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メモリー・モジュールの取り付け

このセクションの手順に従って、メモリー・モジュールを取り付けます。

このタスクについて

メモリーの構成およびセットアップについて詳しくは、のメモリー・モジュールの取り付け順序「メモリー・モジュールの取り付けの規則および順序」を参照してください。

重要
メモリー・モジュールは静電気放電の影響を受けやすく、特別な取り扱いが必要です。静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いの標準のガイドラインに加え、以下の指示に従ってください。
  • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けの際には、必ず静電放電ストラップを着用してください。静電気放電グローブも使用できます。

  • 2 つ以上のメモリー・モジュールを接触させないでください。保管中にメモリー・モジュールを直接重ねて積み重ねないでください。

  • 金色のメモリー・モジュール・コネクターの接点に触れたり、これらの接点をメモリー・モジュール・コネクターのエンクロージャーの外側に接触させたりしないでください。

  • メモリー・モジュールを慎重に扱ってください。メモリー・モジュールを曲げたり、ねじったり、落としたりしないでください。

  • メモリー・モジュールを取り扱う際に金属製の工具 (治具やクランプなど) は使用しないでください。固い金属によりメモリー・モジュールを傷つける恐れがあります。

  • パッケージまたは受動部品を持ってメモリー・モジュールを挿入しないでください。挿入時に力をかけることでパッケージに亀裂が入ったり受動部品が外れたりする恐れがあります。

  • メモリー・モジュールの取り付け順序に記載されているサポートされている構成のいずれかを選択するようにしてください。

  • 初めて PMEM を取り付けるする場合は、PMEM および DRAM DIMM の取り付けの順序 のルールおよび手順をよく読み、必ずサポートされている構成を採用してください。
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドライン にお進みください。

  • サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードおよびすべての外部ケーブルを切り離します (サーバーの電源をオフにするを参照)。

  • サーバーがラックに取り付けられている場合、トップ・カバーにアクセスするためにラック スライド・レールでサーバーをスライドさせるか、ラックからサーバーを取り外します。

重要
  • プロセッサーおよびメモリー拡張トレイにメモリー・モジュールを取り付ける場合は、拡張トレイを取り外さないでください。拡張トレイがシャーシに取り付けられているときに、モジュールを取り付けることで、コンポーネントが誤って損傷しないようにします。

  • の取り付けの規則と順序を確認します。

  • 3DS RDIMM または PMEM を取り付ける前に、システムにデュアル・ローター・ファン・モジュールが取り付けられていることを確認してください。デュアル・ローター・ファン・モジュールのアップグレード・キットの取り付けに記載されている手順に従って 、デュアル・ローター・ファン・モジュール・アップグレード・キットを取り付けてください。

手順

  1. インストールするモジュールのいずれかに PMEM がある場合は、モジュールを物理的に取り付ける前に、以下の手順を実行してください。
    1. PMEM 名前空間に保管されているデータをバックアップします。
    2. 以下のいずれかのオプションを使用して、PMEM セキュリティーを無効にします。
      • LXPM

        「UEFI セットアップ」 > 「システム設定」 > 「Intel Optane PMEM」 > 「セキュリティー」 > 「押して、セキュリティーを無効にします」を押下し、パスフレーズを入力して、セキュリティーを無効にします。

      • Setup Utility

        「システム構成およびブート管理」 > 「システム設定」 > 「Intel Optane PMEM」 > 「セキュリティー」 > 「押して、セキュリティーを無効にします」を押下し、パスフレーズを入力して、セキュリティーを無効にします。

    3. インストールされているオペレーティング・システムに対応するコマンドを使用して、名前空間を削除します。
      • Linux コマンド:

        ndctl destroy-namespace all -f
        ndctl destroy-namespace all -f 

      • Windows Powershell コマンド

        Get-PmemDisk | Remove-PmemDisk

    4. 次の ipmctl コマンド (Linux および Windows の両方) を使用して、Clear Platform Configuration Data (PCD) および Namespace Label Storage Area (LSA) をクリアします。

      ipmctl delete -pcd
      別のオペレーティング・システムで impctl をダウンロードして使用する方法については、以下のリンクを参照してください。
    5. システムをリブートします。
  2. メモリー・モジュールをスロットに取り付けます。
    図 1. メモリー・モジュールの取り付け

    • メモリー・モジュール・スロットの両端にある固定クリップをそっと開きます。
    • メモリー・モジュールをスロットに位置合わせし、スロットにメモリー・モジュールを慎重に置きます。
    • 固定クリップがロック位置にはまるまで、メモリー・モジュールの両端を強く真っすぐに押し下げます。
    メモリー・モジュールと保持クリップの間にすき間がある場合、メモリー・モジュールは挿入されていません。この場合、保持クリップを開いてメモリー・モジュールを取り外し、挿入し直してください。

このタスクの完了後

部品交換の完了に進みます (部品交換の完了 を参照)。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照