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プロセッサーの取り付け (トレーニングを受けた技術員のみ)

プロセッサーを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。この手順は、トレーニングを受けた技術者が行う必要があります。

このタスクについて

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • コンポーネントが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない金属面に接触させます。次に、それをパッケージから取り出し、帯電防止板の上に置きます。

  • 別のシステム・ボードから取り外されたプロセッサーを再使用する前に、アルコール洗浄パッドでプロセッサーから熱伝導グリースを拭き取り、すべての熱伝導グリースが除去された後で清掃パッドを廃棄します。
    プロセッサーの上部に新しい熱伝導グリースを塗布する場合は、アルコールが完全に蒸発したことを確認してから行ってください。
  • 注射器を使用してプロセッサーの上部に熱伝導グリースを塗布します。等間隔で 4 つの点を描くようにし、それぞれの点が熱伝導グリース約 0.1 ml です。
    図 1. 熱伝導グリースの適切な形
    Proper shape of the thermal grease

手順

  1. プロセッサーを両手で持ち、以下のように合わせます。
    1. 1 プロセッサーの小さなノッチを 2 ソケットのタブに合わせます。

    2. 3 プロセッサーの小さな三角形を 4 ソケットの三角マークに合わせます。

    次に、慎重にプロセッサーをソケット内に下ろします。

    図 2. プロセッサーの取り付け
    Installing the processor
  2. プロセッサー保持器具を閉じて、ハンドルをロック位置に押します。
    図 3. プロセッサー保持器具を閉じる
    Closing the processor retainer

完了したら

  1. ヒートシンクおよびファン・モジュールを取り付けます。ヒートシンクとファン・モジュールの取り付け (トレーニングを受けた技術員のみ)を参照してください。
  2. 該当する場合は、ODD + ベイ 2 ドライブ・ケージ・アセンブリー (光学式ドライブ・ケージの取り付けを参照) を取り付けるか、ベイ 2 + ベイ 3 ドライブ・ケージ・アセンブリー (ドライブ・ケージの取り付け (ベイ 3)を参照) を取り付けます。
  3. 部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。
  4. (中国のみ) サーバーの電源をオンにした後に The system detects a new processor installed or fTPM NVRAM data mismatched.メッセージが表示された場合は、以下のステップを実行して fTPM をクリアします。
    1. fTPM をクリアする前に、セキュリティー・データまたはリカバリー・キーをバックアップしてください。

    2. F1 キーを押して Setup Utility プログラムを開始します。

    3. Security」を選択します。

    4. 「Reset fTPM」「Enabled」に設定します。

    5. サーバーを再起動します。

  5. プロセッサーを交換した後は、必ずサーバーを再構成し、システムの日付と時刻をリセットしてください。