メインコンテンツまでスキップ

技術仕様

サーバーの技術仕様の要約です。ご使用のモデルによっては、使用できない機能があったり、一部の仕様が該当しない場合があります。

プロセッサー

内蔵メモリー・コントローラーおよび Mesh UPI (Ultra Path Interconnect) トポロジー付きマルチコア Intel® Xeon® プロセッサーをサポートします。

  • 最大 2 個の P コア搭載 Intel Xeon 6 プロセッサー (Granite Rapids-SP、GNR-SP) を新しい LGA 4710 ソケットに取り付け可能

  • ソケットあたり最大 86 コア

  • 最大 4 個の UPI リンク (最大 24 GT/秒)

  • ホット設計電源 (TDP): 最大 350 ワット

サポートされるプロセッサーのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

メモリー

メモリーの構成およびセットアップについて詳しくは、メモリー・モジュールの取り付けの規則および順序を参照してください。

  • スロット: 最大 32 個の TruDDR5 DIMM をサポートする32 個のデュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM)

  • メモリー・モジュール・タイプ:

    • TruDDR5 6,400 MHz x8 RDIMM: 16 GB (1Rx8)、32 GB (2Rx8)、48 GB (2Rx8)

    • TruDDR5 6400 MHz 10x4 RDIMM: 32 GB (1Rx4)、64 GB (2Rx4)、96 GB (2Rx4)、128 GB (2Rx4)

    • TruDDR5 6400 MHz 3DS RDIMM: 256 GB (4Rx4)

    • TruDDR5 8800 MHz MRDIMM: 32 GB (2Rx8)、64 GB (2Rx4)

      MRDIMM は、プロセッサー 6747P、6761P、6767P、6781P、または 6787P を搭載したサーバーでのみ利用できます。
  • 速度: 作動速度はプロセッサー・モデルおよび UEFI 設定によって異なります。

    • 6,400 MHz RDIMM
      • 1 DPC: 6,400 MT/秒

      • 2 DPC: 5,200 MT/秒

    • 8,800 MHz MRDIMM
      • 1 DPC: 8,000 MT/秒

  • 容量:

    • 最小: 16 GB

    • 最大: 8 TB (32 x 256 GB 3DS RDIMM)

サポートされているメモリー・モジュールのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

M.2 ドライブ
  • 構成に応じて、サーバーは以下のいずれかをサポートします。
    • 最大 2 台のホット・スワップ対応の前面 M.2 ドライブ
    • ライザー・アセンブリー 2 (スロット 5) またはライザー・アセンブリー 3 (スロット 8) に最大 2 台のホット・スワップ対応の背面 M.2 ドライブ
    • 最大 2 台のホット・スワップ非対応の内蔵 M.2 ドライブ

サポートされる M.2 ドライブのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

ストレージ拡張

サポートされるストレージ拡張は、モデルによって異なります。

  • 前面ドライブ・ベイは、以下のいずれかをサポートします。
    • 最大 8 台の 2.5 型ホット・スワップ SAS/SATA/NVMe ドライブ

    • 最大 8 台の E3.S 1T ホット・スワップ・ドライブ

    • 前面にホット・スワップ対応の M.2 ドライブが取り付けられている場合は、最大 4 台の E3.S 1T ホット・スワップ・ドライブを取り付け可能です。

拡張スロット

サポートされる拡張スロットは、モデルによって異なります。

  • 前面 PCIe スロット: ライザー・アセンブリー 6 (スロット 16 ~ スロット 19) およびライザー・アセンブリー 7 (スロット 20 ~ スロット 23) は、以下のいずれかをサポートします。
    • 最大 8 個の PCIe Gen5 x8、FH/FL スロット
    • 最大 4 個の PCIe Gen5 x16、FH/FL スロット (DW GPU アダプターをサポート)
  • 背面 PCIe スロット: ライザー・アセンブリー 2 (スロット 3 からスロット 5) およびライザー・アセンブリー 3 (スロット 6 からスロット 8) は、以下のいずれかの組み合わせをサポートします。
    • ライザー・カードを 3 枚取り付ける場合: x8/x16/x16
      • スロット 3 またはスロット 6: PCIe Gen5 x8、FH/FL
      • スロット 4 またはスロット 7: PCIe Gen5 x16、FH/FL
      • スロット 5 またはスロット 8: PCIe Gen5 x16、FH/HL
    • ライザー・カードを 2 枚取り付ける場合: x16/x16
      • スロット 3 またはスロット 6: PCIe Gen5 x16、FH/FL
      • スロット 4 またはスロット 7: PCIe Gen5 x16、FH/FL
      • スロット 5 またはスロット 8: 適用外

