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メモリー・モジュールの取り外し

以下の情報を使用して、メモリー・モジュールを取り外します。

メモリー・モジュールを取り外す前に、次のステップを実行してください。
  1. 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

  2. タスクを実行しようとしている対応する計算ノードの電源をオフにします。

  3. 計算ノードをシャーシから取り外します (シャーシからの計算ノードの取り外しを参照)。

  4. 計算ノードのベゼルを手前に向けて、帯電防止されている平らな面に計算ノードを注意して置きます。
  5. 計算ノード・カバーを取り外します (計算ノード・カバーの取り外しを参照)。

重要
メモリー・モジュールは静電気放電の影響を受けやすく、特別な取り扱いが必要です。静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いの標準のガイドライン以外に、以下の指示に従ってください。
  • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けの際には、必ず静電放電ストラップを着用してください。静電気放電グローブも使用できます。

  • 2 つ以上のメモリー・モジュールを接触させないでください。保管中にメモリー・モジュールを直接重ねて積み重ねないでください。

  • 金色のメモリー・モジュール・コネクターの接点に触れたり、これらの接点をメモリー・モジュール・コネクターのエンクロージャーの外側に接触させたりしないでください。

  • メモリー・モジュールを慎重に扱ってください。メモリー・モジュールを曲げたり、ねじったり、落としたりしないでください。

  • メモリー・モジュールを取り扱う際に金属製の工具 (治具やクランプなど) を使用しないでください。固い金属によりメモリー・モジュールが傷つく恐れがあります。

  • パッケージまたは受動部品を持ってメモリー・モジュールを挿入しないでください。挿入時に力をかけることでパッケージに亀裂が入ったり受動部品が外れたりする恐れがあります。

メモリー・モジュールの取り付けまたは取り外しをした後は、Setup Utility を使用して新構成情報を変更し保存する必要があります。計算ノードの電源を入れると、メモリー構成が変更されたことを示すメッセージが表示されます。Setup Utility を開始して「設定の保存」を選択し (詳細については、「Lenovo ThinkSystem SN550 Type 7X16 セットアップ・ガイド」を参照)、変更を保存します。

メモリー・モジュールを取り外すには、次のステップを実行してください。

手順を参照してください。取り付けプロセスをビデオでご覧いただけます。
メモリー・モジュールの取り外しや取り付けは、一度に 1 つのプロセッサーに対して行います。

  1. エアー・バッフルを取り外します (手順については、エアー・バッフルの取り外し を参照)。
  2. メモリー・モジュール・コネクターの位置を確認します (システム・ボード・コネクター を参照)。計算ノードから取り外すメモリー・モジュールを判別します。
    重要
    保持クリップの破損やメモリー・モジュール・コネクターの損傷を防止するために、クリップは慎重に取り扱ってください。
    プロセッサー 1 とプロセッサー 2 の隣接するメモリー・モジュール・コネクターの保持クリップは、同時に開くことができません。各プロセッサーのメモリー・モジュールの取り外しや取り付けは一度に 1 つずつ行い、メモリー・モジュールを取り外した後は、保持クリップを閉じてください。
  3. メモリー・モジュール・コネクターの両端の保持クリップを慎重に開きます。
    図 1. 保持クリップを開く
    Opening retaining clip
    重要
    スペースの制約のために必要であれば、先のとがったツールを使用して保持クリップを開いてもかまいません。ツールの先端を保持クリップ上部のくぼみに差し込みます。次に、慎重に保持クリップを回転させ、メモリー・モジュール・コネクターから外します。鉛筆は強度が足りないため、推奨されません。
  4. メモリー・モジュールを取り外そうとしているメモリー・モジュール・コネクターの両方の保持クリップが完全に開いた位置にあることを確認します。次に、両手でメモリー・モジュールをコネクターから引き抜きます。
    図 2. メモリー・モジュールの取り外し
    memory module removal
    重要
    適切なシステム冷却を維持するために、メモリー・モジュール・コネクターの上にエアー・バッフルを取り付けずに計算ノードを作動させないでください。
    • 即時にメモリー・モジュールを交換しない場合は、エアー・バッフルを取り付けます (エアー・バッフルの取り付け を参照)。
    • エアー・バッフルを取り付けるには、メモリー・モジュール・コネクターの保持クリップが閉じた位置になっている必要があります。

コンポーネントまたはオプション装置を返却するよう指示された場合は、すべての梱包上の指示に従い、提供された配送用の梱包材がある場合はそれを使用してください。