セッションの設定
set session errorActionコマンドは、現在のスクリプト・エンジン・セッションの実行方法を定義します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin、Support Admin、Security Admin、または Storage Monitor ロールが必要です。
コンテキスト
このコマンドでは、セッションはコマンドが実行されている期間に限定されます。ストレージ・アレイに対してパラメーターが永続的に設定されるわけではありません。
構文
set session errorAction=(stop | continue)
password="storageArrayPassword"
userRole=(admin | monitor)
performanceMonitorInterval=intervalValue
performanceMonitorIterations=iterationValue
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
errorAction | 処理中にエラーが発生した場合のセッションの動作。エラーが発生した場合にセッションを停止するか、セッションを続行するかを選択できます。デフォルト値は stop です。(このパラメーターは、構文エラーではなく実行エラーに対する操作を指定します。エラーの状態によっては、 continue 値が無効になる場合があります)。 |
password | ストレージ・アレイのパスワード。パスワードは二重引用符 (" ") で囲みます。 重要 クライアント・タイプが https に設定されている場合、このパラメーターは使用されなくなりました。パスワードはCLIコマンド・スクリプトの実行前に指定する必要があり、スクリプトの実行中は変更できません。 |
performanceMonitorInterval | パフォーマンス・データを収集する頻度。データをキャプチャーするポーリング間隔を整数値 (秒数) で入力します。値の範囲は 3 ~ 3600 秒です。デフォルト値は 5 秒です。 重要 クライアント・タイプが https に設定されている場合、このパラメーターは使用されなくなりました。デフォルトの間隔を変更するには、代わりに影響を受ける個々のコマンドでこのパラメーターを使用します。このコマンドは save storageArray performanceStats および show drive performanceStats です。 |
performanceMonitorIterations | キャプチャーするサンプルの数。整数値を入力します。キャプチャーするサンプルの範囲は、 1 ~ 3600 です。デフォルト値は 5 です。 重要 クライアント・タイプが https に設定されている場合、このパラメーターは使用されなくなりました。デフォルトの間隔を変更するには、代わりに影響を受ける個々のコマンドでこのパラメーターを使用します。このコマンドは save storageArray performanceStats および show drive performanceStats です。 |
注記
このコマンドには、オプションのパラメーターを 1 つ以上指定できます。
パスワードは、管理ドメイン内の各ストレージ・アレイに保存されます。事前に設定されていない場合は、パスワードは不要です。パスワードは、最大 30 文字の英数字を任意に組み合わせて指定できます。( set storageArray コマンドを使用して、ストレージ・アレイ・パスワードを定義できます)。
指定したポーリング間隔とサンプル数は、セッションを終了するまで有効です。セッションを終了すると、ポーリング間隔とサンプル数はデフォルト値に戻ります。
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