詳細については、PCIe スロットおよび PCIe アダプターを参照してください。

グラフィックス・プロセッシング・ユニット (GPU)
サーバーの前面 PCIe スロットには、以下のいずれかの構成で GPU アダプターを取り付けることができます。
  • 最大 8 個の SW GPU アダプター
  • 最大 4 個の DW GPU アダプター

サポートされる GPU アダプターのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

内蔵機能および I/O コネクター
  • Lenovo XClarity Controller (XCC) は、サービス・プロセッサーの制御および監視機能、ビデオ・コントローラー、およびリモート・キーボード、ビデオ、マウス、ならびにリモート・ドライブ機能を提供します。
    • このサーバーは、Lenovo XClarity Controller 2 (XCC2) をサポートしています。Lenovo XClarity Controller 2 (XCC2) の追加情報については、Lenovo XClarity Controller ポータル・ページ を参照してください。

    • XCC システム管理ポート (10/100/1000 Mbps RJ-45) (システム管理ネットワークに接続するために背面に 1 つ)。この RJ-45 コネクターは、Lenovo XClarity Controller 機能専用で、10/100/1000 Mbps の速度で稼働します。
  • 前面コネクター:
    • Mini DisplayPort コネクター × 1 (オプション)

    • USB 3.2 Gen1 (5 Gbps) コネクター × 1 (オプション)

    • XCC システム管理機能付き USB 2.0 コネクター × 1 (オプション)

    • 外部診断コネクター 1 個

  • 内部コネクター:
    • 内蔵 USB 3.2 Gen1 (5 Gbps) コネクター × 1

  • 背面コネクター:
    • VGA コネクター 1 個

    • USB 3.2 Gen1 (5 Gbps) コネクター × 2

      背面の下段の USB コネクターは、前面に USB コネクターがない場合、XCC システム管理に対応した USB 2.0 コネクターとして機能します。
    • XCC システム管理ポート (10/100/1000 Mbps RJ-45) × 1

    • 各 OCP モジュールの 2 つまたは 4 つのイーサネット・コネクター (オプション)

    • シリアル・ポート 1 つ (オプション)

最大ビデオ解像度は、60 Hz で 1920 x 1200 です。
ネットワーク
  • OCP モジュール
    • サーバーの背面には OCP スロットが 2つあります。

    • プロセッサーを 2 個搭載した構成における OCP スロットの取り付け優先順位は、次のとおりです。
      • OCP モジュールが 1 つのみの構成: x8 OCP モジュールを OCP スロット 1 に取り付け、x16 OCP モジュールを OCP スロット 2 に取り付けます。

      • OCP モジュールが 2 つの構成: 優先順位は OCP スロット 1 > OCP スロット 2、x8 > x16 です

    • 両方の OCP スロットはデフォルトで x8 レーンですが、一部の構成では OCP ケーブルを使用して x16 レーンにアップグレードできます。x16 接続の OCP モジュールのケーブル配線については、内部ケーブルの配線を参照してください。

RAID アダプター
  • オンボード NVMe ポート (ソフトウェア RAID サポート付き) (Intel VROC NVMe RAID)

    • Intel® VROC 標準: アクティベーション・キーが必要であり、RAID レベル 0、1、および 10 をサポート

    • Intel® VROC プレミアム: アクティベーション・キーが必要であり、RAID レベル 0、1、5 および 10 をサポート

    • Intel® VROC Boot: アクティベーション・キーが必要であり、RAID レベル 1 のみをサポート

      Intel VROC Boot は、同じコントローラーおよび同じプロセッサーに対応する 2 つのドライブのみをサポートします。
  • ハードウェア RAID レベル 0、1、10:
    • ThinkSystem RAID 545-8i PCIe Gen4 12Gb Adapter

  • ハードウェア RAID レベル 0、1、5、10:
    • ThinkSystem RAID 5350-8i PCIe 12Gb Adapter

  • ハードウェア RAID レベル 0、1、5、6、10、50、60:
    • ThinkSystem RAID 9350-8i 2GB Flash PCIe 12Gb Adapter

