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ランク・スペアリング・モード

ランク・スペアリング・モードでは、メモリー・モジュールのランクの 1 つが、同じチャネルの他のランクのスペア・ランクとして機能します。スペア・ランクはシステム・メモリーとしては使用できません。

  • 取り付けるすべてのメモリー・モジュールは、同じタイプで、容量、周波数、電圧、ランクが同じでなければなりません。

  • サーバー内のすべての Performance+ DIMM が、チャネルごとに 2 つの DIMM を搭載した構成で 2933 MHz で稼働するためには、DIMM のタイプ、ランク、および容量が同じ (つまり Lenovo 部品番号が同じ) でなければなりません。Performance+ DIMM を他の DIMM と混在させることはできません。

  • 取り付けられているメモリー・モジュールのランクが 1 ランクの場合、以下の表にリストされている取り付け順序に従います。取り付けられているメモリー・モジュールのランクが 1 ランクより多い場合、独立モードの取り付け順序に従います。

次の表は、1 つのプロセッサー (プロセッサー 1) のみ取り付けられている場合の、ランク・スペアリング・モードのメモリー・モジュール装着順序を示しています。

表 1. プロセッサー 1 つのランク・スペアリング・モード
合計プロセッサー 1合計
DIMM121110987 654321DIMM
2 652
4    87 65    4
687 65436
8  10987 6543  8
1010987 65432110
12121110987 65432112

次の表は、2 つのプロセッサー (プロセッサー 1 およびプロセッサー 2) が取り付けられている場合の、ランク・スペアリング・モードのメモリー・モジュール装着順序を示しています。

表 2. プロセッサー 2 つのランク・スペアリング・モード
合計プロセッサー 2プロセッサー 1合計
DIMM242322212019 181716151413121110987 654321DIMM
4 1817 654
6       1817        87 65    6
82019 181787 658
10    2019 1817        87 6543  10
122019 1817161587 654312
14    2019 18171615    10987 6543  14
1622212019 1817161510987 654316
18  22212019 18171615    10987 65432118
2022212019 18171615141310987 65432120
22  22212019 181716151413121110987 65432122
24242322212019 181716151413121110987 65432124