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Snapshotストレージの概要

Snapshot機能は、copy-on-write(COW)テクノロジを使用してSnapshotイメージを保存し、割り当てられたリザーブ容量を使用します。

Snapshotが作成される際、Snapshot機能はイメージ データを次のように格納します。
  • Snapshotイメージが作成された時点では、Snapshotイメージはベース ボリュームと完全に一致します。Snapshot機能はcopy-on-writeテクノロジを使用します。Snapshotの作成後、ベース ボリューム上のブロックまたはブロック セットに対して最初の書き込みが行われると、新しいデータをベース ボリュームに書き込まれる前に元のデータがリザーブ容量にコピーされます。

  • 以降のSnapshotには変更されたデータ ブロックのみが含まれます。ベース ボリュームのデータが上書きされる前に、Snapshot機能は、copy-on-writeテクノロジを使用して影響を受けるセクターの必要なイメージをSnapshotのリザーブ容量に保存します。



    1 ベース・ボリューム (物理ディスク容量)
    2 スナップショット (論理ディスク容量)
    3 予約済み容量 (物理ディスク容量)
  • リザーブ容量には、ベース ボリューム上でSnapshotの作成後に変更された部分の変更前のデータ ブロックと、変更を追跡するためのインデックスが保存されます。通常、予約済み容量のサイズは、デフォルトでベース・ボリュームの 40% に設定されます(さらに予約済み容量が必要な場合、予約済み容量を増やすことができます)。

  • Snapshotイメージは、タイムスタンプに基づいて特定の順序で格納されます。手動で削除できるのは、ベース ボリュームの最も古いSnapshotイメージのみです。

ベース ボリュームにデータをリストアするには、SnapshotボリュームまたはSnapshotイメージを使用できます。
  • Snapshotボリューム — 削除したファイルを復元する必要がある場合は、既知の有効なSnapshotイメージからSnapshotボリュームを作成して、ホストに割り当てます。
  • Snapshotイメージ — ベース ボリュームをある時点の状態にリストアする必要がある場合は、以前のSnapshotイメージを使用してデータをベース ボリュームにロールバックします。