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システム・ボード・スイッチ

システム・ボード・スイッチの位置を確認するには、この情報を使用します。

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

  • 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

  • スイッチを移動する前に、サーバーの電源をオフにしてください。次に、すべての電源コードおよび外部ケーブルを切り離します。サーバーを開けたり修復を試みたりする前に、次の情報を必ず読んで理解してください。
  • このドキュメントの図に記載されていないシステム・ボードのスイッチは、予備です。
スイッチ・ブロックの上に透明な保護ステッカーが張られている場合、スイッチにアクセスするためにステッカーを取り除いて廃棄する必要があります。
図 1. システム・ボード・スイッチ
System board switches
表 1. システム・ボード・スイッチ
1 SW3 スイッチ・ブロック2 SW2 スイッチ・ブロック
表 2. SW2 スイッチ・ブロックの定義
スイッチ番号デフォルトの位置説明定義

8

オフ

Trusted Platform Module (TPM) 物理プレゼンス

このスイッチを On 位置に変更すると、TPM に対して物理プレゼンスを示します。

7

オフ

ME リカバリー

このスイッチを On 位置に変更すると、ME ブートしてリカバリーされます。

6

オン

低セキュリティー

このスイッチを On 位置に保持すると、署名付きの公式 IMM ビルドと署名付きの IMM テスト ビルド間を移行でき、iMM ファームウェアの CRTM ブート・チェックがバイパスされます。

5

オフ

リアルタイム・クロック (RTC) リセット

このスイッチを On 位置に変更すると、RTC がリセットされます。瞬間的な切り替えで十分です。CMOS バッテリーの過度の放電を避けるために、このスイッチを「オン」の位置のままにしないでください。

4

オフ

パスワード・オーバーライド

このスイッチを「オン」の位置に変更すると、始動パスワードがオーバーライドされます。

3

オフ

シリアル機能の選択

オフ: システムのシリアル・ポートとして機能します。

オン: シリアル・ポートに UEFI デバッグ・メッセージをダンプします。

2

オフ

BMC リモート・デバッグ

このスイッチを Off 位置に保持すると、BMC リモート・デバッグが有効になります。

1

オフ

ME セキュリティーのオーバーライド

このスイッチを On 位置に変更すると、ME セキュリティー・チェックが無効になります。

表 3. SW3 スイッチ・ブロックの定義
スイッチ番号デフォルトの位置説明定義

8

オフ

BMC および CPU リセットの強制

このスイッチを On 位置に変更すると、BMC および CPU リセットが強制されます。

7

オン

電源許可のオーバーライド

このスイッチを Off 位置に変更すると、電源許可は無視され、システムの電源オンが許可されます。

6

オフ

Trusted Platform Module (TPM) 物理プレゼンス

このスイッチを On 位置に変更すると、TPM に対して物理プレゼンスを示します。

5

オフ

BMC ブート・プライマリー

オフ: XCC はフラッシュ領域の上半分からブートします。

オン: XCC はフラッシュ領域の下半分からブートします。

4

オフ

XCC 強制 リセット

このスイッチを On 位置に変更すると、XCC が強制的にリセットされます。

3

オフ

IMM 強制更新

このスイッチを On 位置に変更すると、XCC がカーネル・コードのみから強制的にブートされます。

2

オフ

XCC Trusted Platform Module (TPM) 物理的存在

このスイッチを On 位置に変更すると、XCC TPM に対して物理プレゼンスを示します。

1

オフ

FPGA リセットの強制

このスイッチを On 位置に変更すると、FPGA が強制的にリセットされます。