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シリアル・ポート・モジュールの取り付け

シリアル・ポート・モジュールを取り付けるには、この情報を使用します。シリアル・ポート・モジュールを取り付ける前に、ライザー・カードとライザー・ブラケットが利用可能であることを確認します。

このタスクについて

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

  • このタスクを行うには、サーバーの電源をオフにし、すべての電源コードを切り離します。

  • 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

  • シリアル・ポート・モジュールを正しい PCIe スロットに取り付けるには、PCIe アダプターの技術規則をお読みください。

手順

  1. コンポーネントが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。次に、コンポーネントをパッケージから取り出し、静電防止板の上に置きます。
  2. 5 mm レンチを使用して、シリアル・ポート・ケーブルをブラケットに取り付けます。
    1. コネクターをブラケットに固定します。
    2. 2 本のねじを締め、コネクターがブラケットにしっかりと取り付けられていることを確認します。
    図 1. シリアル・ポート・モジュールの組み立て
    Assembling the serial port module

  3. シリアル・ポート・モジュールをライザー・ブラケットに取り付けます。
    図 2. シリアル・ポート・モジュールの取り付け
    Installing the serial port module

  4. ライザー・アセンブリーをサーバーに取り付けます。
    図 3. ライザー・アセンブリーの取り付け
    Installing the riser assembly

  5. システム・ボードのシリアル・ポート・モジュール・コネクターにシリアル・ポート・モジュールのケーブルを接続します。シリアル・ポート・モジュール・コネクターの位置については、システム・ボードのコンポーネント を参照してください。

完了したら

シリアル・ポート・モジュールを有効にするには、インストールされているオペレーティング・システムに応じて以下のいずれかの操作を行います。
  • Linux オペレーティング・システムの場合:

    Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して Serial over LAN (SOL) 機能を無効にします。

    -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate

  • Microsoft Windows オペレーティング・システムの場合:

    1. Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して SOL 機能を無効にします。

      -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate

    2. Windows PowerShell を開き、次のコマンドを入力して Emergency Management Services (EMS) 機能を無効にします。

      Bcdedit /ems no

    3. サーバーを再起動して EMS 設定が反映されたことを確認します。