VPD (重要プロダクト・データ) の更新
システム・ボードを交換した後、VPD (重要プロダクト・データ) を更新する必要があります。
- USB フラッシュ・ドライブをサーバーに挿入し、フォーマットします。
- Lenovo サポート - ST50 (ドライバーおよびソフトウェアを含む) へ進んでください。マザーボード・デバイス (コア・チップ・セット、オンボード・ビデオ、PCIe スイッチ) を選択し、The uEFI VPD SMBIOS Information Update Utility をダウンロードします。
- efi および amideefix64.efi という名前のフォルダーを、USB フラッシュ・ドライブのルート・フォルダーにコピーして貼り付けます。bootX64.efi へのパスが FS0:\efi\boot\bootX64.efi であることを確認してください。
- システムを再起動します。オペレーティング・システムが起動する前に、「F1」を押して Setup Utility に入ります。「セキュリティー」 > 「セキュア・ブート」に移動し、オプションを無効にします。
- 「スタートアップ」 > 「CSM」に移動し、オプションを無効にします。
- システムを再起動します。オペレーティング・システムが起動する前に、Startup Device Menu が表示されるまで「F12」キーを繰り返し押して離し、「Enter」キーを押します。USB フラッシュ・ドライブからサーバーが起動します。
- 次の AMIBIOS DMI エディターコマンドを使用して VPD SMBIOS を更新します。
AMIDEEFIx64.efi [option1] [option2] ... [optionX]
オプション:
/SP "String"
システムのマシン・タイプおよび型式番号を更新します。
例:fs0:\..\amideefix64.efi /sp "7Y48CTO1WW"
/SS "String"
システムのシリアル番号を更新します。
例:fs0:\..\amideefix64.efi /ss "J300ST50"
/SU "String"
システム UUID を更新します。
ラベルの UUID が B675DF80-DE7C-11E9-B0E2-60BBE2EF7200 の場合の例:fs0:\..\amideefix64.efi /su "80DF75B67CDEE911B0E260BBE2EF7200"
/SV "String"
システム Brand (ブランド) ID を更新します。
例:fs0:\..\amideefix64.efi /sv "ThinkSystem ST50"
- VPD SMBIOS の更新が完了したら、USB フラッシュ・ドライブを取り外し、「ALT」 + 「CTRL」 + 「DEL」キーを押してシステムを再起動します。
- オペレーティング・システムが起動する前に、「F1」を押して Setup Utility に入ります。「メイン」 > 「システム概要」に移動して、VPD が正しく更新されたことを確認します。
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