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ハードディスク・ドライブ・バックプレーン (下段トレイ) の取り付け

下段コンピュート・トレイにあるハードディスク・ドライブ・バックプレーンは、サーバーの前面からアクセスできます。ハードディスク・ドライブ・バックプレーンにはさまざまなタイプがあります。バックプレーンに固有のステップは、各手順に記されています。

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
注意
この手順を実行する前に、すべてのサーバーの電源コードが電源から切り離されていることを確認してください。

次のステップを実行して、ハードディスク・ドライブ・バックプレーンを下段コンピュート・トレイに取り付けます。

  1. 電源ケーブルおよびデータ・ケーブルをハードディスク・ドライブ・バックプレーンに接続します。ドライブのケーブル配線を参照してください。
    1. バックプレーンに電源ケーブルを接続します。このケーブルがストレージ変換コネクターに接続されている場合、まずストレージ変換コネクターから切り離し、バックプレーンを取り付けたあとにストレージ変換コネクターに再接続した方が、容易である可能性があります。
    2. データ・ケーブルをバックプレーンに接続します。(SAS バックプレーンにはデータ・ケーブルが 1 つしかありません。NVMe バックプレーンはデータ・ケーブルが 2 つあります。)
  2. ハードディスク・ドライブ・バックプレーンを取り付けます。
    バックプレーンを取り付けるには、既存のケーブルを保持クリップから取り外すか、側面に移動させる必要がある場合があります。
    図 1. ハードディスク・ドライブ・バックプレーン (下段) の取り付け
    Lower hard disk drive backplane installation

    バックプレーンをサーバー内での位置に合わせます。次に、バックプレーンを挿入し、完全に装着されるまで押し下げます。

  3. 下段コンピュート・トレイに取り付けられるハードディスク・ドライブ・バックプレーンごとに、1 および 2 を繰り返します。
  4. データ・ケーブルを配線し、接続します。ドライブのケーブル配線を参照してください。
    • 各 SAS データ・ケーブルを RAID アダプターのコネクターに配線します。次に、SAS ケーブルを接続します。

    • 各 NVMe データ・ケーブルを計算システム・ボードのコネクターに配線します。次に、NVMe ケーブルを接続します。

  5. すべての電源ケーブルがストレージ変換コネクターに接続されていることを確認します。
  6. バックプレーンおよびコネクターにアクセスするために移動されたケーブルを配線します。

ハードディスク・ドライブ・バックプレーンを取り付けたあと:

  1. ストレージ変換コネクターを取り付け、すべてのケーブルを接続します。ストレージ変換コネクター (下段トレイ) の取り付けを参照してください。

  2. ケーブルが接続されたあと、正しく配線されていることを確認します。

  3. ファン・ケージを取り付けます。ファン・ケージ (下段トレイ) の取り付けを参照してください。

  4. 下段コンピュート・トレイを取り付けます。コンピュート・トレイの取り付けを参照してください。

  5. 下段コンピュート・トレイから取り外したすべてのハードディスク・ドライブを取り付けます。各ドライブは、元の場所に取り付ける必要があります。ハードディスク・ドライブの取り付けを参照してください。

  6. 前面カバーを取り付けます。前面カバーの取り付けを参照してください。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照