ベース ボリューム、リザーブ容量、およびSnapshotグループ
ベース ボリュームは、Snapshotイメージのソースとして使用されるボリュームです。シック ボリュームまたはシン ボリュームをベース ボリュームとして使用できます。ベース ボリュームはプールまたはボリューム グループに配置できます。
または、Snapshotの定期的なスケジュールを定義することでプロセスを自動化できます。ベース ボリュームのSnapshotを作成するために、インスタント イメージをいつでも作成できます。
次の図は、Snapshotオブジェクトとベース ボリュームの関係を示しています。

1 ベース・ボリューム。 |
2 グループ内のスナップショット・オブジェクト (イメージと予約済み容量)。 |
3 スナップショット・グループ用の予約済み容量。 |
リザーブ容量とSnapshotグループ
System Managerでは、SnapshotイメージをSnapshotグループに編成します。System Managerは、Snapshotグループの確立の際に、グループのSnapshotイメージを保持し、追加のSnapshotに対する以降の変更を追跡するための関連リザーブ容量を自動的に作成します。
ベース ボリュームがボリューム グループに含まれている場合、リザーブ容量はプールまたはボリューム グループに配置できます。ベース ボリュームがプールに含まれている場合、リザーブ容量はベース ボリュームと同じプールに配置できます。
Snapshotグループに対するユーザの操作は必要ありませんが、Snapshotグループではリザーブ容量をいつでも調整できます。また、以下の条件を満たす場合は、リザーブ容量の作成を求められることがあります。
まだスナップショット・グループがないベース・ボリュームのスナップショットを取得すると必ず、
System Manager により自動的にスナップショット・グループが作成されます。この操作では、以降のSnapshotイメージの格納に使用するベース ボリュームのリザーブ容量も作成されます。ベース・ボリュームのスナップショット・スケジュールを作成すると必ず、
System Manager により自動的にスナップショット・グループが作成されます。
自動削除
Snapshotを使用する場合は、デフォルト オプションを使用して自動削除を有効にしてください。Snapshotグループの制限値である32個のイメージに達すると、自動削除によって最も古いSnapshotイメージが自動的に削除されます。自動削除を無効にすると、最終的にはSnapshotグループの制限値を超えるため、Snapshotグループの設定とリザーブ容量の管理を手動で行わなければならなくなります。