iSCSIセッションの表示
ストレージ アレイへのiSCSI接続に関する詳細情報を表示できます。 iSCSI セッションは、非同期ミラー関係にあるホストまたはリモート・ストレージ・アレイとの間で確立できます。
- サポート > サポート・センター > 診断タブの順に選択します。
- [iSCSI セッションの表示 / 終了]を選択します。現在の iSCSI セッションのリストが表示されます。
- オプション: 特定の iSCSI セッションに関する追加情報を表示するには、セッションを選択して「詳細の表示」をクリックします。
IPv4、IPv6、またはその両方を、自動または手動で設定します。
項目 説明 セッション識別子 (SSID) iSCSI イニシエーターと iSCSI ターゲット間のセッションを識別する 16 進数文字列。SSID は ISID と TPGT で構成されています。 イニシエーター・セッション ID (ISID) セッション識別子のイニシエーター部分。イニシエーターは、ログイン中に ISID を指定します。 ターゲット・ポータル・グループ iSCSI ターゲット。 ターゲット・ポータル・グループ・タグ (TPGT) セッション識別子のターゲット部分。iSCSI ターゲット・ポータル・グループの 16 ビット数値識別子。 イニシエーター iSCSI 名 イニシエーターの全世界で固有の名前。 イニシエーター iSCSI ラベル System Manager で設定されたユーザー・ラベル。 イニシエーター iSCSI エイリアス iSCSI ノードにも関連付けることができる名前。エイリアスを使用すると、組織はわかりやすい文字列を iSCSI 名に関連付けることができます。ただし、エイリアスは iSCSI 名の代わりにはなりません。イニシエーター iSCSI エイリアスは、ホストでのみ設定することができます。System Manager では設定できません。 ホスト 入力および出力をストレージ・アレイに送信するサーバー。 接続 ID (CID) イニシエーターとターゲットの間におけるセッション内の接続の一意の名前。イニシエーターは、この ID を生成し、ログイン要求時にターゲットに提示します。接続 ID は、ログアウトして接続をクローズするときにも提示されます。 イーサネット・ポート識別子 接続に関連付けられているコントローラー・ポート。 イニシエーター IP アドレス イニシエーターの IP アドレス。 ネゴシエーションされたログイン・パラメーター iSCSI セッションのログイン時に処理されるパラメーター。 認証方式 iSCSI ネットワークにアクセスするユーザーを認証する手法。有効な値は、「CHAP」および「なし」です。 ヘッダー・ダイジェスト方式 iSCSI セッションの使用可能なヘッダー値を示す手法。HeaderDigest および DataDigest は、「なし」または「CRC32C」にすることができます。どちらもデフォルト値は「なし」です。 データ・ダイジェスト方式 iSCSI セッションの使用可能なデータ値を示す手法。HeaderDigest および DataDigest は、「なし」または「CRC32C」にすることができます。どちらもデフォルト値は「なし」です。 接続の最大数 iSCSI セッションに対して許可される接続の最大数。接続の最大数は 1 ~ 4 にすることができます。デフォルト値は「1」です。 ターゲット・エイリアス ターゲットに関連付けられたラベル。 イニシエーター・エイリアス イニシエーターに関連付けられたラベル。 ターゲット IP アドレス iSCSI セッションのターゲットの IP アドレス。DNS 名はサポートされていません。 初期 R2T 初期転送準備完了状態です。ステータスは、「はい」または「いいえ」のいずれかです。 最大バースト長 この iSCSI セッションの最大 SCSI ペイロード (バイト)。最大バースト・サイズは、512 ~ 262,144 (256 KB) です。デフォルト値は「262,144 (256 KB)」です。 1 回目のバーストの長さ この iSCSI セッションの未承諾データの SCSI ペイロード (バイト)。1 回目のバースト・サイズは、512 ~ 131,072 (128 KB) です。デフォルト値は「65,536 (64 KB)」です。 デフォルトの待機時間 接続終了または接続リセットの後に接続を試行するまでに待機する最小秒数。デフォルトの待機時間の値は 0 ~ 3600 にすることができます。デフォルトでは「2」です。 デフォルトの保持時間 接続終了または接続リセットの後も引き続き接続が可能な最大秒数。デフォルトの保持時間の値は 0 ~ 3600 にすることができます。デフォルト値は「20」です。 最大未処理 R2T この iSCSI セッションに対する未解決の「転送準備完了」の最大数。未処理の転送準備完了の最大値は 1 ~ 16 にすることができます。デフォルト値は「1」です。 エラー・リカバリー・レベル この iSCSI セッションのエラー・リカバリーのレベル。エラー・リカバリー・レベル値は、常に「0」に設定されます。 受信データ・セグメントの最大長 イニシエーターまたはターゲットが iSCSI ペイロード・データ・ユニット (PDU) で受信できるデータの最大量。 ターゲット名 ターゲットの正式名 (エイリアスではありません)。iqn 形式のターゲット名。 イニシエーター名 イニシエーターの正式名 (エイリアスではありません)。iqn 形式または eui 形式のいずれかを使用するイニシエーター名。 - オプション: レポートをファイルに保存するには、「保存」をクリックします。ブラウザのDownloadsフォルダにファイル(ファイル名:iscsi-session-connections.txt)が保存されます。
フィードバックを送る