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システム・ボードの取り付け

このセクションの手順に従って、システム・ボードを取り付けます。この手順は、トレーニングを受けた技術者が行う必要があります。

このタスクについて

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • ドライブを収納している帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない金属面に接触させてから、パッケージからドライブを取り出し、帯電防止面にそれを置きます。

ファームウェアとドライバーのダウンロード: コンポーネントの交換後、ファームウェアやドライバーの更新が必要になる場合があります。

手順

  1. システム・ボードを取り付けます。
    1. システム・ボードを傾けて、コネクターをシャーシ前面の対応する開口部に合わせます。次に、システム・ボードを静かにシャーシ内に下ろし、コネクターをシャーシ前面のスロットに挿入します。
    2. システム・ボードが固定されるまで、システム・ボードをシャーシ背面に向けてスライドします。
    図 1. システム・ボードをシャーシ内に取り付ける
    Installing the system board into the chassis
  2. 下の図に示されている順序で、システム・ボードを 9 本のねじでシャーシに固定します。
    図 2. システム・ボードのねじの取り付け順序
    System-board screws installation sequence
完了したら
CMOS バッテリーがシステム・ボードに取り付けられていることを確認します。CMOS バッテリーの取り付け (CR2032) を参照してください。
  1. 前面 I/O ブラケットを取り付けます。
    1. 前面 I/O ブラケットの右側に小さなタブがあります。タブをシャーシの前面 I/O ブラケット・スロットの後ろに配置します。

    2. 前面 I/O ブラケットのガイド穴とねじ穴をシャーシのガイド・ピンとねじスロットに合わせます。次に、前面 I/O ブラケットをシャーシに取り付けます。
      前面 I/O ブラケットの右側にある小さなタブがシャーシの後ろに配置されたか確認します。
      図 3. 前面 I/O ブラケットのシャーシへの取り付け
      Installing the front I/O bracket to the chassis
    3. ねじを締めて前面 I/O ブラケットをシャーシに固定します。
      図 4. 前面 I/O ブラケットのシャーシへの固定
      Securing the front I/O bracket to the chassis
  2. プロセッサーを取り付けます。プロセッサーの取り付け (トレーニングを受けた技術員のみ)を参照してください。

  3. ヒートシンクおよびファン・モジュールを取り付けます。ヒートシンクとファン・モジュールの取り付け (トレーニングを受けた技術員のみ)を参照してください。

  4. メモリー・モジュールを取り付けます。メモリー・モジュールの取り付けを参照してください。

  5. 該当する場合は、PCIe アダプターを取り付けます。PCIe アダプターの取り付けを参照してください。

  6. 該当する場合は、M.2 ドライブを取り付けます。M.2 ドライブの取り付けを参照してください。

  7. 該当する場合は、背面ファンを取り付けます。ファンの取り付け (前面と背面)を参照してください。

  8. ケージ・バーを取り付けます。サーバー・カバーの取り付けのステップ 3 を参照してください。

  9. 該当する場合は、ODD + ベイ 2 ドライブ・ケージ・アセンブリー (光学式ドライブ・ケージの取り付けを参照) を取り付けるか、ベイ 2 + ベイ 3 ドライブ・ケージ・アセンブリー (ドライブ・ケージの取り付け (ベイ 3)を参照) を取り付けます。
  10. 前面ベゼルを取り付けます。前面ベゼルの取り付けを参照してください。

  11. 取り外してあったすべてのケーブルを再接続します。

  12. 部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。

  13. 重要プロダクト・データ (VPD) を更新します。「ST45 V3 ヒント TT2403」を参照してください。マシン・タイプ番号とシリアル番号は ID ラベルに記載されています。サーバーの識別を参照してください。
  14. (オプション) UEFI セキュア・ブートを有効にします。UEFI セキュア・ブートの有効化を参照してください。
  15. システム・ボードを交換した後は、必ずサーバーを再構成し、システムの日付と時刻を再設定してください。