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SnapshotスケジュールとSnapshot整合性グループ

Snapshotイメージの収集スケジュールを使用し、Snapshot整合性グループを使用して複数のベース ボリュームを管理します。

ベース ボリュームのSnapshot処理を簡単に管理するために、次の機能を使用できます。

  • Snapshotスケジュール – 1個のベース ボリュームのSnapshotを自動的に作成します。
  • Snapshot整合性グループ – 複数のベース ボリュームを1つのエンティティとして管理します。

Snapshotスケジュール

ベース ボリュームのSnapshotを自動的に作成する場合は、スケジュールを作成できます。たとえば、毎月第1土曜日の午前0時にSnapshotイメージを作成するスケジュールを定義できます。任意の日時を指定することもできます。1つのスケジュールにつき最大32個のSnapshotに達すると、スケジュールされたSnapshotを一時停止して追加のリザーブ容量を作成したり、Snapshotを削除したりできます。Snapshotを手動で削除することも、削除プロセスを自動化することもできます。Snapshotイメージが削除されたら、追加のリザーブ容量を再利用できます。

Snapshot整合性グループ

複数のボリュームで同時にSnapshotイメージが作成されるようにする場合は、Snapshot整合性グループを作成します。Snapshotイメージの操作がSnapshot整合性グループに対してまとめて実行されます。たとえば、タイムスタンプが同じすべてのボリュームの同期されたSnapshotのスケジュールを設定できます。Snapshot整合性グループは、複数のボリュームにまたがるアプリケーションに最適です(あるボリュームにログを格納して別のボリュームにデータベース ファイルを格納するデータベース アプリケーションなど)。

Snapshot整合性グループに含まれるボリュームはメンバー ボリュームと呼ばれます。整合性グループにボリュームを追加する場合は、そのメンバー ボリュームに対応する新しいリザーブ容量がSystem Managerによって自動的に作成されます。各メンバー ボリュームのSnapshotイメージを自動的に作成するスケジュールを定義できます。



1 予約済み容量。
2 メンバー・ボリューム。
3 整合性グループのスナップショット・イメージ。