとで、ISO 7779 の規定の手順に従って測定されたもので、ISO 9296 に従って報告されています。

  2. 公称音響ノイズ・レベルは、指定された構成に基づいているため、構成または状況によって若干変化する場合があります。

  3. このサーバーでは、機能、消費電力、および必要とされる冷却能力がそれぞれ異なる複数のオプションがサポートされます。これらのオプションに必要な冷却が増加すると、ファン速度とそれによって発生する音響レベルが上がります。インストール・システムで計測される実際の音圧レベルは、さまざまな要因によって異なります。この要因には、インストール・システム内のラックの台数、部屋の構成、他の装置からのノイズ・レベル、部屋の周囲温度および気圧、および従業員と装置の位置関係が含まれます。

発熱量 (消費電力)

概算発熱量:
  • 最小構成: 287.46 BTU/時間 (84.25 ワット)
  • 最大構成: 783.02 BTU/時間 (229.49 ワット)

電源入力

分電モジュール: 12V PDM
  • 電源アダプターごとに 12.2V/20A をサポートします

  • 各ノードは最大 2 個の電源アダプターをサポートします

分電モジュール: -48V PDM

  • -48V ~ -60V DC/8.4 A 最大直接 -48V 入力

  • システムの消費電力が 210W 未満の場合、電源の冗長性はデュアル電源モードです。

  • 電力リソースが不十分な場合、システムはキャッピング/スロットル・モードで動作します。

  • システムの消費電力が 210W を超える場合は、2つの電源アダプターを取り付けてください。

NEBS の注意および規制準拠に関する事項

NEBS GR-1089-CORE の注意書き、規制準拠に関する事項、および要件に従います。

  • 共通ボンディング・ネットワーク (CBN) のインストールをサポートします。

  • システムは、National Electric Code が適用されるネットワーク通信設備でインストールできます。

  • テスト条件を「最小動作電圧」に設定する場合、UEFI「電源復元ポリシー」をオンにする必要があります。

  • NEBS 規格によって評価される 1 Gb イーサネットおよび SFP+ のケーブルは、シールドが必要です。

  • NEBS セクション 4 の評価における通常のシステム起動時間は、4 分 55 秒です。

  • 警告: この装置または半組立品のイントラビルディング・ポート (1Gb イーサネットおよび SFP+ のポート) は、イントラビルディングまたは屋外に露出していない配線やケーブル接続にのみ適しています。この装置または半組立品のイントラビルディング・ポートを OSP やその 6 メートル (約 20 フィート) を超える配線に接続されているインターフェースの金属部と絶対に接続しないでください。これらのインターフェースは、イントラビルディング・インターフェース (GR-1089 記載のタイプ 2 ポート) としてのみ使用するように設計されており、屋外に露出した OSP 配線とは分離する必要があります。1 次保護装置を追加しても、これらのインターフェースと OSP 配線の金属部の接続を十分に保護することはできません。

環境

ThinkSystem SE350 は、ASHRAE クラス A4 規格に準拠しています。動作温度が ASHRAE A4 規格を外れている場合またはファンが故障して A2 規格を外れている状態では、システムのパフォーマンスに影響が出る場合があります。

ThinkSystem SE350 は、以下の環境でサポートされます。
  • 標準:

    • サーバー電源オン時: 0°C ~ 45°C (32°F ~ 113°F)

    • サーバー電源オフ時: 0°C ~ 45°C (32°F ~ 113°F)

  • ASHRAE クラス A4

    • サーバー電源オン時: 5°C ~ 45°C (41°F ~ 113°F)。900 m (2,953 フィート) を超える高度では、高度が 125 m (410 フィート) 上がるごとに、最大周辺温度が 1°C 減少。

    • サーバー電源オフ時: 5°C ~ 45°C (41°F ~ 113°F)

  • 拡張動作温度 (限定構成1):

    • サーバー電源オン時: 0°C ~ 55°C (32°F ~ 131°F)

    • サーバー電源オフ時: 0°C ~ 55°C (32°F ~ 131°F)

      限定構成1:

      • GPU なし

      • Micron なし/LITE-ON M.2

      • Lenovo 認定 PCIe カードのみ。例えば:

        • ThinkSystem Broadcom NX-E PCIe 10Gb 2 ポート Base-T イーサネット・アダプター

        • ThinkSystem Mellanox ConnectX-4 Lx 10/25GbE SFP28 2-ポート PCIe イーサネット・アダプター

  • 配送時/保管時: -40°C ~ 60°C (-40°F ~ 140°F)

  • 最大高度: 3,050m (10,000 フィート)

  • 相対湿度 (結露なし):
    • 作動時: 8% ~ 90%、最大露点: 24°C (75.2°F)

    • 配送時/保管時: 8% ~ 90%、最大露点: 27°C (80.6°F)

  • 動作していない (開梱状態) ストレージは、5% ~ 95%、最大乾球温度 38.7°C (101.7°F) 条件に 48 時間耐えることができます。

  • 粒子汚染

    重要
    浮遊微小粒子や反応性ガスは、単独で、あるいは湿気や気温など他の環境要因と組み合わされることで、サーバーにリスクをもたらす可能性があります。微粒子およびガスの制限に関する情報は、粒子汚染を参照してください。

    ThinkSystem SE350 は、エンクロージャー前面配送用ブラケットまたはセキュリティー・ベゼルの内部に取り付けられた一連の防塵フィルターの使用をサポートします。防塵フィルターは、ASHRAE Standard 52.2–2017 に従って 最小効率評価値 (MERV) が 4 になっています。

オペレーティング・システム

サポートおよび認定オペレーティング・システム:
  • Microsoft Windows Server

  • VMware ESXi

    VMware ESXI のブート・ドライブ: VMware ESXi ブート・サポートの場合、特定の M.2 ドライブのみが、その耐久性に基づいてサポートされます。特定の情報については、Lenovo サポートのヘルプ HT512201 を参照してください。

  • Red Hat Enterprise Linux

  • SUSE Linux Enterprise Server

参照: