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ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの取り外し

ThinkSystem V3 Firmware and Root of Trust Security Moduleを取り外すには、このセクションの説明に従ってください (ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュール)。この手順は、トレーニングを受けた技術者が行う必要があります。

このタスクについて

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
重要
このタスクの実行は、Lenovo Service によって認定済みのトレーニングを受けた技術員が行う必要があります。適切なトレーニングおよび認定を受けずに部品の取り外しまたは取り付けを行わないでください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
  • サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。
  • サーバーがラックに取り付けられている場合は、ラックから取り外します。ラックからのサーバーの取り外しを参照してください。
  • ケンジントン・ロックやパッド・ロックなど、サーバーを固定しているロック・デバイスをすべて取り外します。
  • カバーを上にしてサーバーを横向きに置きます。
  • 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。
  • ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールを交換した後、ファームウェアを、サーバーがサポートする特定のバージョンに更新します。必要なファームウェアまたは既存のファームウェアのコピーが手元にあることを確認してから、先に進んでください。

手順

  1. このタスクの準備をします。
    1. OneCLI コマンドを実行して、UEFI 設定をバックアップします。構成設定を保存する OneCLI コマンド を参照してください。
    2. OneCLI コマンドと XCC アクションの両方を実行して、XCC 設定をバックアップします。構成設定を保存する OneCLI コマンド および XCC を使用した BMC 構成のバックアップ を参照してください。
    3. サーバーのカバーを取り外します。サーバー・カバーの取り外しを参照してください。
      重要
      ヒートシンクおよびプロセッサーは、高温になっている場合があります。火傷を避けるために、サーバー・カバーを取り外す前に、サーバーの電源をオフにしてから数分間お待ちください。
    4. 該当する場合は、ドライブ・ケージ (ベイ 3) を取り外します。ドライブ・ケージの取り外し (ベイ 3)を参照してください。
    5. 該当する場合は、スロット 3 の PCIe アダプターを取り外します。PCIe アダプターの取り外しを参照してください。
    6. 該当する場合は、M.2 ブート・アダプターを取り外します。M.2 ブート・アダプターの取り外しを参照してください。
  2. ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュール を取り外します。
    1. ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュール上の 2 本のねじを緩めます。
    2. ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールを持ち上げてシステム・ボードから取り出します。
    図 1. ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュール の取り外し
    ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュール removal

完了したら

  1. 交換用ユニットを取り付けます。 ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの取り付けを参照してください。

  2. コンポーネントまたはオプション装置を返却するよう指示された場合は、すべての梱包上の指示に従い、提供された配送用の梱包材がある場合はそれを使用してください。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照