    • ThinkSystem RAID 9350-16i 4GB Flash PCIe 12Gb Adapter

    • ThinkSystem RAID 940-8i 4GB Flash PCIe Gen4 12Gb Adapter

    • ThinkSystem RAID 940-16i 8GB Flash PCIe Gen4 12Gb Adapter

    • ThinkSystem RAID 940-16i 8GB Flash PCIe Gen4 12Gb Internal Adapter*

    • ThinkSystem RAID 940-8e 4GB Flash PCIe Gen4 12Gb Adapter

ホスト・バス・アダプター
  • ThinkSystem 4350-16i SAS/SATA 12Gb HBA

  • ThinkSystem 440-16i SAS/SATA PCIe Gen4 12Gb HBA

  • ThinkSystem 440-16i SAS/SATA PCIe Gen4 12Gb Internal HBA*

  • ThinkSystem 440-16e SAS/SATA PCIe Gen4 12Gb HBA

  • ThinkSystem 48 port 12Gb Internal Expander*

システム・ファン
  • サポートするファン・タイプ:
    • パフォーマンス・ファン (60 x 60 x 56 mm、デュアル・ローター、20000 RPM)

    • ウルトラ・ファン (60 x 60 x 56 mm、デュアルローター、21000 RPM)

  • ファンの冗長性: N+1 冗長性、冗長ファン・ローター 1 個

    • 1 個のプロセッサー: 5 個のホット・スワップ・システム・ファン

    • 2 個のプロセッサー: 6 個のホット・スワップ・システム・ファン

サーバー内のファンのリダンダント冷却により、ファンのローターの 1 つに障害が起きても、サーバーの操作を続行できます。
電源入力および電源ポリシー

パワー・サプライ・ユニットの電源入力

共通冗長パワー・サプライ (CRPS) および CRPS Premiumは、以下にリストされているようにサポートされます。

注意
  • 240 V DC 入力は中国本土でのみサポートされています。

  • 240 V DC 入力のパワー・サプライは、電源コードのホット・プラグ機能をサポートしていません。DC 入力でパワー・サプライを取り外す前に、サーバーの電源をオフにしてください。あるいはブレーカー・パネルで、または電源をオフにすることによって DC 電源を切断してください。次に、電源コードを取り外します。

電源100 ~ 127 V AC200 ~ 240 V AC240 V DC-48 V DCHVDC

240 ~ 380 V DC

HVAC

200 ~ 277 V AC

CRPSCRPS Premium
800 ワット 80 PLUS Platinum    
1,300 ワット 80 PLUS Platinum    
1,300 ワット - 48 V DC      
1,300 ワット HVAC/HVDC 80 PLUS Platinum     
2700 ワット 80 PLUS Platinum     
800 ワット 80 PLUS Titanium   
1,300 ワット 80 PLUS Titanium   
2,000 ワット 80 PLUS Titanium     
2700 ワット 80 PLUS Titanium     
3200 ワット 80 PLUS Titanium     

パワー・サプライ・ユニットの電源ポリシー

以下は、1 台または 2 台のパワー・サプライ・ユニットによる冗長性またはオーバーサブスクリプション (OVS) の対応状況を示しています。

  • CRPS PSU は、OVS、ゼロ出力モード、またはベンダー混合をサポートしていません。ゼロ出力モードおよび非冗長は、CRPS PSU が取り付けられている場合、Lenovo XClarity Controller Web インターフェースに表示されません。

  • 1+0 は、サーバーにパワー・サプライ・ユニットが 1 台しか取り付けられておらず、システムが電源の冗長性をサポートしていないことを示し、1+1 は、2 台のパワー・サプライ・ユニットが取り付けられており、冗長性がサポートされていることを示します。

タイプワット冗長性OVS
CRPS Premium800 ワット 80 PLUS Titanium1+0××
1+1
1,300 ワット 80 PLUS Titanium1+0××
1+1
1,300 ワット - 48 V DC1+1
1,300 ワット HVAC/HVDC 80 PLUS Platinum1+1
2,000 ワット 80 PLUS Titanium1+1
2700 ワット 80 PLUS Titanium1+1
3200 ワット 80 PLUS Titanium1+1
CRPS800 ワット 80 PLUS Platinum1+1×
800 ワット 80 PLUS Titanium1+1×
1,300 ワット 80 PLUS Platinum1+1×
1,300 ワット 80 PLUS Titanium1+1×
2700 ワット 80 PLUS Platinum1+1×
デバッグのための最小構成
  • ソケット 1 内にプロセッサー x 1
  • スロット 7 に 1 個のメモリー・モジュール
  • パワー・サプライ・ユニット 1 個
  • 1 つの HDD/SSD ドライブ、1 つの M.2 ドライブ (デバッグ用に OS が必要な場合)
  • システム・ファン x 5
オペレーティング・システム
サポートおよび認定オペレーティング・システム:
  • Microsoft Windows Server

  • Red Hat Enterprise Linux

  • SUSE Linux Enterprise Server

  • VMware ESXi

  • カノニカル Ubuntu

参照: