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機能

サーバーの設計においては、パフォーマンス、使いやすさ、信頼性、および拡張機能などが重要な考慮事項でした。これらの設計機能を用いることで、現在のニーズに応じてシステム・ハードウェアをカスタマイズしたり、将来に備えて柔軟性の高い機能拡張を準備したりすることができます。

サーバーは、次の機能とテクノロジーを実装しています。
  • Active Energy Manager

    Lenovo XClarity Energy Manager は、データ・センターの電源および温度管理ソリューションで使用するツールです。Lenovo XClarity Energy Manager を使用して、電力消費量と温度を監視および管理して、電力効率を向上させることができます。

  • Features on Demand

    サーバーまたはサーバー内に取り付けたオプション・デバイスに Features on Demand 機能が組み込まれている場合、アクティベーション・キーを注文して機能をアクティブ化することができます。Features on Demand の詳細については、以下を参照してください。

    Lenovo Features on Demand Web サイト

  • フレキシブルなネットワーク・サポート

    このサーバーには、OCP 3.0 イーサネット・アダプター用のオープン・コンピュート・プロジェクト (OCP) 3.0 スロットがあり、ネットワーク・サポート用に 2 つまたは 4 つのネットワーク・コネクターが装備されています。

  • 内蔵 Trusted Platform Module (TPM)

    この内蔵セキュリティー・チップは、暗号機能を実行し、セキュアな秘密鍵と公開鍵を保管します。これは Trusted Computing Group (TCG) 仕様に対するハードウェア・サポートを提供します。TCG 仕様をサポートするためのソフトウェアをダウンロードできます。

    バージョン 2.0 の Trusted Platform Module (TPM) がサポートされています。

    TPM 構成の詳細については、メンテナンス・マニュアルの「TPM の有効化」を参照してください。

    中国本土のお客様は、Lenovo が認定した TPM 2.0 アダプター (ドーター・カードと呼ばれることもあります) が事前に取り付けられていることがあります。
  • 大容量のシステム・メモリー

    サーバーは、最大 32 個の TruDDR4 registered DIMM (RDIMM) または 3 次元スタック registered DIMM (3DS RDIMM) をサポートします。固有のメモリーのタイプおよびメモリーの最大容量について詳しくは、仕様を参照してください。

  • 大規模データ・ストレージ容量およびホット・スワップ機能

    モデルに応じて、サーバーは前面で最大 4 個の 3.5 型または 10 個の 2.5 型 SAS/SATA/NVMe、または 16 個の EDSFF ドライブ、最大 2 個の M.2 ドライブ、背面で最大 2 個の 2.5 型 SAS/SATA/NVMe または 2 個の 7mm ドライブをサポートします。

    ホット・スワップ機能により、サーバーの電源をオフにしなくても、ハードディスク・ドライブの追加、取り外し、交換ができるようになります。

  • Lenovo XClarity Controller (XCC)

    Lenovo XClarity Controller は、Lenovo ThinkSystem サーバー・ハードウェア用の共通管理コントローラーです。複数の管理機能を、サーバーのシステム・ボードにある単一のチップに統合します。

    Lenovo XClarity Controller に固有の機能として、パフォーマンスの改善、リモート・ビデオの解像度の向上、およびセキュリティー・オプションの強化が挙げられます。Lenovo XClarity Controller に関する追加情報については、以下にあるご使用のサーバーと互換性のある XCC に関する資料を参照してください。

    Lenovo XClarity Controller ポータル・ページ

    重要

    Lenovo XClarity Controller (XCC) でサポートされるバージョンは、製品によって異なります。本書では、特に指定がない限り、 Lenovo XClarity Controller のすべてのバージョンを Lenovo XClarity Controller および XCC と記載します。ご使用のサーバーでサポートされる XCC バージョンを確認するには、Lenovo XClarity Controller ポータル・ページ にアクセスしてください。

  • Lightpath 診断

    Lightpath 診断では、LED を使用して問題を診断できます。内蔵 LCD 診断パネルまたは外部診断ハンドセットに、追加の診断情報が表示されます。Lightpath 診断について詳しくは、以下を参照してください。
  • Lenovo Service Information Web サイトへのモバイル・アクセス

    サーバーには、サーバーのカバーにあるシステム・サービス・ラベルに QR コードが記載されています。モバイル・デバイスの QR コード・リーダーとスキャナーを使用してこのコードをスキャンすると、Lenovo Service Information Web サイトにすぐにアクセスすることができます。Lenovo Service Information Web サイトでは、追加情報として部品の取り付けや交換用のビデオ、およびサーバー・サポートのためのエラー・コードが提供されます。

  • 冗長ネットワーク接続

    Lenovo XClarity Controller を使用すると、適用可能なアプリケーションがインストールされている冗長イーサネット接続にフェイルオーバー機能が提供されます。プライマリー・イーサネット接続に問題が発生すると、このプライマリー接続に関連するすべてのイーサネット・トラフィックは、オプションの冗長イーサネット接続に自動的に切り替えられます。適切なデバイス・ドライバーをインストールすると、この切り替えはデータ損失なく、ユーザーの介入なしで実行されます。

  • リダンダント冷却およびオプションの電源機能

    サーバーは、最大 2 個のホット・スワップ・パワー・サプライおよび 8 個のデュアル・モーター・ホット・スワップ・ファンをサポートし、標準的な構成に対して冗長性を提供します。サーバー内のファンのリダンダント冷却により、ファンの 1 つに障害が起きても、サーバーの操作を続行できます。

  • ThinkSystem RAID のサポート

    ThinkSystem RAID アダプターは、構成を形成するためのハードウェア RAID (新磁気ディスク制御機構) サポートを提供します。標準の RAID アダプターは RAID レベル 0 および 1 を提供します。オプションの RAID アダプターを購入することができます。

  • UEFI 準拠のサーバー・ファームウェア

    Lenovo ThinkSystem ファームウェアは、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) に対応しています。UEFI は、BIOS に代わるものであり、オペレーティング・システム、プラットフォーム・ファームウェア、外部デバイス間の標準インターフェースを定義します。

    Lenovo ThinkSystem サーバーは、UEFI 準拠オペレーティング・システム、BIOS ベースのオペレーティング・システム、および BIOS ベースのアダプターのほか、UEFI 準拠アダプターをブートすることができます。

    このサーバーでは、ディスク・オペレーティング・システム (DOS) はサポートされていません。