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コントローラーをオンラインにする

コントローラーをオンラインにして、ストレージ・アレイが正しく動作していることを確認します。その後、サポート・データを収集して、操作を再開できます。

コントローラーがお使いのストレージ・アレイに 2 つある場合のみ、このタスクを実行します。

  1. コントローラー起動時に、コントローラー LED および 7 セグメント・ディスプレイを確認します。
    コントローラー・キャニスターの例を示す図。コントローラーのホスト・ポートのタイプや数は異なる場合があります。
    他のコントローラーとの通信が再確立された場合:
    • 7 セグメント・ディスプレイに、OSOL 表示なし の繰り返しシーケンスが表示され、コントローラーがオフラインであることを示します。
    • オレンジ色の注意 LED が点灯したままになります。
    • ホスト・リンク LED がホスト・インターフェースに応じて点灯、点滅、または消灯します。
    注意 LED (オレンジ色) 7 セグメント・ディスプレイ
    ホスト・リンク LED 
  2. ThinkSystem System Manager または SMcli ツールを使用して、コントローラーをオンラインにします。
      1. 「ハードウェア」を選択します。
      2. 図にドライブが表示されている場合は、「シェルフの背面を表示」を選択します。
      3. オンラインにするコントローラーを選択します。
      4. コンテキスト・メニューから、「オンラインにする」を選択して、操作を実行することを確認します。

      システムでコントローラーがオンラインになります。

      1. ThinkSystem System Manager から SMcli をダウンロードし、SMcli コマンドの実行環境をセットアップします。
      2. 次のいずれかの SMCli コマンドを実行します:
        For controller A: set controller [a] availability=online;

        For controller B: set controller [b] availability=online;

  3. コントローラーの 7 セグメント・ディスプレイのコードが「オンライン」に復帰したことを確認します。このディスプレイで次の繰り返しシーケンスのいずれかが表示される場合は、コントローラーをすぐに取り外します。
    • OEL0 何も表示されない (コントローラーの不一致)
    • OEL6 何も表示されない (サポートされない HIC)
    重要
    データ・アクセスが失われる可能性 – 取り付けた直後のコントローラがこれらのコードのいずれかを示し、もう 1 つのコントローラーが何らかの理由でリセットされた場合は、2 番目のコントローラーもロック・ダウンされた可能性があります。
  4. コントローラーがオンラインに復帰したときに、ステータスが「最適」であることを確認し、コントローラー・シェルフの注意 LED を確認します。

    ステータスが「最適」ではない場合、または注意 LED のいずれかが点灯している場合、すべてのケーブルが正しく取り付けられており、HIC およびコントローラー・キャニスターが正しく取り付けられていることを確認します。必要に応じて、コントローラー・キャニスターおよび HIC を取り外して再取り付けします。

    問題を解決できない場合は、テクニカル・サポートに連絡してください。
  5. ThinkSystem System Manager を使用し、ストレージ・アレイに関するサポート・データを収集します。
    1. 「サポート」 > 「サポート・センター」 > 「診断」の順に選択します。
    2. サポート・データの収集」を選択します。
    3. 収集」をクリックします。

    ブラウザーのダウンロード・フォルダーに support-data.7z という名前でファイルが保存されます。

  6. 障害が起きた部品の返却を求められた場合は、すべての梱包の指示に従って、提供される梱包材を使用してください。
通常の操作を再開する前に、以下のステップを実行したことを確認します。
  • iSCSI HIC の追加または交換の場合:
    1. iSCSI SFP またはデュアル・プロトコル SFP が取り付けられていることを確認します。

    2. ケーブルを SFP に接続し、正しい iSCSI スイッチまたはホストに接続されていることを確認します。

    3. ホストの電源をオンにします。

    4. ISCSI ホストを構成します。

    5. ホスト・パーティションを編集して、iSCSI ホスト・ポート ID を更新します。

    6. 新しい iSCSI ホストがリブートした後、ホストで該当する手順を使用して、ボリュームを登録してオペレーティング・システムで使用できるようにします。

  • FC HIC の追加または交換の場合:
    1. FC SFP またはデュアル・プロトコル SFP が取り付けられていることを確認します。

    2. ケーブルを SFP に接続し、正しい FC スイッチまたはホストに接続されていることを確認します。

    3. ホストの電源をオンにします。

    4. FC ホストを構成します。

    5. ホスト・パーティションを編集して、FC ホスト・ポート ID を更新します。

    6. 新しい FC ホストがリブートした後、ホストで該当する手順を使用して、ボリュームを登録してオペレーティング・システムで使用できるようにします。お使いのオペレーティング・システムに応じて、2 つのユーティリティーがストレージ管理ソフトウェアに含まれています (hot_add および SMdevices)。これらのユーティリティーは、ホストとボリュームを登録してボリュームに対して適用できるデバイス名を表示するのにも役立ちます。

    7. オペレーティング・システムとともに提供される特定のツールとオプションを使用して、ボリュームを使用可能な状態にしなければならない場合があります (ドライブ文字の割り当て、マウント・ポイントの作成)。詳細については、お使いのホスト・オペレーティング・システムの資料を参照してください。