サービス・データの収集
サーバーの問題の根本原因をはっきり特定するため、または Lenovo サポートの依頼によって、詳細な分析に使用できるサービス・データを収集する必要がある場合があります。サービス・データには、イベント・ログやハードウェア・インベントリーなどの情報が含まれます。
Lenovo XClarity Provisioning Manager
Lenovo XClarity Provisioning Manager のサービス・データの収集機能を使用して、システム・サービス・データを収集します。既存のシステム・ログ・データを収集するか、新しい診断を実行して新規データを収集できます。
Lenovo XClarity Controller
Lenovo XClarity Controller Web インターフェースまたは CLI を使用してサーバーのサービス・データを収集できます。ファイルは保存でき、Lenovo サポートに送信できます。Web インターフェースを使用したサービス・データの収集について詳しくは、XClarity Controller Web インターフェースを介したサービス・データのダウンロードを参照してください。
CLI を使用したサービス・データの収集について詳しくは、the XClarity Controller ffdc コマンドを参照してください。
Lenovo XClarity Administrator
一定の保守可能イベントが Lenovo XClarity Administrator および管理対象エンドポイントで発生した場合に、診断ファイルを収集し自動的に Lenovo サポートに送信するように Lenovo XClarity Administrator をセットアップできます。Call Homeを使用して診断ファイルを Lenovo Support に送信するか、SFTP を使用して別のサービス・プロバイダーに送信するかを選択できます。また、手動で診断ファイルを収集したり、問題レコードを開いたり、診断ファイルを Lenovo サポート・センターに送信したりもできます。
Lenovo XClarity Administrator 内での自動問題通知のセットアップに関する詳細情報は Lenovo サポートへの自動問題通知 (コール・ホーム) のセットアップ で参照できます。
Lenovo XClarity Essentials OneCLI
Lenovo XClarity Essentials OneCLI はオペレーティング・システムからインバンドで実行できます。Lenovo XClarity Essentials OneCLI では、ハードウェア・サービス・データに加えて、オペレーティング・システム・イベント・ログなどオペレーティング・システムに関する情報を収集できます。
サービス・データを取得するには、getinfor コマンドを実行できます。getinfor の実行についての詳細は、Lenovo XClarity Essentials getinfor コマンドを参照してください。