メインコンテンツまでスキップ

このエクスプレス方式を使用するかどうかの判断

ストレージ・アレイの取り付けおよび ThinkSystem System Manager のアクセスのエクスプレス方式は、DE シリーズ・ストレージ・システムにスタンドアロン VMware ホストをセットアップする際に適切です。これは、最小限の判断数でできるだけ迅速にストレージ・システムを立ち上げて実行するよう設計されています。

エクスプレス方式には、以下のステップが含まれています。
  1. 以下の通信環境のいずれかをセットアップ:
    • Fibre Channel (FC)

    • iSCSI

    • SAS

  2. ストレージ・アレイで複数のボリュームを作成し、各ボリュームに論理装置番号 (LUN) を割り当てる方法で論理ボリュームを作成します。

  3. ボリュームの LUN をデータ・ホストから利用できるようにします。

このガイドは、次の前提条件に基づいています。

コンポーネント前提条件
ハードウェア
  • コントローラー・シェルフに付属している「インストールとセットアップの手順」を使用して、ハードウェアを取り付けました。
  • オプションのドライブ・シェルフとアレイ・コントローラーをケーブルで接続しました。
  • ストレージ・アレイの電源をオンにしました。
  • その他のすべてのハードウェア (管理ステーションやスイッチなど) を取り付け、必要な接続を確立します。
ホスト
  • ストレージ・アレイとデータ・ホストを接続しました。
  • ホスト・オペレーティング・システムをインストールしました。
  • Windows を仮想化ゲストとして使用していません。
  • SAN からブートするために (I/O 接続した) データ・ホストを使用する構成を採用していません。
ストレージ管理ステーション
  • 1 Gbps 以上の高速な管理ネットワークを使用しています。
  • (I/O 接続した) データ・ホストとは別のステーションを使用して管理を行っています。
  • ストレージ管理ステーションが、コントローラーへのイーサネット接続を使用してストレージ・アレイにコマンドを送信するアウト・オブ・バンド管理を使用しています。
  • 管理ステーションを、ストレージ管理ポートと同じサブネットに接続しています。
IP アドレス指定
  • DHCP サーバーをインストールし、構成しました。

  • 管理ステーションとストレージ・アレイの間で、まだイーサネット接続を確立していません
ストレージのプロビジョニング
  • 共有ボリュームを使用しない予定です。
  • ボリューム・グループではなくプールを作成する予定です。
プロトコル: FC
  • 既にホスト側の FC 接続すべてを確立し、スイッチ・ゾーニングをアクティブにしました。
  • Lenovo がサポートする FC HBA およびスイッチを使用しています。
  • DE シリーズ製品のサポート・サイト相互運用性マトリックスに掲載されているバージョンの FC HBA ドライバーを使用しています。
プロトコル: iSCSI
  • iSCSI トラフィックを転送できるイーサネット・スイッチを使用しています。
  • iSCSI に関するベンダーの推奨事項に従って、イーサネット・スイッチを既に構成しました。
プロトコル: SAS
  • Lenovo がサポートする SAS HBA を使用しています。
  • DE シリーズ製品のサポート・サイト相互運用性マトリックスに掲載されているバージョンの SAS HBA ドライバーを使用しています。